User Manual

6
オーボエの組み立てとチューニング
オーボエの組み立て
1. コルクグリスの塗布
組み立て前にコルクグリスをジョイントコル
クおよびリードチューブの下部全周に薄く
塗ってください。
2. 下管とベルの組み立て
ベルを右手に持ち、連絡キイを曲げないよう
下管とベルの連絡キイの位置を確認して下管
にベルを回転させながら差し込みます。
3. 上管と下管の組み立て
下管を右手に持ち、連絡キイを曲げないよう
に連絡キイの位置を確認して上管に下管を回
転させながら差し込みます。
チューニング
リードチューブの長さやタイプリードの全長
や幅スクレープやガウジング等のスタイルに
よってオーボエのピッチは変化しますチュー
ニングが合わない場合はこれらを調整してくだ
さい。また、管楽器のピッチは気温や管内の温度
によって微妙に変化しますので吹奏前には管
体を室温に慣らしたり手で管体を温めたりし
て充分管体を温めてください。
組み立て前に(必ずお守りください)
オーボエは天然の木材と精密な金属パーツからできています。組み立ての際はキイに無理な力が掛
からないよう持ち方にご注意ください。
キイに無理な力が掛かってキイが曲がるとタンポのバランスがくずれてしまいますので充分ご注意
ください。
新しく最初に組み立てる場合、ジョイントが固いことがあります。その場合、付属のコルクグリスを
塗って差し込みます。それでも固い場合は受け側部にもコルクグリスを軽く塗ってください。その
際、多く塗りすぎないようにご注意ください。
オーボエの分解時の注意
演奏終了後など組み立てたオーボエを上
管、下管ベルに分解するときはパーツに顔
を近付けたり、人に向けた状態では行わない
でください。思いがけずパーツが外れて怪我
をする恐れがあります。