日本語 English Deutsch Français Español Русский Português 中文 한국어 取扱説明書 Owner’s Manual Bedienungsanleitung Mode d’emploi Manual de instrucciones Manual do Proprietário 使用说明书 사용설명서
取扱説明書 ごあいさつ このたびはヤマハAlto Venova™(アルトヴェノーヴァ )をお買い求めいただき、まこと にありがとうございます。 ヴェノーヴァはリコーダーに似たシンプルな指使いで、リード楽器の表現力をお楽しみ いただける新しい管楽器です。従来の管楽器に比べて壊れにくくメンテナンスも容易で す。しっとりと落ち着いた低音が魅力のアルトヴェノーヴァで新しい素敵な音楽生活を お楽しみください。 この楽器の性能を十分に活かし、また長く良い状態でお使いただくため、本書をよくお 読みになってからご使用ください。また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれ るところに大切に保管していただきますようお願いします。 * 本書では、ヤマハAlto Venovaの取り扱い上の注意事項やお手入れ方法につい て記載しています。ヤマハAlto Venovaの基本的な演奏方法については、別冊 の「Venova™を吹いてみよう!」をご覧ください。 目次 安全上のご注意 ......................................................................
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々への 危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお 願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。 注意喚起を示す記号 禁止を示す記号 注意 この表示の欄は、「傷害を負う可能性または物的損害が発生する可能性が想定される」内容です。 取り扱い 楽器を人に向かって投げたり、振り回したりしない。 禁止 マウスピースや部品が抜け、相手の体に当たるなどして危険です。楽器はいつもやさし く扱ってください。 楽器の上に乗ったり重いものをのせたりしない。 楽器が破損したり、お客様やほかの方々がけがをしたりする原因になります。 禁止 ケースやケースストラップをむやみに振り回さない。 思わぬ事故につながるおそ
■ 注記(ご使用上の注意) 楽器の故障、損傷を防ぐため、以下の内容をお守りください。 ● 楽器の取り扱いに関する注意 • 直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近くなど極端に温度が高くなる ところ、逆に温度が極端に低いところ、また、ほこりや振動の多いところで使用しな いでください。楽器の変形や変質の原因となり、演奏に支障を生じるおそれがありま す。 • 楽器の上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを置かないでください。 楽器が変色/変質する原因になります。 ● 楽器のお手入れに関する注意 • お手入れの際、ベンジンやシンナー、アルコール、洗剤、化学ぞうきんなどを使用し ないでください。楽器が変色/変質する原因になります。 • 楽器を煮沸したり食洗機に入れたりしないでください。楽器の変形や変質の原因とな り、演奏に支障を生じるおそれがあります。 ■ 長くお使いいただくために 楽器を良いコンディションで長くお使いいただくために、以下の事項を心掛けてください。 • 組み立て前に、ボディの接合部のホコリや汚れを布で拭き取っておきましょう。 • 演奏後は水分をよく取り除きましょう。 • 定期
各部の名称 マウスピース リガチャー リード 接合部 付属マウスピースは、ヤマハ アルトサックスマウスピース 4C相当品です。 接合部 オクターブキイ ボディ上 フックホール この穴にひもなどを 通して楽器を吊るし て保管することがで きます。 ボディ下 接合部 F/F#キイ サムフック (指かけ) Eキイ Dキイ D#キイ Cキイ C#キイ メインキイ 取扱説明書 5
各部の名称 ■ 同梱品 ・マウスピースキャップ×1 • リードとマウスピースは 傷がつきやすいので、演 奏しないときや演奏の合 間にも必ずマウスピース キャップをはめるように しましょう。 ・専用ケース×1 ・ケース専用ストラップ×1 * イラストはストラップ 装着時です。 ・専用クリーニングスワブ (ボールチェーン付)×1 ・取扱説明書(本紙)×1 ・Venova™を吹いてみよう! ×1 専用ケースへのストラップの取り付けかた 持ち運びに便利なケース専用ストラップを 同梱しています。 ストラップを取り付ける場合は、必ず右図 の手順で確実に取り付けてください。 取り付けが正しくないと、ストラップが ケースから外れて楽器やケースを破損する おそれがあります。 また右図のように、ストラップの先端が樹 脂パーツから5cm以上出るように取り付け てください。使っているうちにこの部分が 短くなることがありますので、定期的に確 認し常に5cm以上の状態にしておいてくだ さい。 6 取扱説明書 5cm以上出すこと 樹脂パーツ 樹脂パーツ
演奏の前に ■ マウスピースの取り付け方 ■ チューニングについて 取り付け前に、接合部のホコリや汚れを 布で拭き取っておきます。 チューニングする場合は、マウスピース を抜くことで音程を下げることができま す。管内の温度によって音程は微妙に変 わりますので、息を吹き込んで十分に温 めてからチューニングを行ないましょう。 1 マウスピースをしっかりと持ち、 左右に回しながらボディの接合部 に差し込みます。 • 取り外す際も左右に回しながら引き 抜いてください。まっすぐに抜き差 しすると、接合部のゴムを破損する おそれがあります。 • マウスピースを抜きすぎないように注 意してください。抜きすぎると音程の バランスが変わったり、音が出しにく くなることがあります。 ピッチが高い場合 抜き過ぎないように注意 2 リガチャーは、マウスピースの上 から差し込んでおきます。 3 マウスピースにリードを取り付け ます。 マウスピースの先端がほんの少し 見える位の位置にリードをセット したら、リガチャー締めネジ (2 ヶ 所 ) を締めてリードを固定します。 ■ 楽器の置き方 演奏中などに楽器を置く場合は、
演奏の後に ■ 楽器のお手入れ ● 演奏後は、必ずリガチャーをゆるめリー ドをマウスピースから外し、ガーゼなど で水分を拭き取ります。リガチャーもマ ウスピースから外しておきます。 • マウスピースの先端を傷つけないよう に注意してください。 ボディ上の場合 チェーン 吹口側 ● マウスピースをボディから外し、柔ら かい布でマウスピース内部を掃除しま す。 ボディ下の場合 • マウスピースを取り外す際は、左右に 回しながら引き抜いてください。まっ すぐに抜き差しすると、接合部のゴム を破損するおそれがあります。 ● ボディは上と下を接合部で離し、付属 のクリーニングスワブでそれぞれ管内 を掃除します。 • ボディ上とボディ下を外す際は、左右 に回しながら引き抜いてください。 まっすぐに抜き差しすると、接合部の ゴムを破損するおそれがあります。 クリーニングスワブの使い方 1 ボディ上の場合は吹口側の穴から、 ボディ下の場合はボディの下端側の 穴から、チェーンがついたほうの紐 をボディ管内に入れます。 2 ボディを揺らして、入れた側と反 対の穴からチェーンの先を出しま す。 3 チェーンをゆっくり
演奏の後に ■ ケースへのしまい方 ■ 保管上のご注意 ● 楽器をケースにしまう際、マウスピース はボディにまっすぐに差し込んだ状態に しましょう。マウスピースの取り付け方 は、7ページをご覧ください。マウス ピースが曲がった状態で無理にケースに しまうと、リガチャーやマウスピース、 ケースの変形や破損の原因となります。 保管する場合は、楽器に付いた水分や油 分、汚れなどをきれいに拭き取り、ケー スに入れましょう。保管場所は、極端に 温度が高くなるところ、逆に温度が極端 に低いところを避けてください。 A A リードの先端が破損したり、うまく振動 しなくなった場合は新しいものに取り替 えてください。 本体付属の樹脂製リードだけでなく、葦 製のリードもご使用いただけます。 A A ■ リードについて ケースの色が着いた箇所に楽器が接触 するように収納してください。 • マウスピースはボディにまっすぐ差し 込んだ状態にしてください。 ■ 接合部のゴムについて 接合部のゴムは使用状況によって、ゆる くなったり破損する場合があります。 その場合は新しいものに取り替えてくだ さい。 ● ケース
-1 Nakazawa-cho, Naka-ku, Hamamatsu, 430-8650 Japan 〒430-8650 静岡県浜松市中区中沢町10-1 Manual Development Group © 2019 Yamaha Corporation Published 04/2019 2019年4月发行 POPI-B0 JA EN DE FR ES PT RU ZH KO VCS7480