User Manual

MTX3/MTX5-D/MRX7-D/XMVシリーズ/EXi8/EXo8リモートコントロールプロトコル仕様書 V3.2.0 11
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4. コマンドシーケンス
実際にリモートコントロールをする際の処理例を示す。
コントローラー側から見た場合、リモートコントロールをするためには大まかに下図のようなフェーズが存在する。
また、通常処理の状態では、コントローラー側の仕様によって各種コマンドを組み合わせてリモートコントロールを実現する。
起動処理
通信開始
機器の起動待ち (devstatus)
通常処理時の具体的な処理内容
ユーザーによる
操作子の操作を検知
パラメーター操作子を操作
スナップショットまたはプリセットを操作
set
setn
sett
setr
ssrecall など
操作に応じて
要求コマンドを通知
初期設定
MTX 外部制御プロトコル動作モード設定
(scpmode)
パラメーターシンクロ (get, set, など )
通常処理
操作子の操作検知
機器側からの通知受信
ユーザー操作による
情報取得トリガ発生
プリセットリストを表示
機器の詳細情報を表示
sscurrent
ssnum
ssinfo
devinfo など
必要な情報に応じて
要求コマンドを通知
メーター表示が必要となった mtrstart
定期的に要求
OK
OKm
NOTIFY
操作子 表示器の
位置変更
表示変更
各種イベントに応じて
パラメーターシンクロ
各種イベント処理
通知の種類に応じて
反映処理を駆動
コントローラーの設計者は、上図の青色の部分を設計・実装する必要がある。
各処理の具体的なシーケンスについては、下記に示す。