User Manual

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YDP-164,YDP-144,YDP-S54取扱説明書
応用編
演奏を録音する
この楽器では、録音機能を使って自分の演奏を1曲、ユーザーソング(MIDI)として録音できます。演奏は、右手パートと左手
パートの2つを、個別に録音できます。録音データは、コンピューターにSMFファイルとして転送/保存できます(31ページ)。
1. 音色を選んだり、拍子などを設定します。
音色の選択方法については、20ページをご覧ください。必要に応じてそのほかの設定
(リバーブなど)も選んでください。
2. 録音モードに入ります。
かんたん録音
[REC
レコード
]ボタンを押して録音モードに入ります。この場合、自動的に右手パート([+R])
が選ばれます。
かんたん録音の場合、それまでの録音データは、右手パート、左手パートとも消えて
しまいますので、ご注意ください。
パートを指定して録音する
[REC]ボタンを押したまま、録音したいパートのボタン([+R]または[−L])を押して録
音モードに入ります。
もう一方のパートにすでに録音データがある場合、録音と同時にパートの再生が始ま
りますので、それに合わせて録音できます。また、[PLAY
プレイ
]ボタンを押したまま、パー
トのボタン([+R]または[−L])を押すことで、パート再生のオン/オフを切り替えるこ
とができます。
録音を中止する場合
もう一度[REC]ボタンを押します。
3. 鍵盤を弾く、または[PLAY]ボタンを押して、録音をスタートし
ます。
録音中は、[REC]ボタンのランプが点灯し、録音しているパートのランプが現在のテ
ンポに合わせて点滅します。
4. [REC]または[PLAY]ボタンを押して、録音をストップします。
[REC]、[PLAY]、[+R]、[−L]ボタンのランプが点滅し、保存中であることを示しま
す。保存が終わるとランプが消灯し、録音モードは自動的に解除されます。
5. [PLAY]ボタンを押して、録音したソングを聞きます。
もう一度[PLAY]ボタンを押すと再生は止まります。
もう一方のパートに録音する場合
上記手順を繰り返します。手順2では、「パートを指定して録音」の方法で行ないます。
演奏を録音する
NOTE
オーディオ録音したい場合は、楽器
にコンピューターなどを接続する必
要があります。詳しくは30ページ
をご覧ください。
NOTE
メトロノームを鳴らしながら録音す
ることもできます。ただしメトロ
ノームの音は、録音されません。
NOTE
デュオを設定している場合(25ペー
ジ)、右奏者側は右手パートに、左
奏者側は左手パートに録音されま
す。パートを選んで録音することは
できません。
注記
すでに録音データがあるパート
を指定して録音した場合、既存
のデータは消えてしまいますの
でご注意ください。
NOTE
本体の容量が少ない場合、録音モー
ドにはいるとき[REC]と[PLAY]の
ランプが3秒間すばやく点滅しま
す。
右手パートに録音する場合
左手パートに録音する場合
注記
楽器が内部のメモリーにデータ
を書き込んでいるとき(すべての
ボタンのランプが点滅中)は電源
を切らないでください。録音中
のデータだけでなく、すべての
記憶内容が失われる原因になり
ます。
演奏記憶容量
この楽器に記憶できる容量は、
約100KB(およそ11,000音符)で
す。