User Manual

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ステップ4 MOTIFXSで楽曲制作

チェーンエディットで間違いを修正してみましょう。
1.[EDIT]を押してチェーンエディットに入ります。
パターンチェーンが正確に録音されていれば、チェーンエ
ディット画面が下記の通りに表示されます。この画面と違っ
ている部分を次の手順で修正しましょう。
もし内容が大きく違っているようなら、[EXIT]を押し
てチェーンエディットを終了し、もう一度録音しなおした
方がいいでしょう。
2.間違っている部分にカーソルを移動します。
3.データダイアルを回してデータを修正します。すると、変
更した部分が点滅を始めます。
4.[ENTER]を押して点滅を止めます。
5.修正が終わったら、[EXIT]を押してチェーンエディッ
トを終了します。
ここで、 [](トップ) を押して1小節目に移動し、[>](プレイ)
を押してパターンチェーンを再生してみましょう。
チェーンパターンの修正が終わったときにも、忘れずにパター
ンをストアしましょう。
 [5]パターンチェーンをソングにコンバートする
パターンチェーンの演奏をソングにコンバートしましょう。
ソングとは、MOTIFXSで曲作りを行なうための仕組みで、
MIDIデータやオーディオデータを録音して最大で999小節
までの曲を作ることができます。
ソングへのコンバートでは、セクションに録音されている演
奏データを、パターンチェーンの順番通りに指定したソング
にコピーします。すると、パターンチェーンで複数のセクショ
ンに別れていた演奏データが1つのソングにまとまるため、
演奏の編集がしやすくなります。これに、メロディやコーラ
スなどのパートを付け加えると、曲として完成させることが
できます。
ここでは、先ほど作成したパターンチェーンをソングナンバー
10にコンバートしてみましょう。

次の手順でパターンチェーンをソングにコンバートしましょう。
1.[を押してチェーンプレイ画面を表示した後、
[EDIT]を押してチェーンエディットに入ります。
2.[SF3]を押して、コンバートトゥーソングに入ります
3.データダイアルを回して、データを展開するソングナンバー
を設定します。ここでは「10」に設定しましょう。
4.
[ENTER]を押し、続けて[INC/YES]を押します。
これで、パターンチェーンの演奏がMIDIデータとしてソ
ング10に展開されました。
5.
[EXIT] を2回押して、チェーンプレイ画面に戻ります。

それでは、次の手順でソング10を再生し、間違いなくコンバー
トされたかどうか聴いてみましょう。
チェーンプレイ画面から操作を始めてください。
1. [SONG] を押してソングモードのソングプレイのト
ラックビュー画面に入ります。
2. (カーソル左向き) を数回押してソングナンバーにカーソ
ルを移動し、データダイアルを回してソングナンバーを
「10」に設定します。
3.[>](プレイ)を押して演奏をスタートさせます。
ソングの場合、最後まで演奏が終わると自動的に止まります。
 [6]ソングを編集して完成度を上げる
トラックを部分的に消して、曲に変化を付けましょう。
MOTIF XSのソングには、演奏データを編集するためのソン
グジョブが多数用意されていて、簡単な操作でさまざまな編
集を実行することができます。
ここでは、イレースイベントというソングジョブを使って、
下表のトラック/小節範囲を消します。

では、トラック1の1〜7小節目を消す作業から始めましょう。
ソングプレイのトラックビュー画面が表示され、ソング10
が選ばれている状態から作業をスタートしましょう。
1.[JOB]を押してソングジョブに入ります。
2.[F3]を押してイベントジョブ画面を表示します。
3.データダイアルで「03:Erase Event」にカーソルを移動
し、[ENTER]を押します。すると、イレースイベント
画面が表示されます。
4.カーソルボタンを押して[Track]欄にカーソルを移動し、
消去するトラックナンバーを設定します。
ここでは、データダイアルを回して「01」に設定しましょう。
5.(カーソル右向き)を押して左側の[MEAS]欄にカーソル
を移動し、消去を開始する小節を設定します。
ここでは、データダイアルを回して「001」に設定しましょ
う。
6. (カーソル右向き) を押して右側の[MEAS]欄にカーソル
を移動し、消去を終了する小節を指定します。このとき、
消去する最終の小節の、次の小節番号を設定するのがポイ
ント。
ここでは、7小節目までを消したいので、データダイアル
を回して「08」に設定しましょう。
7. (カーソル下向き) を押して[Event Type]にカーソルを
移動し、データダイアルを回して消去するデータの種類を
選びます。
ここでは、すべてのデータを消したいので「All」に設定
します。









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
手順3
手順2
手順4 手順5 手順6 手順7
トラック1 1〜7小節目
トラック2 1〜8小節目
トラック3 32小節目
トラック4 32小節目









