User Manual

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YDP-163/YDP-143取扱説明書
ご使用前の準備
基本編
この楽器は、電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防ぐ
ため、オートパワーオフ機能を搭載しています。これは、
本体が30分操作されないと自動的に電源が切れる機能で
す。
初期設定:
有効
オートパワーオフ機能を無効にする
楽器の電源が切れている場合
A−1(左端の鍵盤)を押したまま[P](スタンバイ/オン)ス
イッチを押して電源を入れます。[REC
レコード
]ランプが3回点滅
し、オートパワーオフ機能が無効になります。
楽器の電源が入っている場合
[DEMO
デモ
/SONG
ソング
]と[PIANO
ピアノ
/VOICE
ボイス
]ボタンを同時に押した
ままA♯5の鍵盤を押します。
オートパワーオフ機能を有効にする
[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押した
まま、A5鍵盤を押します。
この楽器には[PHONES
フォーンズ
]端子が2つありますので、ヘッド
フォンを2本接続して2人で演奏を楽しめます。どちらかの
[PHONES]端子にヘッドフォンを接続すると、自動的に
スピーカーから音が出なくなります。
注意
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。聴
覚障害の原因になります。
ヘッドフォンハンガー (YDP-163のみ)
YDP-163では、ヘッドフォンハンガーにヘッドフォンを
かけることができます。ヘッドフォンハンガーの取り付け
方法は、32ページをご参照ください。
YDP-143には、ヘッドフォンハンガーを取り付けること
ができません。
注記
ヘッドフォンハンガーにヘッドフォン以外のものを掛けないで
ください。本体またはヘッドフォンハンガーが破損する場合が
あります。
音の距離感を再現する
(ステレオフォニックオプティマイザー )
ステレオフォニックオプティマイザーは、ヘッドフォンの
音に対して、アコースティックピアノの前に座って弾いて
いるかのような音の広がりを再現する機能です。通常、
ヘッドフォンでは、音が耳のすぐそばで鳴っているように
聞こえますが、この機能がオンの場合は、ピアノ本体から
音が鳴っているような自然な距離感を得られます。
初期設定:
オン
[PIANO
ピアノ
/VOICE
ボイス
]ボタンを押したまま、A♯0鍵盤を押すと
オン、A0鍵盤を押すとオフになります。
オートパワーオフ機能
左端の鍵盤
右端の鍵盤
A♯5
右端の鍵盤
A5
ヘッドフォンを使う
PHONES
ステレオ標準フォーンプラグ
本体底面側
左端の鍵盤
A0(オフ)
A♯0(オン)