User Manual
Table Of Contents
- 表紙
- Amp Editorとは
- ご注意
- 目次
- 第1章 操作の前に
- 第2章 Amp Editorの概要
- 第3章 セットアップ
- 第4章 Amp Editorの基本操作例
- 第5章 メインパネルウィンドウ
- 各部の名称と機能
- メインパネルウィンドウのメニュー
- Preferences
- Event Log
- Device Information
- Scene Manager
- Alert Setup
- Word Clock(TXnのみ)
- Speaker Processor Library Manager(TXnのみ)
- Clock
- Language(TXnのみ)
- GPI(ACD1のみ)
- Utility
- IP Address
- IP Control Port No.
- Firmware Update(本体ファームウェアのアップデート)
- Scene Link Manager(XMV以外)
- Network Setup
- Synchronization(機器との同期)
- Custom Control Panel Manager
- System View Creator
- Speaker Processor Library Converter
- 第6章 Tree Viewウィンドウ
- 第7章 Detail Viewウィンドウ
- 第8章 Device Propertiesウィンドウ
- 第9章 Signal Path Viewウィンドウ (TXnのみ)
- 第10章 コンポーネントエディター(TXnのみ)
- 第11章 カスタムコントロールパネル
- 資料
第10章 コンポーネントエディター (TXnのみ)
AmpEditor 取扱説明書
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パラメーターリンク/コンポーネントリンク
■ パラメーターリンク/コンポーネントリンクとは
同種のパラメーター (コンポーネントの操作子)をグループにして、パラメーターをリンクできます。
これを「パラメーターリンク」と呼びます。パラメーターリンクグループに含まれるパラメーターの
1つを変更すると、同じパラメーターリンクグループのパラメーターが同様に変化します。
パラメーターリンクと同様に、同種のコンポーネントをグループにして、コンポーネント単位でパラ
メーターをリンクできます。これを「コンポーネントリンク」と呼びます。
パラメーターリンク/コンポーネントリンクには、それぞれグローバルリンクとローカルリンクの2
種類があります(パラメーターリンク/コンポーネントリンクと組み合わせると、合わせて4種類に
なります)。グローバルリンクはワークスペース内のアンプのパラメーター /コンポーネント、ロー
カルリンクは1台のアンプに含まれるパラメーター /コンポーネントをリンクします。グローバルリ
ンクはAmpEditor上だけで有効なリンクで、ローカルリンクはアンプ本体のパネル操作にも有効な
リンクです。
コンポーネントエディターおよびカスタムコントロールパネルでは、パラメーターリンクのグループ
作成、グループへのパラメーターの追加ができます。「ParameterLink」ダイアログボックスでは、
パラメーターリンク/コンポーネントリンクの状態を確認したり、編集したりします。
■ グローバルリンク/ローカルリンクの特徴
グローバルリンク/ローカルリンクの特徴および使用用途は以下のとおりです。
● グローバルリンク
ワークスペース内の複数のアンプで動作するリンクです。
・大規模設備など、多くのアンプをAmpEditorから一括でモニター /コントロールしたい場合
などに使用します。
・AmpEditorから操作したときだけ、リンクして動作します。アンプ本体のパネルで操作した
り外部機器からリモートコントロールで操作したときは、リンクしません。
・リンク設定はプロジェクトに保存されるので、シーンごとに切り替えることはできません。
● ローカルリンク
1台のアンプの中だけで動作するリンクです。
・チャンネルA/Bを常にステレオ連動させたい場合などに使用します。
・AmpEditorから操作したときも、アンプ本体のパネルで操作したり外部機器からリモートコ
ントロールで操作したときも、常にリンクして動作します。
・リンク設定はシーンメモリーに保存されるので、シーンごとに設定を切り替えることができ
ます。