User Manual

8•YV2030MS YT2030MS 取扱説明書
組み立て方
9. ダンパーペダルを降ろします。
手順 11 で楽器高さを上げてもベルトがつっぱらないよう
に、ダンパーベルトのバックルをゆるめておきます。
10.共鳴パイプを側枠のパイプ受けに高音側から差し込
みます。
共鳴パイプの低音側をかける場合は、パイプ受けの真ん中
の溝を通して持ち上げます。最適な共鳴を得るために、室
温が 23 ℃以上の場合は浅い方 (A) へ、23 ℃未満の場合
は深い方 (B) へかけてください。
NOTE
共鳴パイプ(幹音用)と共鳴パイプ(派生音)用は、構造
上正しい位置にしか取り付けられないようになってい
ます。
11.
楽器の高さを調節します。
左右の脚に付いているレバーを引き上げると、楽器高さが
上がり、レバーを上げたまま上から強く押すと、楽器高さ
が下がります。レバーを離すと、その高さで楽器高さが固
定されます。
NOTE
脚には、高さ調節の目安になる目盛りが付いています。
合わせたい高さよりも少し下げてから、少しずつ上げ
ながら微調整することをおすすめします。
高さ調整は、左右同時に行ない、音板の水平を保って
ください。
滑らかに上げ下げできるように脚の支柱部にはグリス
が塗布されています。グリスが手についた場合には、
流水で洗い流してください。
楽器の高さを再調整する際は、必ずダンパーベルトの
バックルをゆるめてください。
12.
ペダルの踏み込み量を調整します。
ダンパーベルトのバックルをゆるめて、ペダルの高さを調
整し、バックルを留めてペダルを固定します。
13.
すべて組み上げたら、各部のネジがしっかりと締
まっていることを確認してください。
以上で、組み立ては完了です。
共鳴パイプ
パイプ受け
共鳴パイプの
低音側
レバー
ペダル
3〜4cm
床面