User Manual

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YDP-163/YDP-143取扱説明書
音色を楽しむ
応用編
弾く鍵盤を変えずに、ほかの楽器や歌う人の声の高さに半音単位でキー (調)を合わせることができます。この機能をトランス
ポーズといいます。
たとえばトランスポーズを「+5」に設定すると、「ド」の鍵盤を弾いたときに「ファ」の音が出ることになり、「ハ長調」の
弾きかたで「ヘ長調」の演奏になります。
キーを下げる
[DEMO
デモ
/SONG
ソング
]と[PIANO
ピアノ
/VOICE
ボイス
]ボタンを同時に押したまま、F♯2(−6)〜B2(−1)
鍵盤のどれかを押します。
キーを上げる
[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したまま、C♯3(+1)〜F♯3(+6)
鍵盤のどれかを押します。
キーを標準に戻す
[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したまま、C3鍵盤を押します。
楽器全体の音の高さを微調整する機能です。ほかの楽器やCDの再生音などと音の高さを正確に合わせたい場合に使います。
音の高さを上げる(約0.2Hz単位)
[DEMO
デモ
/SONG
ソング
]と[PIANO
ピアノ
/VOICE
ボイス
]ボタンを同時に
押したまま、[+R]ボタンを押します。
音の高さを下げる(約0.2Hz単位)
[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に
押したまま、[−L]ボタンを押します。
音の高さを442.0Hzに設定
する
[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]
ボタンを同時に押したまま、A0鍵盤を
押します。
音の高さを初期設定値(440.0Hz)に
戻す
[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に
押したまま、[+R]と[−L]ボタンを同時に押します。
キー (調)を変える(トランスポーズ)
-5 -3 -1 0 +2 +4 +5
-6 -4 -2 +1
+3 +6
F♯2
左端の鍵盤
F♯3
キー下げる キー上げる
C3:標準キー
音の高さを微調整する(チューニング)
Hz(ヘルツ)とは
音の高さを示す単位です。音の高さ
は音波の振動数によって決まりま
す。1秒間に何回振動するかという
数値の単位がHzです。
設定範囲:
414.8〜466.8Hz
初期設定:
A3=440.0Hz
A0
左端の鍵盤