User Manual

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YDP-162/142MIDIリファレンス
MIDIに関する設定
楽器本体とコンピューターとをUSBケーブルで接続すると、MIDIメッセージの通信ができます。ここでは、両者の間でMIDI通信を
なうために必要な設定につき、説明します。
楽器本体とコンピューターとの接続方法については、「コンピューターとつなぐ」をご参照ください。
デュアル時のMIDI送信チャン
ネル
第1音色による演奏が、ここ
設定したチャンネルで送信され
ます。第2音色による演奏は
ここで設定されたチャンネルの
次のチャンネルで送信されま
す。
MIDI受信チャンネル=ALLの
場合:
コンピューターから送信される
すべてのMIDIチャンネルデー
タを同時に受信します。SMF
ソングをコンピューター上で再
生させ、楽器本体の音色で鳴ら
す場合に、この設定を選びま
す。ただし、SMFソングデ
タ内に楽器本体に搭載されてい
ない音色の指定があった場合
は、適切なサウンドになりませ
ん。
MIDI受信チャンネル=1+2の
場合:
コンピューターから送信される
MIDIデータのうち、1〜2チャ
ンネルのデータだけを受信しま
す。SMFソングをコンピュ
ター上で再生させた場合で、1
〜2チャンネルのデータだけ
楽器本体で鳴らしたい場合に、
この設定を選びます。
この楽器のパネル設定(音色な
ど)は、コンピューターから受
信したMIDIメッセージに関係
なく、変わりません。
デモ曲/ピアノデモ曲の再生
データはMIDI送信されません。
楽器本体とコンピューターとでMIDI通信を行なうには、お互いのMIDI送信チャンネルとMIDI受信チャ
ンネルを合わせておく必要があります。楽器本体側でMIDI送信チャンネルを設定しておけば、鍵盤演奏
やペダル演奏、音色切替などが、設定されたチャンネルでコンピューターに送信されます。楽器本体側
でMIDI受信チャンネルを設定しておけば、コンピューターから受信したMIDIデータのうち、特定の
チャンネルのデータだけを鳴らすことができます。
MIDI送信チャンネルの設定
[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したままC1〜E2鍵盤のどれかを押し
て、値を設定します。
MIDI受信チャンネルの設定
[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したままC4〜F5鍵盤のどれかを押し
て、値を設定します。
通常、この楽器の鍵盤を弾くと本体内部の「音源」から音が出ます。この状態は「ローカルコントロールオン」と呼ばれます。「ロー
カルコントロールをオフ」にすると、「鍵盤」と「音源」が切り離され、鍵盤を弾いてもこの楽器からは音が出なくなります。
初期設定
オン
[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押したままC6鍵盤を押します。C6鍵盤
を押すたびにローカルコントロールオン/オフが切り替わります
MIDI送信/受信チャンネルの設定
C1 C4
E2 F5
1 1 14 169
5 6 8 10121315
OFF
31
742 1 1 14 169
5 6 8 10 12 13 15
1+2
ALL
31
742
MIDI送信チャンネル
(C1E2)
MIDI受信チャンネル
(C4F5)
ローカルコントロールオン/オフの設定
C6