User Manual

Table Of Contents
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YDP-165, YDP-145, YDP-S55, YDP-S35 取扱説明書
ピアノとして演奏する
基本編
VRM Lite (バーチャル・レゾナンス・モデリング ライト)とは、アコースティックピアノの
豊かな共鳴音を仮想的な楽器(物理モデル)の上で忠実に再現し、よりアコースティックピアノ
に近い響きを作り出す機能です。鍵盤やペダルの状態に合わせて、瞬間瞬間の共鳴音を作り
出しているので、鍵盤を押さえるタイミングや、ペダルを踏むタイミングと深さを変えるこ
とで、多彩な響きが得られます。
VRM Liteの効果は、ピアノの音色(21ページ)のみにかかります。
VRM Liteのオン/オフの設定
[PIANO
ピアノ
/VOICE
ボイス
]を押したまま、C3(オフ)またはC♯3(オン)鍵盤を押します。
鍵盤を弾く強さを変えたときの、音の強弱の付き方(タッチ感度)を、4種類の中から選びます
(鍵盤自体の重さは変わりません)
[PIANO
ピアノ
/VOICE
ボイス
]を押したままC6~D♯6の鍵盤を押して、タッチ感度を設定します。
タッチ感度リスト
バーチャル・レゾナンス・モデリング ライト(VRM Lite)の設定
初期設定:
オン
左端の鍵盤
C♯3(オン)
C3(オフ)
鍵盤のタッチ感度を変える
NOTE
オルガンなど一部の音色では、タッ
チによる音の強弱は付きません。
初期設定:
C♯6 (ミディアム)
鍵盤 タッチ感度 説明
C6 ソフト 軽いタッチで大きい音が出ます。比較的音のつぶがそろいやすいタッチ
です。
C♯6 ミディアム 標準的なタッチです。
D6 ハード 大きな音を出すためには、より強いタッチで弾いてください。
D♯6 フィックス タッチの強弱にかかわらず一定の音量が出ます。
C6
右端の鍵盤
D6
C♯6 D♯6