User Manual

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ステップ6 CubaseAI4で曲を完成させる
 CubaseAI4でパッドの演奏を入力しよう
引き続き、読み込んだ「Club2007-Mix.mid」に新たにパッ
ド系のトラックを付け加えて、曲をさらに膨らませる作業を
します。

1.トラックリスト上のトラック5をクリックして選択し、メニュー
バーから[プロジェクト]→[トラックを追加]→[MIDI]をクリッ
クします。
2.[MIDIトラックを追加]ダイアログが表示されるので、[OK]
ボタンをクリックします。すると、ダイアログが閉じ、ト
ラック5の下に新たなMIDIトラックが1つ追加されます。
3.トラックリスト上でトラック6(①)をクリックして選択し
インスペクターの[チャンネル]欄(②)をクリックしてチャ
ンネルを「5」に設定します。

新たに作ったトラック6に、下記の楽譜を入力しましょう。
4.パソコンのキーボードの[Alt]キーを押し続けてポインター
を鉛筆に変更し、トラック6の1〜5小節目をドラッグして
4小節の長さのパートを作成しましょう。
5.作成したパートをダブルクリックして、キーエディターを
表示します。
6.キーエディターのツールバーの[ノート長]欄(①)をクリッ
クし、一覧から「1/1」をクリックします。これで、全音
符が入力される設定になりました。
7.[クオンタイズ]欄(上図②)をクリックし、一覧から「1/4」
をクリックします。
これで、マウスが4分音符より細かい動きはしない設定に
なりました(ここでは譜面で最も細かい音符が4分音符な
のでクオンタイズを1/4に設定しました)。
8.[Alt]キーを押さえてポインターを鉛筆に変更し、1小節目
の音符を入力します。
音程は左端に表示されている鍵盤で確認します。黒鍵の位置
に黒い模様が描かれているので、目安にすると良いでしょう。
9.入力した音符の右端にポインターを移動すると、「⇔」の
形に変形します。この状態で右にドラッグすると、音符を
伸ばすことができます。
10.同様の手順で他の音符も入力しましょう。
3小節目に入力した全音符を3拍分伸ばすときには、[ノー
ト長]欄を1/4に設定します。
11.プロジェクトウィンドウでトラック6のパートをクリッ
クして選択し、パソコンのキーボードの[Ctrl]キー(Mac
の場合は[アップル]キー)を押しながら[D]ボタンを押すと、
パートが1回コピーされます。同様の操作で32小節目ま
でパートをコピーしましょう。
 MOTIFXSエディターで音色を設定する
MOTIF XSのマルチを修正して、トラック6に新たに入力し
たフレーズを再生する音色を設定しましょう。ここでは、
MOTIF XSエディターを使って、パソコン側からMOTIF XS
のマルチを修正してみましょう。

最初に、MOTIF XSのミキシングなどの設定をMOTIF XSエ
ディターに読み込みましょう。
1.プロジェクトウィンドウのメニューバーから、[デバイス]
→[スタジオマネージャー]をクリックしてスタジオマネージャー
を起動します。
2.MOTIFXSのアイコンをダブルクリックして、MOTIFXS
エディターを起動します。
3. MOTIF XS エディターのメニューバーのすぐ下にある
[Multi Part]欄の「Pattern」(①)をクリックして、ラン
プを点灯させます。
4.MOTIF XSエディターのメニューバーから、[ファイル]→
[エディタ設定]をクリックして、[Setup]画面を表示します。
5.[Setup]画面で、[Auto Sync Setting]欄の[Current]と
[Voice]のチェックボックス(①)をクリックしてデータの
送信方向(②)を「MOTIF XS→PC」とし、[OK]ボタンを
クリックして画面を閉じます。
6. MOTIF XS エデーのメニューバーのすぐ下にある
[OFFLINE]ボタン(①)をクリックすると、自動的に[Auto
Sync]画面が開いてMOTIF XSとMOTIF XSエディター
の間でデータのやり取りがスタートします。この作業に1
〜2分ほどかかった後、自動的に画面が閉じてボタンが
[ONLINE]に切り替わります。
これで、MOTIF XSで設定されていたマルチやボイスの設定
がすべてMOTIF XSエディターに読み込まれました。これ以
降は、MOTIFXSの操作をMOTIFXSエディター側で行うこ
とができます。
MOTIFXSの設定をMOTIFXSエディターに読み込ませた後
は、手順4,手順5の操作で、データの送信方向を「PC→
MOTIFXS」に切り替えましょう。
手順12
入力結果のキーエディター
手順9
[Alt]ボタンを押しながら
1〜5小節目をドラッグ
4小節のパート
手順8
②①
②①