Waldhorn Benutzerhandbuch Cor Mode d’emploi Trompa Manual de instrucciones Trompa Francesa Manual do Proprietário 圆号 使用说明书 Валторна Руководство пользователя 호른 사용설명서 JA EN DE FR ES PT ZH-CN RU KO ZH-TW 法國號 使用說明書 日本語 English Français Deutsch Owner’s Manual Русский 简体中文 Português Español French Horn 한국어 取扱説明書 繁體中文 ホルン
このたびは、ヤマハ管楽器をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 楽器を正しく組み立て性能をフルに発揮させるため、また永く良い状態で楽器をお 使いいただくために、この取扱説明書をよくお読みください。 You are now the owner of a high quality musical instrument. Thank you for choosing Yamaha. For instructions on the proper assembly of the instrument, and how to keep the instrument in optimum condition for as long as possible, we urge you to read this Owner’s Manual thoroughly. P.3 Sie sind nun der stolze Besitzer eines hochwertigen Musikinstruments.
ホルン 取扱説明書 安全上のご注意 ご使用の前に必ずお読みください ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様への危害や損害を未然に防 止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について :「ご注意ください」という注意喚起を示します。 :「〜しないでください」という禁止行為を示します。 注意 この表示内容を無視した取り扱いをする と、傷害を負う可能性が想定されます。 楽器を投げたり、振り回したりしないでくだ さい。 マウスピースや部品が抜け、相手の身体に当たるなど して危険です。楽器はいつもやさしく扱ってください。 オイルやポリッシュ類を乳幼児が口にしない よう、十分ご注意ください。 乳幼児の手の届かない所に保管したり、楽器のお手 入れは乳幼児のいない所で行うなど、オイルやポリッ シュ類の管理にはご注意ください。 ご注意 • 温度・湿度などの環境に注意してください。 楽器をスト
各部の名称 ■ F シングルホルン 指掛 第 3 ロータリーバルブ 第 2 ロータリーバルブ 第 3 レバー 第 1 ロータリーバルブ 第 2 レバー 第 1 レバー 第 3 抜差管 マウスパイプ ベル マウスピース 主管抜差管 第 1 抜差管 第 2 抜差管 ■ Bb シングルホルン 第 4 ロータリーバルブ 指掛 第 3 ロータリーバルブ 第 3 レバー 第 2 ロータリーバルブ 第 1 ロータリーバルブ 第 2 レバー 第 1 レバー 第 4 レバー 第 3 抜差管 マウスパイプ ベル マウスピース 主管抜差管 ( 裏面 ) 第 4 抜差管 第 1 抜差管 第 2 抜差管 4
各部の名称 ■ F/Bb ダブルホルン 第 1 ロータリーバルブ 第 4 ロータリーバルブ 指掛 第 3 ロータリーバルブ 第 3 レバー 第 2 ロータリーバルブ 第 2 レバー 第 1 レバー 第 4 レバー Bb 第 3 抜差管 F 第 3 抜差管 マウスパイプ ベル マウスピース 主管抜差管 Bb 第 1 抜差管 F 管抜差管 F 第 1 抜差管 F 第 2 抜差管 Bb 第 2 抜差管 指掛 第 4 ロータリーバルブ 第 3 ロータリーバルブ 第 3 レバー 第 2 ロータリーバルブ 第 1 ロータリーバルブ 第 2 レバー 第 1 レバー Bb 第 3 抜差管 第 4 レバー F 第 3 抜差管 Bb 第 2 抜差管 マウスパイプ ベル マウスピース F 管抜差管 (2) 主管抜差管 Bb 第 1 抜差管 F 第 1 抜差管 F 管抜差管 (1) F 第 2 抜差管 ※ 本書は、発行時点での最新仕様で説明しています。最新版は、ヤマハウェブサイトからダウンロードできます。 5
演奏の準備 楽器の取り扱いについて 金管楽器のボディの板厚はとても薄いので、取り扱いの際に無理な力を加えたり、 ぶつけたりして変形させないように、十分注意してください。 ■ デタッチャブルベルのセット デタッチャブルベルのセットは、ベルの中央部 分を持って組み立てます。あまり強く締め付け ないようにしましょう。 2. オイルが全体にゆきわたるように、レバー を動かします。 ■ マウスピースのセット ■ オイルの注油 マウスピースは軽く入れます。 ロータリーへの注油 1.
チューニング ( 音合わせ ) 演奏の際、必ず主管抜差管をスライドさせてピッチを合わせてください。 チューニングは気温に影響されますので、演奏の前に息を吹き込んで楽器を暖めてから チューニングをしてください。主管抜差管を抜く長さは個人差がありますので、いちが いには言えません ( 気温 20℃のとき主管抜差管を、約 15 mm くらい抜いて A=442 Hz です )。 なお、抜差管を抜く長さはいつでも同じではなく、たとえば、気温が高い場合は抜差管 を長く抜きます。逆に気温が低い場合は短くなります。また、ベルの中に入れる右手の 位置、角度でも音程は変化します。 シングルホルン 主管抜差管を抜いて、チューニングします。 ダブルホルン 1. 主管抜差管で、Bb 管をチューニングします。 * Bb 管抜差管を持つ楽器は、主管抜差管と 合わせて使用しましょう。 2.
チューニング ( 音合わせ ) 3. 各抜差管をそれぞれ 5 〜 10 mm 程抜きま す。その際、抜差管が繋がっているレバー を押しながら抜いてください。 4.
楽器のお手入れ ■ 演奏後のお手入れ ● 楽器表面のお手入れ いつまでも美しい音を保つために、使用 後はしっかりとお手入れをしましょう。 楽器のお手入れは、机に置いてするか、 手でしっかり持って落とさないように気 を付けましょう。 楽器の表面はポリシングクロスで軽く拭きま す。汚れや変色が目立つ場合は、下記のお手入 れ用品をお使いください。 ● 抜差管のお手入れ 1. 抜差管を抜いて水分を出しましょう。 ラッカー仕上げには ... ラッカークロス+ラッカーポリッシュ 銀メッキ仕上げには ... シルバークロス+シルバーポリッシュ * レバーを押さずに抜差管を抜き差しする と、管内の気圧が下がり、動かしにくかっ たり管内を傷めるおそれがあります。 2. ウォーターキイを持つ楽器は、ウォーター キイからも水分を抜きましょう。 * 抜差管の材料は黄銅や洋白で耐食性に優 れていますが、水分が長時間残ると、腐食 が進行するおそれがありますのでご注意 ください。 * クリーニングスワブを使うと管体内の水 分をより確実に除去できます。 ■ 週に 1 回のお手入れ ● ロータリーのお手入れ 1.
楽器のお手入れ 2. 3. ロータリー回転軸と軸受けにも同様に、ロー タースピンドルオイルを少量注します。 ● 抜差管のお手入れ 1. 抜差管を抜くときは、レバーを押しながら 抜きましょう。 2. ガーゼをクリーニングロッドに金属部が露 出しないように巻き付け、抜差管と外管の 内側の汚れを取ります。 3. 抜差管の表面の汚れをガーゼで拭き取り、 スライドグリスを少量塗ります。 4.
楽器のお手入れ ■ 半年に 1 回のお手入れ ● 楽器を洗浄しましょう 1. 2. ブラスソープ水溶液を作ります。 ブラスソープ「1」に対して、30℃〜 40℃ の温水を「10 〜 15」用意します。楽器の 部品をブラスソープ水溶液内へ入れるとき は、あらかじめ抜差管を抜いておきます。 管内を洗浄するときの注意 ロータリーは分解しないでください。 また、管内に水を通すときは、主管抜 差管から息の流れと逆方向に水を入れ てください。マウスパイプから水を入 れると、汚れがバルブにつまりバルブ の動きが悪くなります。 フレキシブルクリーナーのブラシにブラス ソープ水溶液を含ませ、管内を洗います。 5. 3. 汚れが落ちたら、きれいな水で汚れとブラス ソープ水溶液を充分に洗い流してください。 4.
ロータリーひも / レバーの調整 ロータリーひもの巻き付けおよび調整は、初心者には難しい作業です。管楽器技 術者にご依頼ください。 ● 下の図のようにひもを巻き付け、ひも止めネジを締めます。 ネジの締まる方向に巻き付け、巻き終わったらひも止めネジ B で、レバーの高さを調節しましょう。 回転台押ネジ ひも止めネジ B ひも止めネジ A レバー連結棒 レバーが下がる レバーが上がる メカニカルアクションの YHR-567G(D)B など は、ベアリング止めネジの接続位置を変更する ことで、ストロークが 2 段階に調節可能です ( 図 はオープン F の状態を表しています)。 * ベアリング止めネジをロータリーの回転中心に近 い側に接続するとストロークが短くなり、遠い側 に接続するとストロークが長くなります。 ベアリング 止めネジ オープン Bb の ときはこちら側 に接続 12 図は YHR-567 など 調整機構が付いた第 4 レバーは、演奏者の手 に合わせた位置の調節が可能です。図のように ドライバーで調節します。
ロータリーひも / レバーの調整 ■ 第 4 レバーの切り替えかた ● F/Bb ダブルホルン ヤマハダブルホルンは、通常第 4 レバーを押さない状態で F 管 ( オープン F)、押した状態で Bb 管 になるようセットされていますが、図のようにセットすることで F 管と Bb 管を逆 ( 押さない状態 で Bb 管 ( オープン Bb)、押した状態で F 管 ) にすることができます。 セットのしかたは、ひも止めネジ B とその下のヒモ座を外し、両方セットで移動させます。その後 下図のようにヒモ座の上にひもを通します。 ひも止めネジ A ひも止めネジ B 回転台押ネジ レバー連結棒 オープン F ( 押し Bb) オープン Bb ( 押し F) 図は第 4 バルブが小指側にある ダブルホルン オープン F ( 押し Bb) オープン Bb ( 押し F) 図は第 4 バルブが親指側にある ダブルホルン 13
オプション ● Eb 替管 ( 別売 ) F シングルホルンの主管のオプションです。これにより、楽器の調性が Eb になるので Eb 調の譜面 を読み替えずに、記譜通り演奏することができます。 装着したままケースに収納することができます。 主管抜差管 Eb 替管 このとき、第 1 〜第 3 抜差管も少し抜きます。 14
オプション ● F ナチュラル管 ( 別売 ) Bb シングルホルンの第 4 抜差管に装着するオプションで、F 管の開放の音を演奏することができます。 記譜のド ( 実音 F) やソ ( 実音 C) の中低音での音抜けが向上し、音程も安定します。 装着したままケースに収納することができます。 F ナチュラル管 15
故障かな?と思ったら 音抜け、音程が悪くなった。 ・ 管内に汚れが付着している。 → 「楽器のお手入れ」に従い、管内を洗 浄してください。 ・ ウォーターキイのコルクが欠けて、そこ から息が漏れている。 → お買上げ店でコルクを交換してください。 ・ マウスピースがガタつき、その部分から 息が漏れている。 ・ 管に大きなへこみがあり、管の継ぎ目か ら息が漏れている。 ・ 管の中に異物がある。 ・ ロータリーとバルブケーシングの穴が 合っていない。 → お買い上げ店、またはご相談窓口にご 相談ください。 ロータリーの動きが悪くなった。 ・ ひもがゆるんでいる。 ・ バルブケーシングとロータリーの間に汚 れが付着している。 ・ バルブケーシングが変形している。 ・ ロータリーバルブを分解後、組み立てた。 → お買い上げ店、またはご相談窓口にご 相談ください。 抜差管が抜けない。動きが悪い。 ・ 抜差管の外管と中管の間に、汚れや砂ぼ こりが入って傷が付いた。 → 汚れを拭き取り、抜差管にスライドグ リスを塗ってください。 ・ 楽器を落としたりぶつけたりして抜差管 がへこんだ。掃除のときに曲がった。 → お買い上
お手入れ用品とアクセサリー 素敵なミュージックライフのために、ヤマハでは、いろいろなアクセサリーを取り扱いいた しております。ここではホルンに関するものをご紹介いたします。ぜひ、ご活用ください。 品 名 特 徴 ・ 使 用 方 法 ブラスソープ 管体の内面やマウスピース内面のクリーニングに最適です。 メタルポリッシュ 素地材質のままの仕上げや、ニッケルメッキ仕上げに使用します。 ラッカーポリッシュ ラッカー仕上げ専用のポリッシュで、楽器表面の汚れを取り除き、艶 のある光沢を生みだします。 シルバーポリッシュ 銀あるいは銀メッキ仕上げの楽器表面の変色や汚れを取るときに使用 します。 ポリシングガーゼ 楽器表面や内面のクリーニングに最適です。 ラッカークロス ラッカー塗装専用のクロスで、ツヤを出したり汚れをつきにくくする 効果が得られます。 ポリシングクロス 楽器表面の艶出しに適した、軟らかくきめ細かいクロスです。 シルバークロス 銀や銀メッキの楽器表面の変色や汚れを取り、きめ細かい美しい光沢 をもたらします。 マウスピーススワブ 吸水性抜群のマイクロファイバー
フィンガリングチャート / Fingering Chart / Grifftabelle / Tablature / A F シングルホルン F Single Horn F-Einfachhorn Cor simple en Fa Trompa en Fa sencilla B-Einfachhorn Cor simple en Sib Trompa en Sib sencilla Trompa simples em Fá Trompa simples em Si bemol Одинарная валторна F Одинарная валторна Bb F 单排圆号 F 싱글 호른 3 in F 降 B 单排圆号 Bb 싱글 호른 降 B 單調性法國號 F 單調性法國號 18 B Bb シングルホルン Bb Single Horn 2 1 3 2 1 4 : 押さえる /Close /Geschlossen /Fermé /Cerrado/Fechado/ 按下 / Закрыт / 닫기 / 按下 : 放す/Open /Offen /Ouvert
Tabla de digitaciones / Tabela de digitação / 指法表 / Аппликатура / 운지법 / 指法表 F/Bb ダブルホルン F/Bb Double Horn F/B-Doppelhorn Cor double en Fa/Sib Trompa doble en Fa/Sib Trompa dupla em Fá/Si bemol F/ 降 B 双排圆号 Двойная валторна F/Bb F/Bb 더블 호른 F/ 降 B 雙調性法國號 C ダブルホルンの第 4 レバーは、F 管と Bb 管の切り替えに使用します。 工場出荷時は、第 4 レバーを押すと、F 管から Bb 管に切り替わるよ うにセットされています。 The 4th lever on full double horns is used to switch between the F and Bb sides of the horn.
フィンガリングチャート / Fingering Chart / Grifftabelle / Tablature / : 押さえる /Close /Geschlossen /Fermé /Cerrado/Fechado/ 按下 / Закрыт / 닫기 / 按下 : 放す/Open /Offen /Ouvert /Abierto/Aberto / 放开 / Открыт/ 열기 / 放開 20
Tabla de digitaciones / Tabela de digitação / 指法表 / Аппликатура / 운지법 / 指法表 慣例上古典派、ロマン派等の曲で、ヘ音記号はこれより 1 オクターブ下げて書かれるものもあります。同一の音で 2 種類ある運指は、 一般的に左側に書かれている運指を用います。右側は替え指です。 Some bass clef parts in Classical and Romantic, etc., music are customarily written an octave lower. The fingering on the left should be played for notes that have double fingerings. The fingering on the right is an alternate fingering.
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