基本編 応用編 資料 YDP - 163 YDP - 143 取扱説明書 ご使用の前に必ず5〜8ページの「安全上のご注意」をお読みください。 組み立て説明については巻末をご参照ください。 オートパワーオフ機能 この楽器には、電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防ぐため、オートパワーオフ機能が搭載されて います。オートパワーオフ機能とは、本体が一定時間操作されないと自動的に電源が切れる機能です。 詳しくは13ページをご覧ください。 JA
YDP-163/YDP-143 取扱説明書
目次 取扱説明書について................................ 4 付属品(お確かめください)..................... 4 安全上のご注意........................................ 5 各部の名称と機能................................. 10 基本編 ご使用前の準備..................................... 11 演奏を録音する..................................... 26 演奏を録音する ......................................................... 26 録音済みのユーザーソングの設定を変える........... 27 録音した演奏を消去する.......................................... 27 データのバックアップと初期化.......... 28 電源を切ったときに記憶されるデータ...................
このたびは、ヤマハ製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 この楽器に搭載された機能を十分に活かし、演奏をお楽しみいただくため、 本書をよくお読みになってからご使用ください。 また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保管していただきますようお願いします。 取扱説明書について 付属品(お確かめください) この楽器には、以下の説明書が用意されています。 □ 取扱説明書(本書) □ クイックオペレーションガイド 冊子マニュアル □ ピアノで弾く名曲50選(楽譜集) □ 電源アダプター 取扱説明書(本書) □ 電源コード(YDP-163のみ) この楽器の機能や使い方を説明しています。 □ ヘッドフォン クイックオペレーションガイド(別紙) ボタンや鍵盤に割り当てられた機能の一覧表です。 □ イス □ 保証書 □ 製品ユーザー登録のご案内* 電子マニュアル(PDF) *ユーザー登録の際に必要となるプロダクトIDが記載されています。 iPhone/iPad接続マニュアル この楽器をiPhoneやiPadなどのスマートデバイスと 接続する方法を説明しています。
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への危害や財産への 損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 「ご注意ください」 という注意喚起を示します。 〜しないでくださいという 「禁止」を示します。 「必ず実行」 してくださいという強制を示します。 ■「警告」と「注意」について 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、 「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 警告 この表示の欄は、 「死亡す る可能性または重傷を負 注意 う可 能 性が想 定される」 内容です。 この表示の欄は、 「傷害を 負う可能性または物的損 害が発生
楽器本体について 警告 水に注意 電源 / 電源アダプター 本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったもの を置かない。また、浴室や雨天時の屋外など 湿気の多いところで使用しない。 電源コードをストーブなどの熱器具に近づけ たり、無理に曲げたり、傷つけたりしない。 また、電源コードに重いものをのせない。 禁止 電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。 禁止 電源は必ず交流100Vを使用する。 エアコンの電源など交流 200V のものがあります。 誤って接続すると、感電や火災のおそれがあります。 必ず実行 ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。 感電のおそれがあります。 電源アダプターは、必ず指定のもの(34ペー ジ)を使用する。 必ず実行 内部に水などの液体が入ると、感電や火災、または故 障の原因になります。入った場合は、すぐに電源ス イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いた 上で、お買い上げの販売店または巻末のヤマハ修理 ご相談センターに点検をご依頼ください。 禁止 異なった電源アダプターを使用すると、故障、発熱、 火災などの原因になります。 火に注意 電源プラグにほこ
注意 電源 / 電源アダプター 設置 たこ足配線をしない。 不安定な場所に置かない。 音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して 火災の原因になることがあります。 本体が転倒して故障したり、お客様やほかの方々が けがをしたりする原因になります。 禁止 禁止 電源プラグを抜くときは、電源コードを持た ずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。 必ず実行 電源コードが破損して、感電や火災の原因になるこ とがあります。 この製品を持ち運びする場合は、必ず 2 人以 上で行なう。 必ず実行 この製品を 1 人で無理に持ち上げると、腰を痛めた り、この製品が落下して破損したり、お客様やほかの 方々がけがをしたりする原因になります。 本体を移動するときは、必ず電源コードなど の接続ケーブルをすべて外した上で行なう。 必ず実行 コードをいためたり、お客様やほかの方々が転倒し たりするおそれがあります。 この製品を電源コンセントの近くに設置する。 必ず実行 長期間使用しないときや落雷のおそれがある ときは、必ずコンセントから電源プラグを抜 く。 必ず実行 電源プラグに容易に手が届く位置に設置し
取り扱い イス キーカバーや本体のすき間に手や指を入れな い。また、キーカバーで指などをはさまないよ うに注意する。 禁止 不安定な場所に置かない。 イスが転倒して、お客様やほかの方々がけがをする 原因になります。 お客様がけがをするおそれがあります。 禁止 イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしな い。 キーカバーやパネル、鍵盤のすき間から金属 や紙片などの異物を入れない。 禁止 感電、ショート、火災、故障や動作不良の原因になる ことがあります。 禁止 イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがを する原因になります。 イスには二人以上ですわらない。 イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがを する原因になります。 禁止 イスにすわったままでイスの高さを調節しな い。 本体の上にのったり重いものをのせたりしな い。また、ボタンやスイッチ、入出力端子など に無理な力を加えない。 禁止 禁止 本体が破損したり、お客様やほかの方々がけがをし たりする原因になります。 高低調節機構に無理な力が加わり、高低調節機構が こわれたりお客様がけがをしたりする原因になりま す。 イスの
注記(ご使用上の注意) お知らせ 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下 の内容をお守りください。 ■ 製品の取り扱いに関する注意 ■ データの著作権に関するお願い • ヤマハ(株)および第三者から販売もしくは提供されている 音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作 • テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気製品の 権法上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製 近くで使用しないでください。楽器本体またはテレビやラ または転用することを禁じられています。ご使用時には、 ジオなどに雑音が生じる原因になります。iPad、iPhone、 著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いしま iPod touchのアプリケーションと一緒に使用する場合は、 通信によるノイズを避けるためiPad、iPhone、iPod す。 • この製品に内蔵または同梱されたコンテンツは、ヤマハ touchの機内モードをオンにしてお使いいただくことをお (株)が著作権を有する、またはヤマハ(株)が第三者から使 すすめします。 用許諾を受けている著作物です。製品に内
各部の名称と機能 本体のイラストは、YDP-143を使用しています。 3 1 9 4 5 6 2 7 8 本体底面 $ 本体底面 YDP-143 # @ 本体底面 ! YDP-163 ) 本体前 (鍵盤側) @ # 本体前 (鍵盤側) 本体前 (鍵盤側) ファンクション 1 [P](スタンバイ/オン)スイッチ................. 12ページ 電源のオン/スタンバイを切り替えます。 マスターボリューム 2 [MASTER VOLUME]つまみ.................... 12ページ 楽器全体の音量を調節します。 デモ ソング 3 [DEMO/SONG]ボタン.................... 19、24ページ 音色ごとのデモ曲やプリセットソングを聞くことがで きます。 ピアノ ボイス 4 [PIANO/VOICE]ボタン .........18、20、22ページ グランドピアノをはじめとした音色を選択したり、2つ の音色を重ねて使うために選択したりできます。 メトロノーム 5 [METRONOME]ボタン ...........
基本編 ご使用前の準備 キーカバーを開ける/閉める 開けるとき 譜面立てを使う 立てるとき 少し持ち上げて、奥へ押し込みます。 3 閉めるとき 1 手前に引いて、静かに降ろします。 2 1. 2. 注意 手や指をはさまないように注意 3. 譜面立てを、止まるまで手前に起こし ます。 譜面立て裏にある左右2つの金具を下ろ します。 金具が固定される位置まで、譜面立て を下ろします。 注意 • キーカバーを開閉するときは、両手で静かに行ない、途中で 手を離さないでください。また、ご自分や周りの方、特にお 子様などが、キーカバーの端と本体の間に手や指をはさまな いようご注意ください。 • キーカバーを開けるとき、キーカバーの上に金属や紙片など を置かないでください。本体の内部に落ちて取り出せなくな り、感電、ショート、発火や故障などの原因になります。 倒すとき 1 3 2 1. 2. 3.
ご使用前の準備 基本編 2. 電源を入れる/切る 1.
ご使用前の準備 基本編 オートパワーオフ機能 ヘッドフォンを使う フォーンズ この楽器は、電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防ぐ ため、オートパワーオフ機能を搭載しています。これは、 本体が30分操作されないと自動的に電源が切れる機能で す。 この楽器には[PHONES]端子が2つありますので、ヘッド フォンを2本接続して2人で演奏を楽しめます。どちらかの [PHONES]端子にヘッドフォンを接続すると、自動的に スピーカーから音が出なくなります。 注意 初期設定: 大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。聴 覚障害の原因になります。 有効 オートパワーオフ機能を無効にする 楽器の電源が切れている場合 A−1(左端の鍵盤)を押したまま[P](スタンバイ/オン)ス レコード イッチを押して電源を入れます。[REC]ランプが3回点滅 し、オートパワーオフ機能が無効になります。 本体底面側 PHONES 左端の鍵盤 ステレオ標準フォーンプラグ 楽器の電源が入っている場合 デモ ソング ピアノ ボイス [DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に
基本編 ピアノとして演奏する インテリジェント・アコースティック・コントロール(IAC)を使う インテリジェント・アコースティック・コントロール(IAC)とは、楽器の全体音量の大小に応 初期設定: じて、自動的に音質を補正する機能です。音量が小さい場合でも、低音や高音がしっかりと オン 聞こえるようになります。IACは、この楽器のスピーカーからの出力音のみに有効です。 IACをオンにする ピアノ ボイス [PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、 F♯0鍵盤を押します。 左端の鍵盤 F♯0 IACをオフにする [PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、 F0鍵盤を押します。 左端の鍵盤 F0 IACのかかり具合を調整する [PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、 A−1: かかり具合−3 D♯0: かかり具合+3 A−1〜D♯0鍵盤のどれかを押して補正の かかり具合を調整します。 左端の鍵盤 C0: かかり具合0 (初期設定) IACのかかり具合の値が大きいほど、音量が小さいときの低音や高音が、よりしっかりと聞こ 設定範囲: えるように補正されます。
ピアノとして演奏する 基本編 ペダルを使う NOTE 右のペダル(ダンパーペダル) ダル機能に対応しています。 ダンパーペダルが効かない場合、 ペダルコードのプラグが [TO PEDAL]端子に差し込まれて いないと思われます。確実に差し込 んでください(32ページの手順6)。 まん中のペダル(ソステヌートペダル) ペダルの踏み加減で音の伸び具合が 調節できる機能です。 ペダルを踏みこむほど音が長く伸び ます。ペダルを踏んで音が響きすぎ たとき、踏み込んだ状態からペダル を少し戻して音の響きを抑える(音 の濁りを減らす)ことができます。 このペダルを踏んだときに押さえていた鍵盤の音だけを、 NOTE 鍵盤から指を離しても長く響かせることができます。ペダ オルガンやストリングスの音色で は、ソステヌートペダルを踏むと、 音が減衰せず、踏んでいる間鳴り続 けます。 このペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離しても弾いた 音は長く響きます。この楽器のダンパーペダルはハーフペ ハーフペダル機能とは ここでダンパーペダルを踏むと、この とき押さえていた鍵盤とそのあと弾い た音すべてが長く響く。
ピアノとして演奏する 基本編 鍵盤の操作音をオン/オフする ボタンと鍵盤を使って設定を変更したときに、操作音( 「オン」、 「オフ」、 「ピッ」、テンポの入力数値)が鳴ります。この操作音 を鳴らす(オン)、鳴らさない(オフ)を設定できます。 操作音をオンにする デモ ソング 初期設定: ピアノ ボイス [DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したまま、A♯−1鍵盤を押します。 オン 操作音をオフにする [DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したまま、A−1鍵盤を押します。 (オン) A♯−1 左端の鍵盤 A−1 (オフ) 鍵盤のタッチ感度を変える 鍵盤を弾く強さを変えたときの、音の強弱の付き方(タッチ感度)を、4種類の中から選びます (鍵盤自体の重さは変わりません)。 ピアノ ボイス [PIANO/VOICE]ボタンを押しながらA6〜C7の鍵盤を押して、タッチ感度を設定します。 A♯6 NOTE オルガンなど一部の音色では、タッ チによる音の強弱は付きません。 初期設定: B6 (ミディアム) A6 C7 右端の鍵盤 B6
ピアノとして演奏する 基本編 メトロノームを使う この楽器は、メトロノーム(ピアノの練習でよく使われる正確なテンポを刻む道具)を備えています。ご活用ください。 1. 2.
応用編 音色を楽しむ 音色を選ぶ NOTE グランドピアノ1を選ぶには ピアノ 音色の特徴をつかむには、音色ごと のデモ曲を聞いてみてください。 (19ページ) ボイス [PIANO/VOICE]ボタンを1回押します。 ほかの音色を選ぶには [PIANO/VOICE]ボタンを押したあと、[+R]または[−L]ボタンを押して、音色を順次切り替 えます。 特定の音色を直接選ぶには [PIANO/VOICE]ボタンを押したままC1〜A1鍵盤のどれかを押します。各鍵盤に割り当てら れた音色は、以下のリストをご参照ください。 C♯1 左端の鍵盤 D♯1 F♯1 G♯1 C1 D1 E1 F1 G1 A1 音色リスト 鍵盤 18 音色名 音色紹介 C1 グランドピアノ1 フルコンサートグランドピアノからサンプリングされたこの音色は、 弱いタッチから強いタッチまでのなめらかな音色変化が表現できます。 クラシックはもちろん、どんなジャンルのピアノ曲にも合います。 C♯1 グランドピアノ2 温かみのあるソフトなピアノの音です。バラードの演奏に最適です。 D1 グランドピアノ3 ブラ
音色を楽しむ デモ曲を聞く この楽器には、音色ごとに1曲ずつデモ曲が入っています。聞いてみましょう。 1. デモ ソング [DEMO/SONG]ボタンを押します。 NOTE プレイ デモ曲はストップするまで、選択した音色のデモ曲からデモ曲リストの順に連続して テンポの調節方法は、17ページを ご覧ください。 応用編 [PLAY]ボタンのランプが点滅し、今選ばれている音色のデモ曲がスタートします。 再生されます。 再生中の曲変更 [+R]または[−L]ボタンを押すと、他のデモ曲へ順次切り替わります。 特定のデモ曲を選択するには、[DEMO/SONG]ボタンを押したままC1〜A1鍵盤の どれかを押します。 左端の鍵盤 2. C1 A1 [DEMO/SONG]または[PLAY]ボタンを押して、再生を ストップします。 [PLAY]ボタンのランプが消灯します。 デモ曲リスト 鍵盤 音色名 曲名 作曲者 C1 グランドピアノ1 花の歌 G.
音色を楽しむ 音に残響を付ける(リバーブ) この楽器にはいくつかのリバーブタイプが用意されており、コンサートホールやライブハウスで演奏しているような残響効果 をかけたり、その深さ(かかり具合)を変えることができます。リバーブタイプとその深さは、音色やソングを選択するだけで 最適なものが自動で呼び出されます。したがって、通常は設定の必要はありませんが、自由に変更できます。 応用編 リバーブタイプの設定 ピアノ NOTE デュアル(22ページ)のときの リバーブタイプは、音色の組み合わ せによって最適なものが1つ自動で 呼び出されます。 ボイス [PIANO/VOICE]ボタンを押したままC2〜E2鍵盤のどれかを押します。 リバーブタイプを選ぶ C♯2 左端の鍵盤 C2 D2 リバーブの深さを調節する D♯2 E2 G♯4: 深さ20 C3: 深さ0 A4 右端の鍵盤 右の鍵盤ほどリバーブは深くなる リバーブタイプリスト 鍵盤 リバーブの種類 説明 C2 リサイタルホール ピアノリサイタル向けの中規模ホールのクリアな響きになります。 C♯2 コンサートホール オ
音色を楽しむ キー (調)を変える(トランスポーズ) 弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さに半音単位でキー (調)を合わせることができます。この機能をトランス ポーズといいます。 たとえばトランスポーズを「+5」に設定すると、 「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることになり、「ハ長調」の 応用編 弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。 キーを下げる デモ ソング ピアノ ボイス [DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したまま、F♯2 (−6)〜B2 (−1) 鍵盤のどれかを押します。 キーを上げる [DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したまま、C♯3 (+1)〜F♯3 (+6) 鍵盤のどれかを押します。 キーを標準に戻す [DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したまま、C3鍵盤を押します。 F♯2 F♯3 -6 -4 -2 +1 +3 +6 -5 -3 -1 0 +2 +4 +5 キー下げる 左端の鍵盤 キー上げる C3: 標準キー 音の高さを微調整する(チューニング
音色を楽しむ 2つの音色を重ねる(デュアル) 2種類の音色を重ねて鳴らすことができます。重ねて鳴らすことにより、厚みのある音を作り出せます。 1.
音色を楽しむ 二人で一緒に弾く(デュオ) 鍵盤を左右に分けて、同時に二人が同じ音域で演奏できます。1台の楽器で二人同時に演奏したり、二人並んで座り、一人が お手本を弾き、もう一人がそれを見ながら練習する、といった使い方ができます。 ピアノ ボイス [PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、[+R]と[−L]ボタンを 同時に押します。 E3が鍵盤の境目(スプリットポイント)となり、左奏者側と右奏者側に分かれます。 C3(中央のド)相当 スプリットポイントE3 左奏者側(第2音色) 2. NOTE 応用編 1.
ソング再生と練習 ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く この楽器には、音色のデモ曲の他にピアノ50曲の演奏データが入っています。 応用編 1. 聞きたい曲の番号を調べます。 ソングとは 曲の番号は、ピアノ50曲(プリセットソング)一覧(36ページ)、または付属のクイック オペレーションガイド、ピアノで弾く名曲50選で確認できます。 2.
ソング再生と練習 パートを指定して片手練習する 音色のデモ曲(19ページ)以外のソングは、パートごとに再生のオン/オフを設定できます。[+R]ボタンをオフにすれば右手の 練習が、[−L]ボタンをオフにすれば左手の練習ができます。 2. プリセットソング(24ページ)またはユーザーソング(26ページ) を再生します。 NOTE 応用編 1. 他の曲に切り替わると、両パートと もオンにリセットされます。 プレイ [PLAY]ボタンを押したまま、[+R]または[−L]ボタンを押し てオフにします。 [PLAY]ボタンを押したまま、同じボタンを押すたびに再生のオン/オフが切り替わり ます。 または 再生中のパートのランプが 点灯します。 3. オフにしたパートを練習しましょう。 テンポを調節するには 必要に応じてテンポ調節ができます。詳細は17ページをご覧ください。 4.
演奏を録音する この楽器では、録音機能を使って自分の演奏を1曲、ユーザーソングとして録音できます。演奏は、右手パートと左手パート の2つを、個別に録音できます。 応用編 演奏を録音する 1. 音色を選んだり、拍子などを設定します。 音色の選択方法については、18ページをご覧ください。必要に応じてそのほかの設定 (リバーブなど)も選んでください。 2.
演奏を録音する 録音済みのユーザーソングの設定を変える 下記項目については、録音終了後に変更できます。 • パートごとの設定: 音色、デュアル/デュオの音量バランス、リバーブ深さ、ダンパーレゾナンス • ソング全体の設定: テンポ、リバーブタイプ 応用編 1. 2. 上記項目につき、必要な設定を行ないます。 レコード [REC]ボタンを押したまま、設定を変更したいパートのボタン を押して、録音モードに入ります。 [REC]ボタンと指定したパートのランプが点滅します。 プレイ この状態で[PLAY]ボタンまたは鍵盤を押さないでください。録音済みデータが消去さ れてしまいます。 3. [REC]ボタンを押したまま、[PLAY]ボタンを押して、録音 モードを抜けます。 [REC]、[PLAY]、[+R]、[−L]ボタンのランプが点滅します。 保存が終わると、すべてのボタンのランプが消灯します。 [PLAY]ボタンを押して、設定が変更になったか確認してみましょう。 録音した演奏を消去する ユーザーソング全体の消去 1.
データのバックアップと初期化 電源を切ったときに記憶されるデータ 下記の項目は、電源を切ってもその設定が記憶(バックアップ)されます。 応用編 • メトロノームの音量 • メトロノームの拍子 • タッチ感度 • チューニング • インテリジェント・アコースティック・コントロール(IAC)のかかり具合 • インテリジェント・アコースティック・コントロール(IAC)のオン/オフ • ステレオフォニックオプティマイザーのオン/オフ • 鍵盤操作音のオン/オフ • オートパワーオフ機能の有効/無効 • 自分で録音したソング(ユーザーソング)データ • コンピューターから転送されたソングデータ(SMFファイル) ユーザーソングデータをコンピューターに保存する ユーザーソングデータ(USERSONG00.
資料 困ったときは 現象 考えられる原因と解決法 電源が勝手に切れる。 故障ではありません。オートパワーオフ機能(13ページ)が働いたためです。 本体の電源が入らない。 プラグが差し込まれていません。DCプラグを本体のDC IN端子に、電源プラグ を家庭用(AC 100V)コンセントに、確実に差し込んでください(12ページ)。 電源スイッチを押して電源を入れたとき、 電気が流れたためです。故障ではありません。 または切ったとき、「カチッ」や「ポツッ」 と音がする。 本体から雑音が出る。 本体の近くで携帯電話を使ったり、呼び出し音が鳴ったりすると、雑音が出 る場合があります。本体の近くでは、携帯電話の電源を切ってください。 iPhone/iPadのアプリケーションと楽器を iPhone/iPadのアプリケーションと一緒に使用する場合は、通信によるノイ 一緒に使っているとき、本体スピーカーや ズを避けるため、iPhone/iPadの機内モードをオンにしてお使いいただくこ ヘッドフォンから雑音(ノイズ)が出る。 とをおすすめします。Bluetooth接続している場合は、機内モードをオン
組み立て方 本体のイラストはYDP-143を使用しています。 注意 • 部品をまちがえたり、向きをまちがえないように注意して、手順 どおりに組み立ててください。 1.
組み立て方 2. 4. Bを固定します。 Aをのせます。 モデルによっては、Bの裏表で色が違う場合がありま 必ず本体底面の端から10cm以上内側を持ってのせ す。この場合は、演奏者側から見たときにBの色と ます。 D、Eの色が同じになる向きで、Bを取り付けます。 2-1 2-2 2-3 2-5 上側を、細いネジ(4×12mm) 2本で仮留め します。 A 10cm 以上 DとEの下部を左右から押しながら、下側の左 右を、先のとがったネジ(4×20mm) 2本で 固定します。 E 10cm 以上 下側の残り2箇所を先のとがったネジ (4×20mm) 2本で固定します。 資料 2-4 Bの下側を足のふちにのせてから、上側をはめ ます。 D B 上側を仮留めしたネジ(手順2-2)をきつく締め 直します。 2-2, 2-5 注意 • 指をはさんだり、本体を落としたりしないよう十分ご注意ください。 • 指定した位置以外を持たないでください。 E 5.
組み立て方 6. 6-1 6-2 ペダルコードと電源アダプターを接続 します。 7. アジャスターを回して調節します。 アジャスターを回して、床にぴったりつけます。 トゥー ペダル ペダルコードのプラグを背面から[TO PEDAL] 端子に差し込みます。 ペダルコードを、コードホルダーで巻き付けて 固定します。 コードホルダーはDに付いています。 6-3 電源アダプターのDCプラグをDC IN端子に差 し込みます。 (YDP-163のみ) 資料 DC IN端子に差し込む前に、電源コードの一方の端 を電源アダプターに差し込んでおきます(12ページ)。 6-2 6-1 (YDP-163のみ) 8.
組み立て方 本体を移動するときは 注意 必ず本体の底面を持ってください。天板やキーカバーは持たない でください。本体が破損したり、お客様がけがをしたりする原因 になります。 注記 ペダル下のアジャスターを回し、床から離してから移動してくだ さい。床を傷つける原因になります。 ここを持たないでください。 資料 ここを持ってください。 アジャスターを床から離します。 引っ越し時の運搬方法 通常の荷物と一緒に運べます。組み立てた状態でも、組 み立て前の部品に解体した状態でも問題ありませんが、 本体は立てかけたりせず、必ず水平に置いてお運びくだ さい。また、大きな振動、衝撃を与えないでください。 組み立てた状態でお運びいただいた場合は、設置の際、 各部のネジのゆるみを確認し、ゆるんでいる場合は締め 直してください。 注意 使用中に本体がきしむ、横ゆれする、ぐらぐらするなどの症状がで たら、組み立て図に従って各部のネジを締め直してください。 YDP-163/YDP-143 取扱説明書 33
仕様 YDP-163 サイズ/質量 YDP-143 幅 高さ 1,357mm ( )内は譜面立てを立てた場合 849mm (1,003mm) 815mm (969mm) 422mm 奥行き 質量 操作子 鍵盤 42.0kg 88 鍵盤種 GH3鍵盤 象牙調仕上げ タッチ感度 ペダル 38.
索引 D ス DEMO/SONG ................................................... 13, 19, 21, 24 Digital Piano Controller ............................................................4 スタンダードMIDIファイル(SMFファイル) .............................28 ステレオフォニックオプティマイザー ......................................13 F ソ FUNCTION .................................................................................. 10 ソステヌートペダル .....................................................................15 ソフトペダル ...............................
ピアノ50曲(プリセットソング)一覧 付属の「ピアノで弾く名曲50選」に楽譜が掲載されていますので、ご活用ください。 曲番号 001 36 曲名 インベンション 第1番 作曲者 J. S. バッハ 002 インベンション 第8番 J. S. バッハ 003 ガボット J. S. バッハ 004 前奏曲(平均律第1巻第1番) J. S. バッハ 005 メヌエット ト長調 J. S. バッハ 006 かっこう L-C. ダカン 007 ピアノソナタ 第15番 第1楽章 W. A. モーツァルト 008 トルコ行進曲 W. A. モーツァルト 009 メヌエット ト長調 W. A. モーツァルト 010 リトル・セレナーデ J. ハイドン 011 ソナタ 第1番終楽章「無窮動」 C. M. v. ウェーバー 012 エコセーズ L. v. ベートーヴェン 013 エリーゼのために L. v. ベートーヴェン 014 トルコ行進曲 L. v. ベートーヴェン 015 ピアノソナタ 第8番 「悲愴」第2楽章 L. v.
MEMO
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◆電子ピアノの仕様や取り扱いに関するお問い合わせ ご購入の特約店または下記ヤマハお客様コミュニケーションセンターへ お問い合わせください。 お客様コミュニケーションセンター 電子ピアノ・キーボードご相談窓口 ナビダイヤル(全国共通番号) 0570-006-808 ※固定電話は、全国市内通話料金でご利用いただけます。 通話料金は音声案内で確認できます。 上記番号でつながらない場合は TEL 053- 460- 5272 へおかけください。 受付: 月曜日〜金曜日 10:00 〜 17:00 (土曜、日曜、祝日およびセンター指定の休日を除く) http://jp.yamaha.com/support/ ◆ウェブサイトのご案内 ヤマハ株式会社ホームページ http://jp.yamaha.com/ ヤマハ ピアノ・鍵盤楽器サイト http://jp.yamaha.com/piano/ ヤマハ ダウンロード http://download.yamaha.com/jp/ ヤマハミュージックデータショップ http://yamahamusicdata.