User manual - File 2
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撮影する(応用編)
遠くを撮影する(無限遠)
無限遠では∞(無限遠)にピントが固定されます。景色など遠景を
撮影するときに使用します。
1.
【왖】( )を何回か押して“ ”を表示させます。
2.
撮影します。
手動でピントを合わせる(マニュアルフォーカス)
マニュアルフォーカスでは手動でピントを合わせることができま
す。ピントを合わせることができる範囲は下記の通りです。
1.
【왖】( )を何回か押し
て“MF”を表示させます。
• 手順2で拡大表示される
範囲が枠で囲まれます。
光学ズーム倍率
1倍
3倍
範囲
約6cm∼∞
約18cm∼∞
枠
46
撮影する(応用編)
2.
【液晶モニター】で確認し
ながら、【왗】【왘】によりピ
ントを合わせます。
【왗】: 遠い側にピントを合
わせる
【왘】: 近い側にピントを合
わせる
• 【液晶モニター】にはマ
ニュアルフォーカスの位
置が表示され、おおよそ
のピントの位置が確認で
きます。
• ピントを合わせている間
は表示が拡大表示にな
り、ピントの確認がしや
すくなります。
3.
【シャッター】を押して撮影します。
重要!
• マニュアルフォーカス時はキーカスタマイズ(60ペー
ジ)により設定されている【왗】【왘】を押しての動作は無
効になり、ピント合わせの動作が優先されます。
マニュアルフォーカスの位置
フォーカスロック
撮影したい構図で【フォーカスフレーム】に入らない被写体にピン
トを合わせる場合は、フォーカスロックを使います。フォーカス
ロックはオートフォーカスモード、マクロモード(
)で使用でき
ます。
1.
ピントを合わせたい被写体
を【液晶モニター】で見なが
ら、【シャッター】を半押し
します。
• ピントの合わせかた、撮
影のしかたはオート
フォーカスモードと同じ
です。
• 【動作確認用ランプ】/
【フォーカスフレーム】の
点灯のしかたによってピ
ントの状況を知ることが
できます。点灯のしかた
はオートフォーカスモー
ドと同じです。
1200
1200
1600
1600
NORMAL
NORMAL
99
99
03
03
/12
12
/24
24
12
12
:
58
58
IN
1 / 1000
1 / 1000
F2.6
F2.6
【フォーカスフレーム】
47
撮影する(応用編)
2.
【シャッター】を半押しした
まま、撮影したい構図を決
めます。
3.
【シャッター】を全押しして撮影します。
参考
• フォーカスロックと同時に露出(AE)もロックされま
す。
1200
1200
1600
1600
NORMAL
NORMAL
99
99
03
03
/12
12
/24
24
12
12
:
58
58
IN
1 / 1000
1 / 1000
F2.6
F2.6
露出を補正する(EVシフト)
本機は撮影時の明るさに応じて、露出値(EV値)を下記の値に手
動で補正することができます。逆光での撮影、間接照明の室内、
背景が暗い場合の撮影などに利用すると、より良好な画像が得ら
れます。
露出補正値:−2.0EV∼+2.0EV
補正単位 :1/3EV
1.
RECモードにして【MENU】を押します。
2.
“撮影設定”タブ→“EVシフ
ト”と選び、【왘 】を押しま
す。
露出補正表示
48
撮影する(応用編)
重要!
• 明るすぎたり、暗すぎたりするときは、露出補正ができ
ない場合があります。
参考
• EVシフトを行うと、測光方式が自動的に中央重点測光
(中央部を重点的に測光します)に切り替わります。EV
シフトを“0.0”に戻すとマルチパターン測光(画面全体
を分割し、それぞれのエリアの測光データを元に露出を
決めます)に戻ります。
• キーカスタマイズ機能を使うと、【왗】【왘】で露出値が補
正できるように切り替えられます(60ページ)。
4.
撮影します。
3.
【왖】【왔】で露出補正値を選
び、【SET】を押します。
• これで露出補正値が設定
されました。
【왖】: +方向に補正されます。白い物の撮影や逆光での撮影
のときに押します。
【왔】: −方向に補正されます。黒い物の撮影や晴天の野外な
どのときに押します。
• 露出補正値をもとに戻したいときは、反対方向に露出補正
して“0.0”に合わせてください。
露出補正表示