User Manual

MOTIF XS Version 1.10 新機能
このたび、MOTIF XSではファームウェアのバージョンアップを実施し、いくつかの機能が追加されました。
ここでは、付属の取扱説明書に対して追加または変更となる点についてご説明します。
USB接続可能なASCIIキーボードへの対応
本体のUSB TO DEVICE端子にASCIIキーボードを接続して使用することが可能となりました。テンキーを使用したパラ
メーターの数値入力、ボイス名やソング名、ファイル名などのアルファベットでの入力、ファンクションキーやショート
カットキーによる本体操作などを行なうことができます。
パネルとキーボードのキーコードとの対応表
IEEE 1394 Driverパラメーターの追加
(取扱説明書262ページ)
電源を入れたときに、自動的にファイルを読み込む設定や、表示される
設定を行なう「Auto Load (オートロード)」に、「IEEE1394 Driver」
という項目が追加されました。本体のmLAN端子(MOTIF XS6/7の場
合は別売のmLAN16E2経由)とコンピューターのIEEE1394端子を接
続するときに使用するドライバーを設定します。
設定値:
mLAN、FW
mLAN
AI DriverまたはmLAN Driver/mLAN Toolsを使用するときに選択します。MOTIF
XSを単独でコンピューターに接続する場合、mLAN 対応機器とネットワーク接続す
る場合に設定します。
FW
Yamaha Steinberg FW Driverを使用するときに選択します。Steinberg MR816 CSX/MR816 Xなどの機器と同時にコンピューターに接続
する場合に設定します。
n
Yamaha Steinberg FW Driverを使用する環境でMOTIF XSを使用する際の注意事項などについては、下記のURLをご参照ください。
http://www.yamaha.co.jp/product/syndtm/dl/synth/motifxs/
注意
パラメーターの変更は、ユーティリティーのストア(取扱説明書259ページ)を行なったあとに、本体を再起動することで反映されます。
パラメーターを変更した直後の再起動時は、「Please keep power on」のメッセージが約30秒表示されます。メッセージが表示されている間
は、絶対に電源を切らないでください。次に電源を入れたときに正常に起動しなくなる恐れがあります。
クイックセットアップの設定を一部変更(取扱説明書271ページ)
パフォーマンスモード、ソングモード、パターンモードでクイックセットアップに用意されているプリセットのうち、
セットアップナンバー 3「Recording on computer」の「MIDI Sync (MIDIシンク)」の設定を、従来のバージョンの
「internal (インターナル)」から「auto (オート)」に変更しました。これにより、このプリセットセットアップを選択した
ときは、外部からMIDIクロックが入力された場合は外部クロックに同期し、外部からMIDIクロックが入力されない場合は
内部クロックが自動的に有効になります。
MOTIF XS ASCIIキーボード MOTIF XS ASCIIキーボード
F1〜F6 F1〜F6 STOP End
SF1〜SF6 F7〜F12 PLAY Page Down
INC/YES EDIT Print Screen/Sys Rq
DEC/NO JOB Scroll Lock
EXIT Escape STORE Pause/Break
ENTER Enter UP UP
TOP Insert DOWN DOWN
REWIND Home LEFT LEFT
FORWARD Page Up RIGHT RIGHT
RECORD Delete パネルにはなし テンキー*、アルファベット
MOTIFXS
ASCIIキーボード
USBTODEVICE端子
*テンキー入力に対応するモード
・ソング/パターン プレイ ・ファイル
・ソング/パターン エディット ・ユーティリティー
・ソング/パターン ジョブ ・サンプリング
・ミキシングプレイ ・シーケンサーセットアップ
*一部のパラメーターはテンキー入力に対応していません。