User Manual

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YDP-164,YDP-144,YDP-S54取扱説明書
音色を楽しむ
応用編
鍵盤を左右に分けて、同時に二人が同じ音域で演奏できます。1台の楽器で二人同時に演奏したり、二人並んで座り、一人が
お手本を弾き、もう一人がそれを見ながら練習する、といった使い方ができます。
1. [PIANO
ピアノ
/VOICE
ボイス
]ボタンを押したまま、[+R]と[−L]ボタンを
同時に押します。
E3が鍵盤の境目(スプリットポイント)となり、左奏者側と右奏者側に分かれます。
2. 左側鍵域と右側鍵域に分かれて、2人で演奏しましょう。
左右の鍵域のオクターブを上げる/下げる
デュアルの「各音色のオクターブを上げる/下げる」(24ページ)と同じ操作です。
デュオの場合、左側鍵域が第2音色、右側鍵域が第1音色になります。
左右の鍵域の音量バランスをとる
デュアルの「2音色の音量バランスをとる」(24ページ)と同じ操作です。
設定値が+6に近づくほど右側鍵域の音量が大きくなり、−6に近づくほど左側鍵域が
大きくなります。
デュオ機能でのペダル効果
ダンパーペダル:右側鍵域のダンパー効果
ソステヌートペダル:左右両鍵域のダンパー効果
ソフトペダル:左側鍵域のダンパー効果
3.
デュオを解除するには、[PIANO/VOICE]ボタンを押したまま、
[+R]と[−L]ボタンを同時に押します。
二人で一緒に弾く(デュオ)
NOTE
右奏者側(第1音色)と左奏者側(第
2音色)で異なる音色は設定でき
ません。
デュオのスプリットポイントは
E3から変更できません。
デュオでは、リバーブ、ダンパー
レゾナンス、ステレオフォニック
オプティマイザーの効果はかかり
ません。
スプリットポイントE3C3(中央のド)相当 C3(中央のド)相当
左奏者側(第2音色) 右奏者側(第1音色)
設定範囲:
−2〜0〜+2
設定範囲:
−6〜0〜+6
NOTE
左側で弾いている音は左のスピー
カーから、右側で弾いている音は右
のスピーカーから出ます。
ヘッドフォン使用時も同様に、左側
で弾いている音は左(L)チャンネル
から、右側で弾いている音は右(R)
チャンネルから出ます。
NOTE
デュアルがオンの状態で、デュオに
入るとデュアルは解除されます。音
色は第1音色になります。