User Manual

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YDS-120 取扱説明書
演奏する
マウスピースのくわえかた
マウスピースの先端から1cmくらいの位置に上の歯を
しっかり当て、下の歯はマウスピースに直接あたらない
ように下唇をかぶせます。
下唇でマウスピースを支え、口の両端から息が漏れない
ようマウスピースを包み込むように口を閉じます。
* マウスピースは強くかみ過ぎないでください。
音の出し方
マウスピースをくわえ、息を吹き込みます。息の吹き込
みかたを強くすると、大きな音になり、弱くすると小さ
な音になります。
音色を選ぶ
マウスピースに息を吹き込んだときに鳴る音を、アルト
サックスやテナーサックスなどの音色や調性を変えるこ
とができます。
1 VOICE[ ]/[ ]を押します。
LED画面に音色番号が表示されます。
音色の名称は、19ページの音色リストをご覧ください。
LED画面の表示の意味は以下のとおりです。
〜 アルトサックスの音色(inEb)
〜 ソプラノサックスの音色(inBb)
〜 テナーサックスの音色(inBb)
〜 バリトンサックスの音色(inEb)
〜 サックス以外の音色(inC)
〜 専用アプリ(14ペー)で編集した
ユーザー音色が選択できます。詳し
くは専用アプリのマニュアルをご覧
ください。
: MIDIコントローラーモードに入り
ます。本製品とUSB接続された外部
機器に、演奏をMIDIで送信できま
す。また、専用アプリ(14ページ)
で詳細な設定が可能です。MIDI
ントローラーモードのときは本製品
から音は出ません。
アナログコントローラーを使う
アナログコントローラーは選択した音色によってあらか
じめ機能が割り当てられています。
ピッチを上げ下げする(PitchBendピッチベンド)
音に揺れの効果を与える(Modulationモジュレーション)
音のつながりを滑らかにする(Portamentoポルタメント)
音色ごとのアナログコントローラーの割り当て機能につ
いては、巻末の音色リストをご覧ください。
NOTE
アコースティックのサクソフォンのようにマウスピースと
ネックの差し込み量を変えても、音のピッチは変わりませ
ん。
上の歯
下の歯
下唇
NOTE
Fnボタンを押しながらVOICE[ ]/[ ]を押すと、次/
前の音色グループに移動できます
NOTE
ポルタメントは、演奏音のピッチを滑らかに上げたり下げ
たりする奏法です。ポルタメントが割り当てられている音
色でアナログコントローラーを倒しながらキイを操作する
と、発音のピッチが滑らかに変化します。