User Manual
ステップ4 MOTIFXSで楽曲制作
これで、ARP1の演奏がセクションAに録音されました。
引き続き、同じ手順でARP2〜ARP5をセクションB〜Eに録
音しましょう。
アルペジオごとのパフォーマンスレコード画面の設定につい
ては、下記の表で確認しましょう。
録音したパターンが間違いなく録音されているかどうか、再
生して確認しましょう。
１.[PATTERNを押してパターンモードに入ります。
２. (カーソル左向き) を押してカーソルをパターンナンバー
に移動し、データダイアルでパターンナンバーを「10」
に設定します。
３. (カーソル下向き) を1回押してカーソルを[Section]に移
動し、データダイアルでセクションを「A」に設定します。
４. [>](プレイ) を押すと再生がスタートし、[■](ストッ
を押すまで繰り返し再生されます。
データダイアルでセクションを「B」〜「E」に変更し、他の
セクションも聴いてみましょう。
せっかく作ったパターンも、電源を切ったり別のパターンに
切り替えたりしたときに消えてしまいます。そこで、パター
ンを録音したらすぐに、次の操作でユーザーメモリーに保存
(ストア)するようにしましょう。
１.保存したいパターンが選ばれている状態で、[STORE]
を押します。すると、パターンストア画面が表示されます。
２.データダイアルを回してストア先のパターン番号を設定
します。ここでは操作を分かりやすくするために、パター
ンナンバーと同じ「10」に設定します。
３. [ENTER] を押し、続けて [INC/YES] を押します。
これでパターンが保存できました。
[4]パターンチェーンで曲に組み立てる
パフォーマンスレコードで作成したA〜Eの5つのセクション
を、パターンチェーンでつなげて曲に組み立てましょう。
パターンチェーンとは、あるパターン内のセクションを連続
再生する仕組みで、各パターンについて1つだけ作成するこ
とができます。
ここでは、先ほど作成したセクションA〜Eの5つのセクショ
ンをつなげて32小節のパターンチェーンを作ります。
ではパターンモードの状態から、次の手順でパターンチェー
ンを作成しましょう。
１. [F5] を押してチェーンプレイ画面を表示します。
２. [●](レコ を押してチェーンレコード画面を表示します。
３. ](トップ) を押して曲の始めに移動します。
[Measure]の表示は、左側の数字が小節、右側が拍を示して
います。「001:01」は1小節目1拍目のことです。
４.録音をスタートする前に、1小節目のセクションを設定し
ます。ここでは、 [E] を押してセクションEに変更します。
これで録音の準備ができました。いよいよ録音をスタートし
ます。
５. [>](プレイ) を押して録音をスタートします。4拍のカ
ウントの後、録音が始まります。
録音が始まったら下記の表の通りにセクションを切り替え
ましょう。
セクションは、 グループ [A] 〜 [H] とバンク
[USER1]〜[USERDR]、[ETHNIC]を押して切り
替えます。
ここで、パターンチェーンの録音のポイントを紹介しましょ
う。下記の3点に注意すること。これがポイントです。
(1)セクションの切り替えは、1小節前を演奏中に次のセ
クションのボタンを押すこと。すると小節の変わり目に
タイミング良くセクションが切り替わります。
(2)同じセクションが続いている場合はセクションを切り
替える必要はありません。
(3)切り替えるセクションやタイミングを間違っても何度
でもやり直しが可能です。また、少しの間違いなら後で
修正できるので、気にせずに最後まで録音しましょう。
６.32小節目がスタートしたら、[■](ストッ) を押して録音
をストップします。
](ストッ を押すとパターンの途中で演奏がストップ
するが、再生時にはパターンの最後まで再生されるので
心配いりません。
録音が終わったら [ ](トップ) を押して1小節目に移動し、
[>](プレイ)を押してパターンチェーンを再生してみましょう。
録音をやり直す場合は、もう一度手順２から操作しましょう。
ちょっとした間違いなら、次のチェーンエディットで修正可
能です。
手順2
手順3
セクションA〜Hの切り替え
セクションI〜Pの切り替え
ARP1 ARP2 ARP3 ARP4 ARP5
SequencerMode pattern 〃 〃 〃 〃
Number 10 〃 〃 〃 〃
Section A B C D E
SectionLength 1 1 1 1 1
KeyOnStartSwitch
〃〃 〃 〃
小節数 1 8 9 16 17 24 25 32
セクション E A E C B D B A
ヒ
ン
ト