Trompa Manual de instrucciones Trompa Manual de instruções 圆号 使用手册 Валторна Руководство пользователя 호른 사용설명서 日本語 English Deutsch Français Español Cor Mode d’emploi Português Waldhorn Bedienungsanleitung 中文 Horn Owner’s Manual Русский 取扱説明書 한국어 ホルン
このたびは、ヤマハ管楽器をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 楽器を正しく組み立て性能をフルに発揮させるため、また永く良い状態で楽器を お使いいただくために、この取扱説明書をよくお読みください。 You are now the owner of a high quality musical instrument. Thank you for choosing Yamaha. For instructions on the proper assembly of the instrument, and how to keep the instrument in optimum condition for as long as possible, we urge you to read this Owner’s Manual thoroughly. P.3 P.19 Sie sind nun der stolze Besitzer eines hochwertigen Musikinstruments.
ホルン 取扱説明書 安全上のご注意 ご使用の前に必ずお読みください ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様への危害や損害を未然に防 止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について : 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 注意 :「〜しないでください」という禁止行為を示します。 この表示内容を無視した取り扱いをすると、傷害を負う可能性 または物的損害が発生する可能性が想定されます。 楽器を投げたり、振り回したりしないでくだ さい。 マウスピースや部品が抜け、相手の身体に当たるな どして危険です。楽器はいつもやさしく扱ってくだ さい。 オイルやポリッシュ類を乳幼児が口にしない よう、十分ご注意ください。 乳幼児の手の届かない所に保管したり、楽器のお手 入れは乳幼児のいない所で行なうなど、オイルやポ リッシュ類の管理にはご注意ください。 小さな部品は、乳幼児の手
各部の名称 ■ F シングル 指掛 第 3 ロータリーバルブ 第 3 レバー 第 2 ロータリーバルブ 第 1 ロータリーバルブ 第 2 レバー 第 1 レバー 第 3 抜差管 マウスパイプ ベル マウスピース 主管抜差管 第 1 抜差管 第 2 抜差管 ■ Bb シングル 指掛 第 4 ロータリーバルブ 第 3 ロータリーバルブ 第 3 レバー 第 2 ロータリーバルブ 第 2 レバー 第 1 ロータリーバルブ 第 1 レバー 第 4 レバー 第 3 抜差管 マウスパイプ ベル マウスピース 主管抜差管 ( 裏面 ) 第 4 抜差管 第 1 抜差管 第 2 抜差管 4
各部の名称 ■ F/Bb フルダブル 第 1 ロータリーバルブ 第 4 ロータリーバルブ 指掛 第 3 ロータリーバルブ 第 3 レバー 第 2 ロータリーバルブ 第 2 レバー 第 1 レバー 第 4 レバー Bb 第 3 抜差管 F 第 3 抜差管 マウスパイプ ベル マウスピース 主管抜差管 Bb 第 1 抜差管 F 管抜差管 F 第 1 抜差管 F 第 2 抜差管 Bb 第 2 抜差管 指掛 第 4 ロータリーバルブ 第 3 ロータリーバルブ 第 3 レバー 第 2 ロータリーバルブ 第 2 レバー 第 1 ロータリーバルブ 第 1 レバー Bb 第 3 抜差管 第 4 レバー F 第 3 抜差管 Bb 第 2 抜差管 マウスパイプ ベル マウスピース F 管抜差管 (2) 主管抜差管 Bb 第 1 抜差管 F 第 1 抜差管 F 管抜差管 (1) F 第 2 抜差管 ※ 仕様および外観は、改良のため、予告なく変更することがあります。 5
演奏の準備 楽器の取り扱いについて 金管楽器のボディの板厚はとても薄いので、取り扱いの際に無理な力を加えたり、 ぶつけたりして変形させないように、十分注意してください。 ■ スクリューベルのセット スクリューベルのセットは、ベルの中央部分を 持って組み立てます。あまり強く締め付けない ようにしましょう。 2. オイルが全体にゆきわたるように、レバー を動かします。 ■ マウスピースのセット ■ オイルの注油 マウスピースは軽く入れます。 ロータリーへの注油 1.
チューニング ( 音合わせ ) 演奏の際、必ず主管抜差管をスライドさせてピッチを合わせてください。 チューニングは気温に影響されますので、演奏の前に息を吹き込んで楽器を暖めてか らチューニングをしてください。主管抜差管を抜く長さは個人差がありますので、い ちがいには言えません ( 気温 20℃のとき主管抜差管を、約 15mm くらい抜いて A=442Hz です )。 なお、抜差管を抜く長さはいつでも同じではなく、たとえば、気温が高い場合は抜差管 を長く抜きます。逆に気温が低い場合は短くなります。また、ベルの中に入れる右手の 位置、角度でも音程は変化します。 シングルホルン 主管抜差管を抜いて、チューニングします。 ダブルホルン 1. 主管抜差管で、Bb 管をチューニングします。 * Bb 管抜差管を持つ楽器は、主管抜差管と 合わせて使用しましょう。 2.
チューニング ( 音合わせ ) 3. 各抜差管をそれぞれ 5 〜 10mm 程抜きま す。その際、抜差管が繋がっているレバー を押しながら抜いてください。 4.
楽器のお手入れ ■ 演奏後のお手入れ いつまでも美しい音を保つために、使用後はしっかりとお手入れをしましょう。楽器の お手入れは、机に置いてするか、手でしっかり持って落とさないように気を付けましょ う。 ● 抜差管のお手入れ 1. 抜差管を抜いて水分を出しましょう。 ● 楽器表面のお手入れ 楽器の表面はポリシングクロスで軽く拭きま す。汚れや変色が目立つ場合は、下記のお手入 れ用品をお使いください。 * レバーを押さずに抜差管を抜き差しする と、管内の気圧が下がり、動かしにくかっ たり管内を傷めるおそれがあります。 ラッカー仕上げには ... ポリシングクロス+ラッカーポリッシュ 銀メッキ仕上げには ... シルバークロス+シルバーポリッシュ 2. ウォーターキイを持つ楽器は、ウォーター キイからも水分を抜きましょう。 仕上げにシリコンクロスを使うと、より美しい 光沢になります。 ■ 週に 1 回のお手入れ ● ロータリーのお手入れ * 抜差管の材料は黄銅や洋白で耐食性に優 れていますが、水分が長時間残ると、腐食 が進行するおそれがありますのでご注意 ください。 1.
楽器のお手入れ 2. ロ ー タ リ ー 回 転 軸 と 軸 受 け に も 同 様 に、 ロータースピンドルオイルを少量注しま す。 ■ 月に 1 〜 2 回のお手入れ ● 抜差管のお手入れ 1. 抜差管を抜くときは、レバーを押しながら 抜きましょう。 3. レバーの支持台の軸受け部には、レバーオ イルを少量注してください。 2. ガーゼをクリーニングロッドに金属部が露 出しないように巻き付け、抜差管と外管の 内側の汚れを取ります。 * オイルを付け過ぎた場合は、きれいに拭き 取ってください。また、ガーゼで細かいと ころもお掃除しましょう。 3. 抜差管の表面の汚れをガーゼで拭き取り、 スライドグリスを少量塗ります。 4.
楽器のお手入れ ■ 半年に 1 回のお手入れ ● 楽器を洗浄しましょう 1. 4. ガーゼで水分を完全に拭き取り、オイル、 グリスを注してください。 ブラスソープ水溶液を作ります。 ブ ラ ス ソ ー プ「1」 に 対 し て、30 ℃ 〜 40℃の温水を「10 〜 15」用意します。 楽器の部品をブラスソープ水溶液内へ入れ るときは、あらかじめ抜差管を抜いておき ます。 2. フレキシブルクリーナーのブラシにブラス ソープ水溶液を含ませ、管内を洗います。 管内を洗浄するときの注意 ロータリーは分解しないでください。 また、管内に水を通すときは、主管抜 差管から息の流れと逆方向に水を入れ てください。マウスパイプから水を入 れると、汚れがバルブにつまりバルブ の動きが悪くなります 3. 汚れが落ちたら、きれいな水で汚れとブラ スソープ水溶液を充分に洗い流してくださ い。 5.
ロータリー糸 / レバーの調整 ロータリー糸の巻き付けおよび調整は、初心者には難しい作業です。管楽器技術 者にご依頼ください。 ● 下の図のように糸を巻き付け、糸止めネジを締めます。 ネジの締まる方向に巻き付け、巻き終わったら糸止めネジ B で、レバーの高さを調節しましょう。 回転台押ネジ 糸止めネジ B 糸止めネジ A レバー連結棒 レバーが下がる レバーが上がる YHR-567GDB は、ベアリング止めネジの接 続位置を変更することで、ストロークが 2 段 階に調節可能です ( 図はオープン F の状態を表 しています)。 * ベアリング止めネジをロータリーの回転中心に近 い側に接続するとストロークが短くなり、遠い側 に接続するとストロークが長くなります。 ベアリング 止めネジ オープン Bb の ときはこちら側 に接続 12 図は YHR-567 など YHR-871D、YHR-671D、YHR-668D/ND、 YHR-567/567GDB などの第 4 レバーは、演 奏者の手に合わせた位置の調節が可能です。図 のようにドライバーで調節します。
ロータリー糸 / レバーの調整 ■ 第 4 レバーの切り替えかた ● F/Bb ダブルホルン ヤマハダブルホルンは、通常第 4 レバーを押さない状態で F 管 ( オープン F)、押した状態で Bb 管 になるようセットされていますが、図のようにセットすることで F 管と Bb 管を逆 ( 押さない状態 で Bb 管 ( オープン Bb)、押した状態で F 管 ) にすることができます。 セットのしかたは、糸止めネジ B とその下のヒモ座を外し、両方セットで移動させます。その後下 図のようにヒモ座の上に糸を通します。 糸止めネジ A 糸止めネジ B 回転台押ネジ レバー連結棒 オープン F オープン Bb 図は YHR-567/567D オープン F オープン Bb 図は YHR-668D 13
オプション ● Eb 替管 ( 別売 ) F シングルの YHR-314 Ⅱの主管のオプションです。これにより、楽器の調性が Eb になるので Eb 調の譜面を読み替えずに、記譜通り演奏することができます。 装着したままケースに収納することができます。 主管抜差管 Eb 替管 このとき、第 1 〜第 3 抜差管も少し抜きます。 14
オプション ● F ナチュラル管 ( 別売 ) YHR-322 Ⅱの第 4 抜差管に装着するオプションで、F 管の開放の音を演奏することができます。 記譜のド ( 実音 F) やソ ( 実音 C) の中低音での音抜けが向上し、音程も安定します。 装着したままケースに収納することができます。 F ナチュラル管 15
故障かな?と思ったら 音抜け、音程が悪くなった。 ・ 管内に汚れが付着している。 → 「楽器のお手入れ」に従い、管内を洗 浄してください。 ・ ウォーターキイのコルクが欠けて、そこ から息が漏れている。 → お買上げ店でコルクを交換してください。 ・ マウスピースがガタつき、その部分から 息が漏れている。 ・ 管に大きなへこみがあり、管の継ぎ目か ら息が漏れている。 ・ 管の中に異物がある。 ・ ロータリーとバルブケーシングの穴が 合っていない。 → お買い上げ店、またはご相談窓口にご 相談ください。 ロータリーの動きが悪くなった。 ・ 糸がゆるんでいる。 ・ バルブケーシングとロータリーの間に汚 れが付着している。 ・ バルブケーシングが変形している。 ・ ロータリーバルブを分解後、組み立てた。 → お買い上げ店、またはご相談窓口にご 相談ください。 抜差管が抜けない。動きが悪い。 ・ 抜差管の外管と中管の間に、汚れや砂ぼ こりが入って傷が付いた。 → 汚れを拭き取り、抜差管にスライドグ リスを塗ってください。 ・ 楽器を落としたりぶつけたりして抜差管 がへこんだ。掃除のときに曲がった。 → お買い上げ
お手入れ用品とアクセサリー 素敵なミュージックライフのために、ヤマハでは、いろいろなアクセサリーを取り扱いいた しております。ここではホルンに関するものをご紹介いたします。ぜひ、ご活用ください。 品 名 特 徴 ・ 使 用 方 法 ブラスソープ 管体の内面やマウスピース内面のクリーニングに最適です。 メタルポリッシュ 素地材質のままの仕上げや、ニッケルメッキ仕上げに使用します。 ラッカーポリッシュ ラッカー仕上げ専用のポリッシュで、楽器表面の汚れを取り除き、艶のある光沢を生みだします。 シルバーポリッシュ 銀あるいは銀メッキ仕上げの楽器表面の変色や汚れを取るときに使用します。 ポリシングガーゼ 楽器表面や内面のクリーニングに最適です。 ラッカークロス ラッカー塗装専用のクロスで、ツヤを出したり汚れをつきにくくする効果が得られます。 ポリシングクロス 楽器表面の艶出しに適した、軟らかくきめ細かいクロスです。 シルバークロス 銀や銀メッキの楽器表面の変色や汚れを取り、きめ細かい美しい光沢をもたらします。 メタルクロス ニッケルメッキ、アンラッカー専用のクロスです
フィンガリングチャート /Fingering Chart/Grifftabelle/Tablature/ A F シングル F Single Horn Bb Single Horn F-Einfachhorn B-Einfachhorn Cor en Fa Cor en Si b Trompa sencilla de F Trompa sencilla de Bb Trompa simples em Fá Trompa simples em Síb F 调单一调性法国圆号 降 B 调单一调性法国圆号 Одинарная валторна в строе F Одинарная валторна в строе Bb F 싱글 호른 Bb 싱글 호른 3 in F 132 B Bb シングル 2 1 3 2 1 4 : 押さえる /Close /Geschlossen /Fermé/Cerrado/Fechado/ 按下 / Закрыт / 닫기 : 放す/Open /Offen /Ouvert /Abierto/Aberto/ 放开 /Открыт/ 열
ure/ Tabla de digitaciones/Tabela de digitação/ 指法表 /Аппликатура/ 운지법 F/Bb フルダブル F/Bb Double Horn F/B-Doppelhorn Cor double Fa/Si b Trompa doble de F/Bb Trompa dupla Fá/ Síb F/ 降 B 调双管法国圆号 Двойная валторна в строе F/Bb F/Bb 더블 호른 C フルダブルホルンの第 4 レバーは、F 管と Bb 管の切り替えに使用し ます。工場出荷時は、第 4 レバーを押すと、F 管から Bb 管に切り替 わるようにセットされています。 The 4th lever on full double horns is used to switch between the F and Bb sides of the horn.
フィンガリングチャート /Fingering Chart/Grifftabelle/Tablature/ : 押さえる /Close /Geschlossen /Fermé /Cerrado/Fechado/ 按下 / Закрыт / 닫기 : 放す/Open /Offen /Ouvert /Abierto/Aberto / 放开 / Открыт/ 열기 134 Tabla
ure/ Tabla de digitaciones/Tabela de digitação/ 指法表 /Аппликатура/ 운지법 慣例上古典派、ロマン派等の曲で、ヘ音記号はこれより 1 オクターブ下げて書かれるものもあります。同一の音で 2 種類ある運指は、一般的 に左側に書かれている運指を用います。右側は替え指です。 Some bass clef parts in Classical and Romantic, etc., music are customarily written an octave lower. The fingering on the left should be played for notes that have double fingerings. The fingering on the right is an alternate fingering.
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