User Manual

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ステップ4 MOTIFXSで楽曲制作
■ソングに名前を付ける
ソングプレイのトラックビュー画面から操作をスタートしましょう。
1.カーソルボタンを押して、ソングネームにカーソルを移動
します。
2.[SF6]を押して、名前の入力画面を表示します。
3.すでに文字が入力されている場合には、 [F6](AllCl
押して文字を消します。
4.データダイアルを回して、入力文字一覧内のカーソルを移
動し、入力したい文字を選びます。ここでは、「C」に移
動しましょう。
5. [F4]を押します。すると、編集エリアに選択中の文字
が入力される。ここでは、「C」が入力されました。
手順4と手順5を繰り返して「Club2007-Mix」を入力しましょう。
入力を間違った場合には、間違った文字を消してから入力し
なおします。間違った文字は、次の手順で消しましょう。
6.[F1]/[F2]を押して編集エリア内でカーソルを移動
し、消したい文字を選びます。
7.[F5](Delete)を押して間違った文字を消します。
8.文字の入力が終わったら      を押し、名前を確定
します。
ボイスネームやパフォーマンスネーム、パターンネームなど
も同じ手順で入力することができます。作成したボイスやパ
フォーマンスに必要に応じて名前を付けてみましょう。
 [8]MOTIFXSのデータをファイルで保存する
本体メモリーに保存(ストア)したパフォーマンスやパターン、
ソングは、電源をオフにしても消えることはありません。ただ
うっかり他のデータを上書きしてしまったり、デモ演奏の読
み込み作業を行ったりすると消えてしまいます。そこで、せっ
かく作成したデータが消えてしまわないように、USBメモリー
などに保存するようにしましょう。
ここでは、USBメモリーへの保存方法をご紹介しましょう。
MOTIF XSは標準でETHERNET端子を装備しているので、
それを利用して家庭内のネットワークに接続し、パソコンのハー
ドディスクを保存用のメディアとして使うことも可能です。ネッ
トワークの接続については、取扱説明書の86ページを参照
しましょう。
■MOTIFXSのすべてのデータをUSBメモリーへ保存する
1.USBメモリーをMOTIF XS本体リアパネルのUSB TO
DEVICE端子に接続します。
2.[FILE]を押してファイルモードに入ります。すると、
ファイル画面が表示されます。
ファイル画面では、データの保存や読み込みの作業ができ
ます。
USB TO DEVICE端子にUSBメモリーを接続していると、
[デバイス]欄に「USB※」(※は自動的に割り当てられるナン
バー)と表示され、[ディレクトリ/ファイルリスト]欄にUSB
メモリーに保存されているファイルやフォルダーが一覧表示
されます。また、[デバイスの容量]欄にUSBメモリーの「使
用済容量/全体容量」が表示されます。
[デバイス]欄に何も表示されない場合は、USBメモリーがフォー
マット(初期化)されていないことが考えられます。その場合は、
取扱説明書の278ページの手順に従ってフォーマット(初期化)
を行ってから保存操作を行なってください。
3.[タイプ]欄にカーソルを移動し、データダイアルで「all」
に設定します。「all」は、MOTIFXS本体のすべてのデー
タを1つのファイルとして保存するタイプです。
4.[SF1] を押すと、ファイルに名前を付ける画面が表示さ
れます。名前の付け方はソングネームと同じなので、「■
ソングに名前を付ける」(P34)の手順を参考にして名前を
つけましょう。
ここでは、ソングネームと同じ「Club2007-Mix」とし
ましょう。
5.名前の入力が終わったら [EN を押し、 続けて
[INC/YES]を押すと保存が実行されます。
■ソングをスタンダードMIDIファイルで保存する
次に、作成したソングをCubase AI4に読み込ませるために
スタンダードMIDIファイル形式で保存しましょう。
1.[SONG] を押して、いったんソングモードに入ります
ファイルモードでは、どのモードからファイルモードに入っ
たかによって[タイプ]欄に表示されるタイプの種類が異なり
ます。ファイル画面で目的のタイプが選べない場合は、いっ
たんデータを作成したモードに入ってからファイルモードに
入り直します。
2.USBメモリーをUSB TO DEVICE端子に接続し、
[FILE]を押してファイルモードに入ります。
3.[タイプ]欄にカーソルを移動し、データダイアルを回して
「SMF」に設定します。
すると、すぐ下に[ソング]欄が表示されるのでソングナンバー
にカーソルを移動し、保存したいソングナンバーに設定し
ます。
ここでは、「10」に設定します。
これ以降の操作は、「MOTIFXSのすべてのデータをUSBメ
モリーへ保存する」の手順4,5と同じ手順です。
■USBメモリーからデータを読み込む
1.データの入ったUSBメモリーをUSB TO DEVICE端子に
接続し、 [FILE]  を押してファイルモードに入ります。
2.[タイプ]欄にカーソルを移動し、データダイアルを回して「all」
に設定します。すると、[ディレクトリ/ファイルリスト]
欄に先ほど保存したファイルが表示されます。
3.  (カーソル上 を押してカーソルを[ディレクトリ/ファ
イルリスト]欄に移動し、データダイアルを回してカーソ
ルを目的のファイルに合わせます。
4. [SF2]を押し、続いて [INC/YE]を押します。これで、
データか読み込まれます。
「all」データを読み込むと、現在本体内に保存されているデー
タはすべて消え、読み込んだデータに置き換わります。消し
たくないデータがある場合には、「all」データを読み込む前
にUSBメモリーなどに保存しましょう。
FILE
SONG
FILE
FILE
INC/YES
F6AllClear
F5Delete
ENTER
INC/YES
ENTER
SF6
F4
SF1
SF2
F1 F2
カーソル上向き
注意
[タイプ欄]
編集エリア手順6 手順5 手順7 手順3
ソングネーム
[ディレクトリ/
ファイルリスト]欄
[デバイス]欄
[ディバイスの容量]欄
入力文字一覧