User Manual
Table Of Contents
- 準備編
- 本編
- デモ曲を聞く
- ピアノ50曲(プリセットソング)を聞く
- ピアノ50曲を片手で練習する
- ピアノ50曲のフレーズを指定して練習する
- 音色を楽しむ
- 音色を選ぶ
- ペダルを使う
- 音に変化を付ける[BRILLIANCEブリリアンス]/[REVERBリバーブ]/[EFFECTエフェクト]/ [DAMPER RESダンパーレゾナンス.]
- タッチ感度を設定する[TOUCHタッチ]
- キー(調)を変える[TRANSPOSEトランスポーズ]
- 2つの音色を重ねる(デュアル)
- メトロノームを使う(METRONOMEメトロノーム)
- 演奏を録音(記録)する
- 演奏を簡単に録音する
- 録音した演奏を聞いてみる
- 録音し直す
- RIGHT/LEFTパートに録音する
- 録音した演奏を削除する
- 初期値(曲の先頭に記録されたデータ)を変更する
- 曲をUSB記憶装置に保存するなどの ファイル操作をする
- 保存と読み込みについて
- 録音した曲を1曲ずつUSB記憶装置に保存する
- USB記憶装置に保存した曲を楽器に読み込む
- USB記憶装置に入っている曲を削除する
- USB記憶装置をフォーマットする
- USB機器の取り扱いについて
- 曲を再生する
- ユーザーソングや楽器に取り込んだ外部ソングを再生する
- USB記憶装置に保存されている曲を再生する
- 再生に関する便利な機能
- 各種の便利な設定をする[FUNCTIONファンクション]
- ファンクションでの基本操作
- 各ファンクション項目の説明
- 他の機器と接続する
- 端子について
- コンピューターと接続する
- コンピューターと楽器間でソングデータを送受信する
- データのバックアップと初期設定に戻す方法
- データのバックアップ
- 初期設定(工場出荷時の設定)に戻すには
- メッセージ一覧
- 困ったときは
- 付録
各種の便利な設定をする[FUNCTION] (ファンクション)
取扱説明書
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本
編
コントロールチェンジ送受信オン/オフの
設定
MIDIで送信側の機器から受信側の機器にダンパーペダ
ルの操作やボリュームなどの演奏表現を伝える情報をコ
ントロールチェンジと言います。
たとえばこの楽器からコントロールチェンジを送信する
とMIDI接続した外部機器の演奏をコントロールすること
ができます。(この楽器でダンパーペダルなどを操作した
ときにコントロールチェンジが送信されます。)
逆に
MIDI接続した外部機器からコントロールチェンジを受
信すると、MIDIの演奏にコントロールチェンジの効果
が付きます。(このとき鍵盤での手弾き音は影響を受け
ません)。
このコントロールチェンジの送/受信ができたほうが便
利な場合と、できないほうが便利な場合があります。送
/受信ができたほうが便利な場合はオンに、できないほ
うが便利な場合は、オフにします。
この楽器が扱えるコントロールチェンジ情報については「MIDIデータ
フォーマット」(web上のデータリスト)を参照してください。(アクセス
方法は6ページを参照してください。)
選択範囲: ON/OFF
初期設定: ON
セットアップデータのMIDI送信
楽器のセットアップデータを、シーケンサーなどに送信
します。シーケンサーなどにこのデータを最初に録音す
ることにより、再生時に、録音したときと同じパネル設
定で再生することができます。
セットアップデータとは
現在の楽器のパネル設定状態一式のデータです。
操作
1. 送信するパネル設定を作ります。
2. シーケンサーなどとMIDIケーブルで接続シーケン
サー側の受信側の機器を受信できる状態にセットし
ます。
3. ファンクションモードに入って を選びます。
4. [+/YES]ボタンを押すと送信が実行されます。
送信が終わると、 が表示されます。
送信される「セットアップデータ」の内容
「MIDIデータフォーマット」(web上のデータリスト)を参照してくださ
い。パネルデータ詳細に掲載されている内容が送信されます。(データリ
ストのアクセス方法は6ページを参照してください)
送信したデータの受信方法
データを送信した機器と楽器をMIDIケーブルで接続します。
1.データを送信した機器側で送信操作をします。
→
自動的に楽器がそのデータを受信し、パネルの設定状態に反映されます。
(送信した機種と同じ機種でだけ受信することができます。)
セットアップデータMIDI送受信の操作については、接続する外部機器の
取扱説明書もご覧ください。
イニシャルセットアップ送信
MIDIケーブルで接続したシーケンサーなどにイニシャ
ルセットアップデータ(楽器のパネル設定状態のデータ)
を送信します。演奏データを録音する前にイニシャル
セットアップ送信をすると、演奏データの頭にセット
アップデータを記録しておくことができます。また、音
源モジュールにセットアップデータを送信すれば、音源
モジュールを楽器と同様の設定にすることができます。
操作
1. 送信するパネル設定を作ります。
2. シーケンサーなどとMIDI接続し、シーケンサー側の
セットアップデータ受信準備を整えます。
3. ファンクションモードに入って を選びます。
4. [+/YES]ボタンを押すと送信が実行されます。
送信が終わると、 が表示されます。
以下のデータをイニシャルセットアップ送信できます。
•
音色
•
[REVERB
リバーブ
]の種類
•
[REVERB]の深さ
•
[EFFECT
エフェクト
]の種類
•
[EFFECT]の深さ
•
チューニング(音の高さの微調整)値(F1)
•
2音色の音の高さを微妙にずらす設定の値( F3.2)