User Manual

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YDP-165, YDP-145, YDP-S55, YDP-S35 取扱説明書
応用編
演奏を録音する
この楽器では、録音機能を使って自分の演奏を1曲、ユーザーソング(MIDI)として録音できます。演奏は、右手パートと左手
パートの2つ(2トラック)を、個別に録音できます。
1. 音色を選んだり、拍子などを設定します。
音色の選択方法については、21ページをご覧ください。必要に応じてそのほかの設定
(リバーブなど)も選んでください。
2. 録音モードに入ります。
かんたん録音
[REC
レコード
]を押して録音モードに入ります。この場合、両手で演奏しても、自動的に右手
パートに録音されます。
かんたん録音の場合、それまでの録音データは、右手パート、左手パートとも消えて
しまいますので、ご注意ください。
パートを指定して録音する
[REC]を押したまま、録音したいパートのボタン([+R]または[-L])を押して録音モー
ドに入ります。
もう一方のパートにすでに録音データがある場合、録音と同時にパートの再生が始ま
りますので、それに合わせて録音できます。また、[PLAY
プレイ
]を押したまま、パートのボ
タン([+R]または[-L])を押すことで、パート再生のオン/オフを切り替えることがで
きます。
録音を中止する場合
もう一度[REC]を押します。
3. 鍵盤を弾く、または[PLAY]を押して、録音をスタートします。
録音中は、[REC]のランプが点灯し、録音しているパートのランプが現在のテンポに
合わせて点滅します。
4. [REC]または[PLAY]を押して、録音をストップします。
[REC]、[PLAY]、[+R]、[-L]のランプが点滅し、保存中であることを示します。保
存が終わるとランプが消灯し、録音モードは自動的に解除されます。
5. [PLAY]を押して、録音したソングを聞きます。
もう一度[PLAY]を押すと再生は止まります。
もう一方のパートに録音する場合
上記手順を繰り返します。手順2では、「パートを指定して録音」の方法で行います。
演奏を録音する
ご注意
この楽器で録音できる曲は1曲
(2トラック)です。すでに録音
データがある場合([+R]または
[-L]のランプ点灯)既存の
データは消えてしまいますので
ご注意ください。
NOTE
スマートデバイスアプリ「スマー
トピアニスト」(2ページ)を使え
ば、デバイス上にMIDI録音、ま
たはオーディオ録音でき、録音
データも保存できます。
メトロノームを鳴らしながら録音
することもできます。ただしメト
ロノームの音は、録音されませ
ん。
デュオを設定している場合(26
ページ)、右奏者側は右手パート
に、左奏者側は左手パートに録音
されます。パートを選んで録音す
ることはできません。
本体の容量が少ない場合、録音
モードに入るとき[REC]と
[PLAY]のランプが3秒間すばや
く点滅します。
右手パートに録音する場合
左手パートに録音する場合
ご注意
データ保存中(すべてのボタンの
ランプが点滅中)は楽器の電源を
切らないでください。録音中の
データだけでなく、すべての記
憶内容が失われる原因になりま
す。
演奏記憶容量
この楽器に記憶できる容量は、およ
そ11,000音符です。