User Manual

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YDP-165, YDP-145, YDP-S55, YDP-S35 取扱説明書
音色を楽しむ
応用編
鍵盤を左右に分けて、同時に2人が同じ音域で演奏できます。1台の楽器で2人同時に演奏したり、2人並んで座り、1人が
お手本を弾き、もう1人がそれを見ながら練習する、といった使い方ができます。
1. [PIANO
ピアノ
/VOICE
ボイス
]を押したまま、[+R]と[-L]を同時に押しま
す。
E3が鍵盤の境目(スプリットポイント)となり、左奏者側と右奏者側に分かれます。
2. 左側鍵域と右側鍵域に分かれて、2人で演奏しましょう。
左右の鍵域のオクターブを上げる/下げる
デュアルの「各音色のオクターブを上げる/下げる」(25ページ)と同じ操作です。
デュオの場合、左側鍵域が第2音色、右側鍵域が第1音色になります。
左右の鍵域の音量バランスをとる
デュアルの「2音色の音量バランスをとる」(25ページ)と同じ操作です。
設定値が+6に近づくほど右側鍵域の音量が大きくなり、-6に近づくほど左側鍵域が
大きくなります。
デュオ機能でのペダル効果
ダンパーペダル: 右側鍵域のダンパー効果
ソステヌートペダル: 左右両鍵域のダンパー効果
ソフトペダル: 左側鍵域のダンパー効果
左右の音の出力バランスを設定する(デュオタイプ)
デュオのとき、左右のスピーカーから鳴らす音のバランスを設定します。
セパレート: 鍵盤の左側領域の音を左側のスピーカーから右側領域の音を右側のスピー
カーから鳴らします。[PIANO/VOICE]を押したまま、
F♯4
鍵盤を押します。
バランス: 両奏者の演奏音を両方のスピーカーから自然なバランスで鳴らします。
[PIANO/VOICE]を押したまま、F4鍵盤を押します。
3. デュオを解除するには、[PIANO/VOICE]を押したまま、
[+R]と[-L]を同時に押します。
2人で一緒に弾く(デュオ)
NOTE
右奏者側(第1音色)と左奏者側(第
2音色)で異なる音色は設定でき
ません。
デュオのスプリットポイントは
E3から変更できません。
スプリットポイントE3C3(中央のド)相当 C3(中央のド)相当
左奏者側(第2音色) 右奏者側(第1音色)
設定範囲:
-2~0~+2
設定範囲:
-6~0~+6
NOTE
ヘッドホンも同様の設定になりま
す。
NOTE
デュアルがオンの状態で、デュオ
に入るとデュアルは解除されま
す。音色は第1音色になります。
デュオをオンにすると、VRM
Liteは無効になります。また
「デュオタイプ」がセパレートの
ときは、リバーブとステレオフォ
ニックオプティマイザーも無効に
なります。
初期設定:
セパレート
F4 (バランス)
F♯4 (セパレート)
右端の鍵盤