User Manual

ネットワークコンピューターへのログイン名の保存(取扱説明書87ページ)
ファイルモードで、ネットワーク接続されたコンピューターにアクセスする際に必要なユーザーネームとパスワードは、
コンピューターにアクセスするたびに入力が必要でしたが、ユーザーネームをパラメーターとしてMOTIF XS本体に保存
できる仕様が追加されました。これにより、コンピューターへのログイン時に表示されるダイアログにはユーザーネーム
が自動的に表示され、パスワードの入力のみでコンピューターの共有フォルダーへアクセスができるようになりました。
パンチインおよびパンチアウトのコピー機能を追加
(取扱説明書187ページ)
ソングモードのレコードセットアップ画面において、Record Type
(レコードタイプ)を「punch (パンチ)」に設定したときに、ソング
モードのトラックビュー画面で設定したロケーション1/2 (178ペー
ジ)の小節を、それぞれPunch In (パンチイン)とPunch Out (パンチ
アウト)にコピーする機能を追加しました。Record Type (レコード
タイプ)を「punch (パンチ)」に設定すると、[F3]ボタンに「Copy
Loc」が表示されます。[F3]ボタンを押すことでコピーされます。
外部MIDI機器からのプログラムチェンジについて
外部MIDI機器からMIDIデータでMOTIF XSのプログラムチェンジを行なうときは、「バンクセレクトMSB」「バンクセレ
クトLSB」「プログラムチェンジ」の3つのデータを組み合わせて行ないます(MOTIF XS Data List 56ページ)。
従来のバージョンでは、「バンクセレクトMSB」と「バンクセレクトLSB」順序が逆である場合や、両方が揃っていない
MIDIデータを受信した場合はプログラムチェンジを行ないませんでした。今回のバージョンアップにより、それらの場合
でもプログラムチェンジを行なうようになりました。
トラックやパート変更時の発音処理について
ソングモードおよびパターンモードにおいて、鍵盤を押さえたまま選択トラックや選択パートを変更したときに、従来の
バージョンでは本体の鍵盤を押さえて発音している音を止める仕様でしたが、今回のアップデートにより音を止めない仕
様になりました。
Sample Record画面のパラメーター名変更について(取扱説明書164ページ)
今回のバージョンアップにて、サンプルモードのRecord画面にあるパラメーター「Stereo/Mono (ステレオ/モノ)」を
「Mono/Stereo (モノ/ステレオ)」に変更しました。これに伴い、各設定値もそれぞれ「L mono」「R mono」「L+R
mono」に変更しました。
ユーザーネーム
パスワード
U.R.G., Pro Audio & Digital Musical Instrument Division, Yamaha Corporation
© 2009 Yamaha Corporation
WS28090 907MWA0
Printed in Japan