User Manual
Yamaha Sound System Simulator Y-S
3
取扱説明書 V3.1
40
Auto Tuning 前
Auto Tuning 後
調整方法について
• スピーカーの条件はアレイスピーカーごとに設定されます。
• スピーカーの角度(Pan、Tilt、Splay Angle)は、ユーザーが選んだ受音面上のアレイスピーカーのサービス領
域内の音圧レベルの標準偏差が最小になるように設定されます。
• アレイスピーカーを構成する各スピーカーのターゲットポイントすべてが、選択したカバー領域内にあるときの
み、適切な角度が算出されます。
• 各スピーカーの EQ およびシステムアッテネート値は、アレイスピーカーを構成する各スピーカーのターゲットポ
イントにおいて、その周波数特性がフラットかつユーザーが設定する必要音圧レベルに近づくように設定されま
す。(注 1:このとき軸点での音圧レベルはエネルギー加算により計算されるため、干渉による peak および dips
は補正されません。注 2:ディレイは自動的に調整されません。ディレイ値はすべて 0ms に設定されます。)
• インプットレベル設定では、要求されている SPL を参照しながら、各スピーカーに必要な出力を設定します。次
にアッテネーションレベルを設定し、ひとつのアレイスピーカー内のスピーカー間のパワーの差異を調整します。
最後に必要な出力とアンプのゲインから入力信号のレベルを設定します。