User Manual

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●楽器表面のお手入れ
楽器の表面はポリシングクロスで軽く拭きま
す。汚れや変色が目立つ場合は、下記のお手入
れ用品をお使いください。
楽器のお手入れ
に1〜2回のお手入れ
●
ピストンとバルブケーシングのお手入れ
ピストンとバルブケーシングは精密加工によ
り、クリアランス ( ピストンとバルブケーシン
グのすき間 ) が最小限でスムーズな動きを確保
しておりますので、取扱いには充分ご注意くだ
さい。
1.
金属部分が露出しないように、クリーニン
グロッドにガーゼを巻き付けます。
* 金属部分が露出していると、管内に傷が付
くおそれがあります。
* 下バネ式のモデルでは、バルブケーシング
内のバネを取ってから掃除してください。
3.
ピストンの汚れをガーゼで拭き取ります。
クリーニング
ロッド
ガーゼ
2.
バルブケーシング内側の汚れを拭き取りま
す。
ラッカー仕上げには ...
ポリシングクロス+ラッカーポリッシュ
銀メッキ仕上げには ...
シルバークロス+シルバーポリッシュ
仕上げにシリコンクロスを使うと、より美しい
光沢になります。
4.
バルブオイルをさした後、ピストンをゆっ
くりバルブケーシングに戻します。このと
き、バルブガイドが溝にはまるのを確かめ
ます。しっかり締めた後、2 3 回ピスト
ンを動かして、オイルをなじませます。
* オイルのさし過ぎにご注意ください。
* バルブケーシングに刻印されている番号
とピストンに刻印されている番号を必ず
合わせてください。
ピストンは楽器の心臓部です。ピストンを
落としたりぶつけたり、乱暴に扱わないで
ください。もしも、ピストンが傷ついたり
変形した場合は、決してバルブケーシング
には入れず、お買い上げの楽器店、または
ヤマハサービス窓口へご相談ください。