User Manual

 
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ステップ3 パフォーマンスを使いこなせ!

10. [PERFOCONTROL] のランプが点灯している状態で
ナンバー[2]を押してランプを点灯させ、パート2を
選択します。
11.[TONE1]ランプ(①)が点灯していることを確認します。
もし点灯していなければ、[SELECTEDPART(②)を何
度か押して[TONE1]ランプを点灯させます。
12.アルペジオ2または3が鳴っているときに、ノブ1(③)をゆっ
くりと左右に回すと、カットオフが変化してベースの音色
が良い感じに変化します。
ノブ2(④)を少し右に回してレゾナンスを変化させておくと、
ノブ1を回したときのベース音の変化がさらに強調されま
す。いろいろと試してみてください。
気に入ったパフォーマンスを選んで、アルペジオを切り替え
たりカットオフを変更したりするだけで、オリジナルトラッ
ク作成のアイデアがわき出てくるはず。次に紹介するお薦め
パフォーマンスを操作して、MOTIF XSのパフォーマンス機
能をまずは十分に楽しんでください。
パフォーマンスを使って曲作りがしたくなったら、「ステッ
プ4:MOTIFXSで楽曲制作」(P26)にジャンプしましょう
 このパフォーマンスを弾け!!
〜クラブミュージック編〜 
ここからは、クラブミュージック系のお薦めパフォーマンス
を紹介しましょう。MOTIFXSには、すぐに使えるクラブミュー
ジック系のパフォーマンスが多数用意されています。アルペ
ジオを切り替えたり、パートをミュートしたりして、いろい
ろと楽しんでみましょう。すると、オリジナルトラックのア
イデアがきっと浮かんでくるはずです。


ハウス系のパフォーマンス。パート4のアルペジオとホール
ドをONにして、C2とC4の鍵盤を同時に押すと全パートが
鳴る。C2+C4とF2+F4を4小節単位で繰り返すと2コード
のコード進行が出来る。オルガンのフレーズがうるさければ、
コントロールスライダー4を下げて音量を調節しよう。
アルペジオは、8小節ごとにARP2→ARP1→ARP3→
ARP5→ARP4の順番に切り替えよう。その際、8小節目でパー
ト1をミュートすることでフィルを作ると、次のアルペジオ
に自然に移行できる。イントロ部分は、パート1,2をOFF
にした状態でスタートし、4小節ごとにパート1,パート2の
順番でパートをONにするとよい。ナンバー[3]を
てパート3を選択してから [PERFOCONTROL]  がONに
なっている状態で、ノブ2を回してレゾナンスを調節すると、
カットオフの変化が強調されて面白い。


アンビエント系のパフォーマンス。パート2〜4のホールド
をONにしてから、C3を押さえてリズムをスタートする。
B1より低い鍵盤を押さえる度に、ノイズがON/OFFされる。
1小節フィルのARP4〜5をはさみながら、ARP1〜3を順
次切り替えよう。


エレクトリック系のパフォーマンス。最初にC3とF3を2小
節ごとに押さえてウワモノだけを鳴らし、9小節目にC2と
C3を同時に押さえてリズムをスタートさせる。その後、ア
ルペジオ1〜4を順次切り替えよう。 さらに、 ナンバー

を押してパート3を選択してから
NTROL]
がONになっている状態で、ノブ1/2でカットオフやレゾナ
ンスをゆっくりとコントロールすると変化が楽しい。パート
ON/OFFでトラックを抜き差ししても変化を作れる。アルペ
ジオの変わり目でアルペジオ5を選んだり、パート1をOFF
にしたりしてフィルをはさもう。


トランス系のパフォーマンス。すべての鍵盤で全パートのア
ルペジオが再生されるので、指1本で好きな鍵盤を押さえよう。
アルペジオは、ARP1→ARP5→ARP2→ARP3→ARP4の
順番に切り替えるのがお薦め。ノブを操作したり、コントロー
ルスライダーでバランスを変えたりして楽しもう。


エレクトリック/テクノ系のパフォーマンス。どう弾いても
比較的はまる。パート3を選択してノブ1、2でカットオフや
レゾナンスを動かすと変化が面白い。パートをON/OFFして
トラックを抜き差しし、変化を付けるのもグッド。アルペジ
オのつなぎには、パート1のリズムをOFFにしてフィルをは
さもう。なお、ARP2ではパート2が、ARP3ではパート2
と3は音が鳴らない。


オルタナティブ系のパフォーマンス。パート3、4のホール
ドをONにして、C2+C3を押さえてリズムをスタートさせ
アルペジオを切り替えたり、パートミュートでトラックを抜
き差ししたり、ノブをコントロールしたりしよう。かなりカッ
コイイ演奏ができるはず。

オルタナティブ系のパフォーマンス。パート3、4のホール
ドをONにしてから、C2とC3を押さえてリズムをスタート
する。1小節フィルのARP4〜5をはさみながら、ARP1〜
3を順次切り替えよう。さらに、パートのON/OFFやノブな
どをコントロールするとカッコイイ。


ミクスチャーロック系のパフォーマンス。パート3、4のホー
ルドをONにしてから、A1の鍵盤を押してリズムをスタート
しよう。A4の鍵盤を押さえるとアルペジオによってギター
ソロが鳴る。アルペジオを切り替えたり、パートのON/OFF
でトラックを抜き差ししたりしてみよう。アルペジオのつな
ぎには、パート1のリズムをOFFにしてフィルをはさむとグッ
ド。トラック4のアルペジオをOFFにして手弾きしてもいい


インダストリアル系のパフォーマンス。パート1のドラムは
通常のKitの構成ではなく、8Zoneのボイス。アルペジオを
切り替えると音色が大きく変化する。演奏方法が分からなけ
れば、全パートのアルペジオとホールドをONにして、C2と
C5の鍵盤を同時に押さえてみよう。アルペジオを切り替え
たり、パートのON/OFFでトラックを抜き差ししたりしてみ
よう。アルペジオのつなぎには、パート1のリズムをOFFに
してフィルをはさむとグッド。パート3を選んでノブ1/2でカッ
トオフとレゾナンスを少しずつ動かしても面白い。


FX系のパフォーマンス。完全にランダムなARPが設定され
いるため、弾くたびに違うフレーズが再生される。パート1
〜3のホールドをONにして適当な鍵盤を押さえてリズムをス
タートさせよう。アルペジオを切り替えたり、パートの
ON/OFFでトラックを抜き差ししたりしてみよう。また、ノ
ブ1/2のSwingやQuantize、ノブ4の/GateTimeなどを変
えると、演奏が変化して面白いぞ。

FX系のパフォーマンス。C-2〜E2、F2〜G3、G#3〜A4、
A#4〜G8の4つゾーン(鍵盤の範囲)にパート1〜4が割り当
てられていて、その組み合わせ次第で様々な音が鳴る。パー
ト1〜4のホールドをONにして各ゾーンの複数の鍵盤を適当
に押さえると、演奏がさまざまに変化する。アルペジオを切
り替えたり、パートのON/OFFでトラックを抜き差ししたり
してみよう。また、ノブ1/2のSwingやQuantize、ノブ4
の/GateTimeなどを変えると、演奏が大きく変化するぞ。



ME系のパフォーマンス。リズムや演奏ではなく、雰囲気を
楽しむ。適当に鍵盤を弾くと、不思議な世界が広がる。全パー
トのアルペジオとホールドをONにして鍵盤を押さえてもいい。
アルペジオを切り替えると、雰囲気が変化する。



