User Manual
Dante Controller ユーザーガイド
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です。(リンクはフルデュプレックス動作をしています)
リンクが 1Gbps で動作していることを示します。
リンクが 100Mbps で動作していることを示します。
リンクが接続されていないか、エラーがあることを示します。
IP アドレスは N/A となり、Tc と Rx の使用率は 0kbps になります。
Clear Counters (カウンターのリセット): このボタンを押すと機器のパケットエラー履歴が消去されます。
Secondary Interface (セカンダリーインターフェース)
上述のプライマリーインターフェースと同じ情報をセカンダリーインターフェースについて表示します。
注: セカンダリーネットワークインターフェースは機器がリダンダンシーに対応している場合にのみ表示されます。
Latency タブ
対応機器では Latency タブで機器がサブスクリプションされている先の各送信機器のオーディオパケットレイシーのヒスト
グラムを表示します
レンテンシーモニタリング対応機器の種類
Dante Controller では最新の Brooklyn II、PCIe と Ultimo 機器がレイテンシーモニタリングに対応します。
Device Info の機器タイブがチェックできます。
レイテンシーとパケットロスについて
レイテンシーは、信号が送信機からネットワークを介して(潜在的に複数のスイッチを通って)受信機に到達するまでにオ
ーディオパケット間に生じる遅れを図るために使用されます。
受信機のレイテンシー設定が過小だと、再生されるべきオーディオパケットが送信機から受信機に到達する時間が少な
すぎます。この問題が発生した場合、受信機はパケットを消失します(つまり、パケットが受信機に”乗り遅れる”ため消
失しまいます)。
パケットロスは音切れにつながるので、全ての受信機がパケットロスを防止するために十分な高さにレイテンシーを設定す
ることが重要です・
しかし、機器のレイテンシーの設定を過大にすると、低レンテンシーアプリケーション(例えば、ボーカルを録音するときのリ
アルタイムモニタリング)に影響することもあるので、低いレイテンシーとオーディオ全体のバランスに注意が必要です。
Latency タブは以下の点を確認することもできます。
・ レイテンシーが過小に設定されているため、パケットを消失している機器