User Manual

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YDP-164,YDP-144,YDP-S54取扱説明書
ご使用前の準備
基本編
この楽器は、電源の切り忘れによる無駄な電力消費を防ぐた
め、オートパワーオフ機能を搭載しています。これは、本体
が30分操作されないと自動的に電源が切れる機能です。
初期設定:有効
オートパワーオフ機能の簡単解
いったん楽器の電源を切ります。
A−1(左端の鍵盤)を押したまま[P](スタンバイ/オン)ス
イッチを押して電源を入れます。[REC
レコード
]ランプが3回点滅
し、オートパワーオフ機能が無効になります。
オートパワーオフ機能の有効/無効を
り替える
[DEMO
デモ
/SONG
ソング
]と[PIANO
ピアノ
/VOICE
ボイス
]ボタンを同時に押した
ままA♯0(有効)またはA0(無効)の鍵盤を押します。
この楽器には[PHONES
フォーンズ
]
端子が2つありますので、
ヘッドフォンを2本接続
して2人で演奏を楽しめ
ます。
初期設定では、どちらか
の[PHONES]端子に
ヘッドフォンを接続する
と、自動的にスピーカー
から音が出なくなります。
注意
大きな音量で長時間ヘッド
フォンを使用しないでくだ
さい。聴覚障害の原因にな
ります。
スピーカーのオン/オフの設定
楽器本体のスピーカーから音を出す(オン)、出さない(オフ)
を設定できます。
[DEMO/SONG]と[PIANO/VOICE]ボタンを同時に押した
ままD6〜E6の鍵盤を押します。
ヘッドフォンハンガー (YDP-164のみ)
YDP-164では、ヘッドフォンハンガーにヘッドフォンを
かけることができます。ヘッドフォンハンガーの取り付け
方法は、36ページをご参照ください。
YDP-144、YDP-S54には、ヘッドフォンハンガーを取
り付けることができません。
注記
ヘッドフォンハンガーにヘッドフォン以外のものを掛けない
ください。本体またはヘッドフォンハンガーが破損する場合
あります。
音の距離感を再現する
(ステレオフォニックオプティマイザー )
ステレオフォニックオプティマイザーは、ヘッドフォンの
音に対して、アコースティックピアノの前に座って弾いて
いるかのような音の広がりを再現する機能です。通常、
ヘッドフォンでは、音が耳のすぐそばで鳴っているように
聞こえますが、この機能がオンの場合は、ピアノ本体から
音が鳴っているような自然な距離感を得られます。
初期設定:オン
[PIANO
ピアノ
/VOICE
ボイス
]ボタンを押したまま、F♯3鍵盤を押すと
オン、F3鍵盤を押すとオフになります。
オートパワーオフ機能
ヘッドフォンを使う
左端の鍵盤
A♯0(有効)
左端の鍵盤
A0(無効)
PHONES
ステレオ標準フォーンプラグ
本体底面側
オフ
(D6鍵盤)
常にスピーカーから音が出ません。
オン
(D#6鍵盤)
ヘッドフォンが接続されていても、常にスピー
カーから音が出ます。
ノーマル
(E6鍵盤)
ヘッドフォンが接続されると、スピーカーから
音が出なくなります(初期設定)。
右端の鍵盤
D6(オフ)
D♯6(オン)
E6(ノーマル)
C3
F3(オフ)
F♯3(オン)