User Manual

MOTIFXFExtension取扱説明書 5
読み込むソングについて
ファイルとプロジェクトについて
み込みの対象は、MOTIFXF6/7/8の「All」タイプのファイル(拡張子:X3A)だけです。ソングデータで使用されている
ウェーブフォームがフラッシュメモリーエクスパンションモジュール(FL512M/FL1024M)に保存されている場合、必ず
FL1/FL2を「withsample」に設定してかAllファイルをセーブしてください。「withoutsample」でセーブされAll
ファイルを読み込んでも、ソングのサウンドが再現されません。
ングの読み込みで作られたプロジェクトのサンプリング周波数は44.1kHzになります。したがって、MOTIFXF6/7/8
がソングモードでサンプリング周波数=44.1kHz以外でサンプリングされたサンプルボイスは、ソング読み込み後のプロ
ジェクトで、正しいピッチで鳴りません。サンプルボイスを含むソングをCubase に読み込みたい場合は、MOTIFXF6/7/
8がソングモードでのサンプリング時の周波数を44.1kHzに設定してください。
MIDIトラックについて
•MOTIFXF6/7/8ソングのMIDIトラックは、そのままMIDIトラックとしてCubaseプロジェクトに読み込まれます。
トラックに設定されているMIDI送信チャンネル設定も、そのまま引き継がれます
ーザーウェーブフォーム(ソングモード以外のモードでのサンプリングで作られたもの)を使ったボイスで録音されたト
ラック、つまりサンプルボイスを使っていないトラックは、MIDIトラックとして読み込まれます。
•MOTIFXF
6/7/8ソングのミキシング設定は読み込み対象にはなりませんので、ボリュームやパンは「オフ」に設定され
た状態でプロジェクトに読み込まれます。
オーディオトラックについて
•MOTIFXF6/7/8ソングのオーディオトラック(サンプルボイスを呼び出すプログラムチェンジが記録されているトラッ
)は、そのままオーディオトラックとしてCubaseロジェクトに読み込まれます。
キシング設定は読み込み対象にならないので、ボリュームは0dB、パンはセンター、EQはフラットに設定された状態で
プロジェクトに読み込まれます。
「全てのメディアファイルを読み込み」にチェックを入れていない場合、サンプルボイスのウェーブフォームを構成するサン
プル(波形)のうち、実際にソングトラックに録音されているノートナンバーが所属するキーバンクのサンプルだけが、プロ
ジェクトへの読み込み対象となります。ソングトラックで使われているサンプルボイスの全サンプル(波形)を読み込みたい
場合は、「全てのメディアファイルを読み込み」にチェックを入れてください。
その他
ングの読み込みでは、MOTIFXF6/7/8ソングのトラックに録音されたデータだけが対象になります。ミキシング設定
はプロジェクトに読み込まれないので、ご注意ください。ミキシング設定を反映させたい場合は、MOTIFXFエディター
VSTを使用しますCubase 上からMOTIFXFエディター VSTを起動し、MOTIFXFエディター VSTから「All」ァイル
(拡張子:X3A)を呼び出すと、ソング指定を促すメッセージが表示されます。ここで、プロジェクトに読み込んだのと同じ
ソングを指定すると、ミキシング設定がMOTIFXFエディター VST上に読み込まれます。続いて、MOTIFXFエディター
VST上でSync機能を実行すると、指定したソングのミキシング設定がMOTIFXF6/7/8 本体に反映されるので、Cubase
を再生させたときにオリジナルソングのサウンドが正しく再現されます。
ターンデータやアルペジオデータは読み込まれません。
み込んだソングをMOTIFXF6/7/8に戻すことはできません。