User Manual
Table Of Contents
- 表紙
- Amp Editorとは
- ご注意
- 目次
- 第1章 操作の前に
- 第2章 Amp Editorの概要
- 第3章 セットアップ
- 第4章 Amp Editorの基本操作例
- 第5章 メインパネルウィンドウ
- 各部の名称と機能
- メインパネルウィンドウのメニュー
- Preferences
- Event Log
- Device Information
- Scene Manager
- Alert Setup
- Word Clock(TXnのみ)
- Speaker Processor Library Manager(TXnのみ)
- Clock
- Language(TXnのみ)
- GPI(ACD1のみ)
- Utility
- IP Address
- IP Control Port No.
- Firmware Update(本体ファームウェアのアップデート)
- Scene Link Manager(XMV以外)
- Network Setup
- Synchronization(機器との同期)
- Custom Control Panel Manager
- System View Creator
- Speaker Processor Library Converter
- 第6章 Tree Viewウィンドウ
- 第7章 Detail Viewウィンドウ
- 第8章 Device Propertiesウィンドウ
- 第9章 Signal Path Viewウィンドウ (TXnのみ)
- 第10章 コンポーネントエディター(TXnのみ)
- 第11章 カスタムコントロールパネル
- 資料
第10章 コンポーネントエディター (TXnのみ)
AmpEditor 取扱説明書
171
APF(AllPassFilter)
すべての周波数範囲の信号を通過させ位相だけを変化させるフィルターです。主にクロスオー
バー帯域での位相整合のために使用します。APF1stでは、設定した周波数において位相が
90°回転し、全帯域で見ると0°から180°まで回転します。APF2stでは、設定した周波
数において位相が180°回転し、全帯域で見ると0°から360°まで回転します。APF2nd
はQの設定が可能です。
HornEQ
CD(ConstantDirectivity:定指向性)ホーンスピーカーは、高域のレベルがロールオフする
特性を持ちます。HornEQは、この特性を補正するイコライザーです。そのためGainは0dB
以上、Frequencyは500Hz以上に限定されています。
■ Delay(ディレイ)
信号の遅延を設定します。遅延時間は、ミリ秒、サンプル、メートル、フィートで指定できます。入
力部とSpeakerProcessor部の2箇所にあります。
・ DelayScaleはパラメーターリンクに対応していません。
パラメーター 設定範囲 機能
q
Delay
ms:0〜500
(入力部は0〜1,300)
SAMPLE:サンプリング周波
数によって異なります。
METER:0〜171.8
(入力部は0〜446.7)
FEET:0〜563.6
(入力部は0〜1465.4)
ディレイタイムを設定します。
エディットボックスが2つあり、上段はミリ秒、下
段は[DelayScale]で選択した単位で表示されま
す。
w
ON On/Off ディレイをオン/オフします。
e
DelayScale
ms
SAMPLE
METER
FEET
ディレイタイムの設定単位を選択します。選択され
ているボタンが点灯し、[Delay]の下段のエディッ
トボックスの単位が変わります。
e
q
w
NOTE