User Manual

6
XP7000/XP5000/XP3500/XP2500/XP1000
取扱説明書
各部の名称と機能
フロントパネル
1
POWER スイッチ / インジケーター
本機の電源をオン / オフするスイッチです。
スイッチを押し込んでオンにすると POWER/
STANDBY のインジケーターが緑色に点灯しま
す。STANDBY のときはオレンジ色に点灯しま
す。
2
TEMP インジケーター
ヒートシンクの温度が摂氏 85 度を超えると、イ
ンジケーターが赤色に点灯します。
3
PROTECTION インジケーター
プロテクション ( 保護 ) 回路が作動しているとき
に点灯します。点灯中は、アンプとスピーカーシ
ステムが切り離された状態になって、スピーカー
から音は出ません。
保護回路が作動するのは以下の場合です。
アンプの電源を入れた場合:
電源を入れてからアンプが動作しはじめるまで
の約 3 秒間は、保護回路がはたらきます。
約3秒経つと自動的に保護は解除され、アンプ
は正常動作に入ります。
アンプの出力段に DC 電圧が発生した場合:
XP7000/5000: 電源がシャットダウンされます。
(この場合インジケーターは点灯しません)
XP3500/2500/1000: 原因が取り除かれて、DC
圧がなくなると、自動的にアンプは正常動作に
戻ります。
アンプが過熱した場合:
本書巻頭の「安全上のご注意」にしたがって通
風状態を調べ放熱対策をしてください。アンプ
が冷えると正常動作に戻ります。
4
CLIP インジケーター
出力信号の歪率が約 1 % を超えると、インジケー
ターが赤く点灯します。アンプに過大入力が加わ
り、クリップしていることを示します。
5
SIGNAL インジケーター
出力レベルが 2 Vrms を超えると、インジケー
ターが緑色に点灯します (8 Ω 負荷時 1/2 W、4 Ω
負荷時 1 W 以上で点灯します )
6
ボリューム
−∞ dB から 0 dB まで、31 段階の音量調節ができます。
* 音量の設定を固定したいときは、付属のセキュリ
ティカバーを取り付けて、ボリュームを保護します。
●セキュリティーカバー取り付け手順
(1) 付属の六角レンチで、本体に取り付けられて
いるネジ (4 箇所 ) を取り外します。
(2)
セキュリティーカバーをネジ穴に合わせ、(1)
取り外したネジを使って本体に固定します。
7
吸気口
本機には、前面吸気、後面排気方式の冷却用ファ
ンが装備されています。
ここから吸気が行なわれますので、障害物などで
吸気口をふさぐことのないようにご注意くだい。
* 電源を入れたとき、ファンは作動しません。ファン
はヒートシンクの温度が摂氏 50 度を超えると作動
します。
ファンの回転数は、ヒートシンクの温度に応じて自
動変速します。
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37
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5
* イラストは XP7000 モデルです。
吸気 排気
前面
後面