User Manual

Extensions for Steinberg DAW  取扱説明書
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Extensions for Steinberg DAWは、Steinberg社製DAWソフトウェアの機能拡張を目的としてヤマハが開発したプログラムプ
ラグインとプロジェクトテンプレート集です。これをインストールすると、Steinberg 社製DAWとヤマハ製品を組み合わせた場
合に、さまざまな連携機能を実現できます。
本書では、Cubase 4 / Cubase Studio 4 / Cubase AI4およびExtensions for Steinberg DAWがインストールされたコン
ピューターに、IEEE1394ケーブルを使ってMOTIF XSシリーズ(MOTIF XSやMOTIF-RACK XS)を接続した場合について説明しま
す。なお、「MOTIF XSソングの読み込み」については、USB記憶装置を準備するか、MOTIF XS とコンピューターを、ETHERNETで
ネットワーク接続しておく必要があります。
NOTE
Extensions for Steinberg DAW で実現される機能(「ソングの読み込み」は除く)を活用するためには、MOTIF XS6/7 にオプションの
mLAN16E2が装着されている必要があります。本書では、MOTIF XS6/7やMOTIF-RACK XS にmLAN16E2が既に装着されている前提で
説明を行ないます。
ソングの読み込み機能を利用するにはCubase 4のVersionが4.0.2以降である必要があります。
Extensions for Steinberg DAWをインストールすると、Cubase 4 / Cubase Studio 4 / Cubase AI4とMOTIF XSシリー
ズとを組み合わせて、以下の機能を実現できます。
オーディオドライバーの自動設定
機器名を含めたオーディオ/MIDIポート名表示
リモートデバイスとして自動設定 (MOTIF XS6/7/8のみ)
入出力バス設定済みのプロジェクトテンプレート
MOTIF XS6/7/8ソングの読み込み (MOTIF XS6/7/8のみ)
NOTE
Extensions for Steinberg DAWをインストールする前に、Cubase 4 / Cubase Studio 4 / Cubase AI4 をインストールしてください。
Cubase 4 / Cubase Studio 4 / Cubase AI4のインストール先に、MOTIF XS6/7/8やMOTIF-RACK XS用のプロジェクトテンプレートが
インストールされます。
オーディオドライバーの自動設定
Extensions for Steinberg DAWをインストールしておく
と、Cubase起動時に下記画面が表示され、[OK]をクリックす
ることでSteinberg DAW対応Driver (ASIO mLAN) に自動
的に切り替えられます。
NOTE
この機能を実現するため、Cubase を起動する前にMOTIF XSシ
リーズ本体とコンピューターをIEEE1394ケーブルで接続し、
MOTIF XSシリーズ本体の電源を入れておいてください。
機器名を含めたオーディオ/MIDI
ポート名表示
Extensions for Steinberg DAWをインストールしておく
と、Cubase のデバイス設定画面において「MOTIF XS」など
の機器名を含んだポート名称が表示されるようになり、便利
です。オーディオポートなら「MOTIF XS Main L」MIDIポー
トなら「MOTIF XS MIDI IN」といった表示になります。詳細
は、次ページの表をご覧ください。
NOTE
この機能を実現するため、Cubase を起動する前にMOTIF XSシ
リーズ本体とコンピューターをIEEE1394ケーブルで接続し、
MOTIF XSシリーズ本体の電源を入れておいてください。
MOTIF XSシリーズが使用していないポートは、「mLAN 10」の
ように機器名を含まない表示になります。
Extensions for Steinberg DAW対応Driverのオーディオ/MIDI
ポート名を変更しても、Cubaseを再起動すると次の表の表示に
戻ります。
Extensions for Steinberg DAWとは
Extensions for Steinberg DAWで実現される機能