HP ノートブック コンピューター リファレンス ガイド
© Copyright 2012 Hewlett-Packard Development Company, L.P. AMD は、Advanced Micro Devices, Inc.の 商標です。Bluetooth は、その所有者が所有 する商標であり、使用許諾に基づいて Hewlett-Packard Company が使用していま す。Intel および Centrino は、米国 Intel Corporation の米国およびその他の国にお ける商標です。Java は、米国 Sun Microsystems, Inc.
安全に関するご注意 警告! ユーザーが火傷をしたり、コンピューターが過熱状態になったりするおそれがありますの で、ひざの上に直接コンピューターを置いて使用したり、コンピューターの通気孔をふさいだりしな いでください。コンピューターは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。通 気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置したり、枕や毛布、 または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダプターを肌に触 れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いたりしないでくだ さい。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められた、ユーザーが触れる表面の温度に関 する規格に準拠しています。 iii
iv 安全に関するご注意
目次 1 はじめに .......................................................................................................................................................... 1 お使いの新しいコンピューターに関する詳細情報の確認 ................................................................... 1 2 ネットワーク接続(一部のモデルのみ) ........................................................................................................ 2 無線接続の作成 .............................................................................................................
3 マルチメディア ............................................................................................................................................. 14 メディア操作機能の使用 .................................................................................................................... 14 オーディオ ......................................................................................................................................... 14 音量の調整 .......................................................................
※ユーザーが交換可能なバッテリの保管(一部のモデルのみ) ...................................... 29 ※ユーザーが交換可能なバッテリの処理(一部のモデルのみ) ...................................... 29 ※ユーザーが交換可能なバッテリの交換(一部のモデルのみ) ...................................... 29 外部電源の使用 .................................................................................................................................. 30 AC アダプターのテスト .....................................................................................................
[ディスク デフラグ]の使用 ............................................................................... 47 [ディスク クリーンアップ]の使用 .................................................................... 47 [HP 3D DriveGuard]の使用(一部のモデルのみ) .......................................................... 48 [HP 3D DriveGuard]の状態の確認 ................................................................... 48 停止されたハードドライブでの電源管理 ......................................................... 49 [HP 3D DriveGuard]ソフトウェアの使用 ..........................
8 メンテナンス ................................................................................................................................................. 66 コンピューターの清掃 ....................................................................................................................... 66 清掃用の製品 ..................................................................................................................... 66 清掃手順 ......................................................................................
付録 B トラブルシューティング情報 .............................................................................................................. 85 付録 C 静電気対策 ........................................................................................................................................... 86 索引 .....................................................................................................................................................................
1 はじめに このガイドでは、HP ノートブック コンピューターの一般的な情報について説明します。 注記: このガイドで説明されている一部の機能は、お使いのコンピューターでは使用できない場合 があります。 お使いの新しいコンピューターに関する詳細情報の確認 お使いのコンピューターに付属の説明書および参照用の資料は以下の通りです。印刷物として提供 されているものの他に、コンピューターのハードドライブまたはオプティカル ディスクに収録され ているものもあります。 ● セットアップ手順説明書(印刷物のポスター) :お使いのコンピューターをセットアップして電 源を入れる方法について説明しています。この印刷物は、コンピューターの梱包箱に同梱されて います。 注記: ※ユーザー ガイドおよび参照資料の場所については、この印刷物を参照してください。 ● 『コンピューターの準備』 :製品固有の機能、バックアップおよび復元、メンテナンス、仕様な ど、お使いのコンピューターに関する情報について説明しています。※コンピューターに保存さ れている『コンピューターの準備』を表示するには、[スタート]→[ヘルプとサポート]→
2 ネットワーク接続(一部のモデルのみ) お使いのコンピューターは、以下の 2 種類のインターネット アクセスに対応しています。 ● ※無線:2 ページの「無線接続の作成」を参照してください。 ● ※有線:9 ページの「有線ネットワークへの接続」を参照してください。 注記: インターネットに接続する前に、インターネット サービスをセットアップする必要があり ます。 無線接続の作成 お買い上げいただいたコンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つ以上内蔵されている場合があ ります。 ● 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス ● HP モバイル ブロードバンド モジュール(無線ワイド エリア ネットワーク(無線 WAN)デバ イス) ● Bluetooth®デバイス 無線技術について詳しくは、[ヘルプとサポート]に記載されている情報および Web サイトへのリンク を参照してください。 無線アイコンとネットワーク ステータス アイコンの確認 アイコン 名前 説明 無線(接続済み) 1 つ以上の無線デバイスが有効になっていることを示します 無線(切断済
アイコン 名前 説明 有線ネットワーク(無効/切断済 すべてのネットワーク デバイスが Windows®の[コントロール パネル]に み) よって無効になっていることを示します ネットワーク(接続済み) 1 つ以上のネットワーク デバイスがネットワークに接続されていること を示します ネットワーク(切断済み) どのネットワーク デバイスもネットワークに接続されていないことを示 します ネットワーク(無効/切断済み) 使用できる無線接続がないことを示します 無線接続の作成 3
無線デバイスのオン/オフの切り替え 無線 LAN デバイスのオン/オフを切り替えるには、無線ボタンまたは[HP Connection Manager](一 部のモデルのみ)を使用します。 注記: コンピューターのキーボードには、無線ボタン、無線スイッチ、または無線キーが搭載され ている場合があります。このガイドで使用する無線ボタンという用語は、これらすべての種類の無線 コントロールに当てはまります。※お使いのコンピューターで無線ボタンの種類と位置を確認する 方法について詳しくは、 『コンピューターの準備』を参照してください。 [HP Connection Manager]を使用して無線 LAN デバイスのオン/オフを切り替えるには、以下の操作 を行います。 ▲ タスクバーの右端の通知領域にある[HP Connection Manager]アイコンを右クリックし、目的 のデバイスの横にある[電源]ボタンをクリックします。 または [スタート]→[すべてのプログラム]→[Productivity and Tools](生産性向上ツール)→[HP Connection Manager]の順に選択し、目的のデバイス
オペレーティング システムの制御機能を使用するには、以下の操作を行います。 ▲ [スタート]→[コントロール パネル]→[ネットワークとインターネット]→[ネットワークと共 有センター]の順に選択します。 詳しくは、[スタート]→[ヘルプとサポート]の順に選択します。 無線 LAN の使用 無線接続を使用すると、コンピューターを無線 LAN ネットワークまたは無線 LAN に接続できます。 無線 LAN は、無線ルーターまたは無線アクセス ポイントによってリンクされた、複数のコンピュー ターおよび周辺機器で構成されています。 既存の無線 LAN への接続 1. 無線 LAN デバイスがオンになっていることを確認します ※(4 ページの「無線デバイスのオ ン/オフの切り替え」を参照してください) 。 2. タスクバーの右端の通知領域にあるネットワーク アイコンをクリックします。 3.
図は、インターネットに接続している無線ネットワークの設置例を示しています。 注記: 無線接続をセットアップするときは、お使いのコンピューターと無線ルーターとの間で同期 が取れていることを確認してください。コンピューターと無線ルーターとの間で同期を取るには、コ ンピューターと無線ルーターの電源をオフにしてから、再びオンにします。 お使いのネットワークを拡張する場合、インターネットのアクセス用に新しい無線または有線のコン ピューターをネットワークに追加できます。 無線 LAN のセットアップについて詳しくは、ルーターの製造元または ISP から提供されている情報 を参照してください。 無線 LAN の保護 無線 LAN をセットアップする場合や、既存の無線 LAN にアクセスする場合は、常にセキュリティ機 能を有効にして、不正アクセスからネットワークを保護してください。無線 LAN スポットと呼ばれる インターネット カフェや空港などで利用できる公衆無線 LAN では、セキュリティ対策が取られてい ないことがあります。無線 LAN スポットを利用するときにコンピューターのセキュリティに不安が ある場合は、ネッ
します。また、ネットワーク上のコンピューターごとに異なるキーのセットを生成します。この ために、以下のような動作が行われます。 ● ◦ WPA は、AES(Advanced Encryption Standard)および TKIP(Temporal Key Integrity Protocol)を使用します。 ◦ WPA2 は、新しい AES プロトコルである CCMP(Cipher Block Chaining Message Authentication Code Protocol)を使用します。 WEP は、データが送信される前に WEP キーでデータを暗号化します。正しいキーを持たない 他のユーザーが無線 LAN を使用することはできなくなります。 他のネットワークへのローミング お使いのコンピューターを他の無線 LAN が届く範囲に移動すると、Windows はそのネットワークへ の接続を試みます。接続の試行が成功すると、お使いのコンピューターは自動的にそのネットワーク に接続されます。新しいネットワークが Windows によって認識されなかった場合は、お使いの無線 LAN に接続す
SIM の装着 注記: ※SIM スロットの位置を確認するには、『コンピューターの準備』を参照してください。 1. コンピューターをシャットダウンします。コンピューターの電源が切れているかハイバネー ション状態なのかわからない場合は、まず電源ボタンを押してコンピューターの電源を入れま す。次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウンします。 2. ディスプレイを閉じます。 3. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 4. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 5. ※ユーザーが交換可能なバッテリを搭載したコンピューターの場合、バッテリを取り外します。 6. SIM スロットに SIM を挿入し、SIM がしっかりと収まるまでそっと押し込みます。 注意: SIM を挿入するときは、カードの位置をコンピューターの SIM スロットの横にあるア イコンに合わせます。SIM を正しく挿入しないと、SIM および SIM コネクタが損傷するおそれ があります。 コネクタの損傷を防ぐため、SIM を装着するときは無理な力を加えないでください。 7.
GPS の使用(一部のモデルのみ) ※お使いのコンピューターには、GPS(Global Positioning System)デバイスが内蔵されている場合 があります。GPS 搭載システムには、GPS 衛星から位置、速度、および方角に関する情報が送信さ れます。 ※詳しくは、[HP GPS and Location]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 Bluetooth 無線デバイスの使用 Bluetooth デバイスによって近距離の無線通信が可能になり、以下のような電子機器の通信手段を従 来の物理的なケーブル接続から無線通信に変更できるようになりました。 ● コンピューター ● 電話機 ● イメージング デバイス(カメラおよびプリンター) ● オーディオ デバイス Bluetooth デバイスは、Bluetooth デバイスの PAN(Personal Area Network)を設定できるピアツー ピア機能を提供します。Bluetooth デバイスの設定と使用方法については、Bluetooth ソフトウェアの ヘルプを参照してください。 Bluetooth とインターネット接続共
モデム ケーブルの接続 1. モデム ケーブルをコンピューター本体のモデム コネクタに差し込みます(1) 。 2. モデム ケーブルのもう一方の端を電話回線用モジュラー コンセント(2)またはルーター(図 にはありません)に接続します。 各国または地域仕様のモデム ケーブル アダプターの接続 モジュラー コンセントは、国や地域によって異なります。モデムおよびモデム ケーブルを国や地域 の外で使用する場合は、各国または地域仕様のモデム ケーブル アダプターを用意する必要がありま す。 RJ-11 モデム コネクタ以外のアナログ電話回線用モジュラー コンセントにケーブルを接続するに は、以下の操作を行います。 10 1. モデム ケーブルをコンピューター本体のモデム コネクタに差し込みます(1) 。 2.
3. モデム ケーブル アダプターを電話回線用モジュラー コンセントに接続します(3)。 所在地設定の選択 現在の所在地設定の表示 1. [スタート]→[コントロール パネル]の順に選択します。 2. [時計、言語、および地域]をクリックします。 3. [地域と言語]をクリックします。 4.
3. [ダイヤル情報]タブをクリックします。 4. [新規]をクリックします。[新しい所在地]ウィンドウが表示されます。 5. [所在地]ボックスに、新しく追加する所在地設定の名前( 「自宅」 、 「会社」など)を入力します。 6. [国/地域]リストから国または地域を選択します(モデムでサポートされていない国または地域を 選択すると、[米国]または[英国]が表示されます) 。 7. 市外局番を入力します(必要に応じて、回線番号や外線番号も入力します) 。 8. [ダイヤル方法]の横の[トーン]または[パルス]をクリックします。 9. 新しい所在地設定を保存するには、[OK]をクリックします。 10.
2.
3 マルチメディア また、以下のようなマルチメディア コンポーネントが含まれている場合があります。 ● 内蔵スピーカー ● 内蔵マイク ● 内蔵 Web カメラ ● プリインストールされたマルチメディア ソフトウェア ● マルチメディア ボタンまたはマルチメディア キー メディア操作機能の使用 お使いのモデルのコンピューターによっては、メディア ファイルを再生、一時停止、早送り、また は早戻しできる以下のマルチメディア操作機能が搭載されている場合があります。 ● メディア ボタン ● メディア ホットキー(特定のキーを fn キーと一緒に押します) ● メディア キー ※お使いのコンピューターのメディア操作機能について詳しくは、『コンピューターの準備』を参照 してください。 オーディオ お使いのコンピューターには、以下のようなさまざまなオーディオ関連機能が搭載されています。 14 ● 音楽の再生 ● サウンドの録音 ● インターネットからの音楽のダウンロード ● マルチメディア プレゼンテーションの作成 ● インスタント メッセージ プログラムを使用
音量の調整 お使いのモデルのコンピューターによって、音量の調整には以下のどれかを使用します。 ● 音量ボタン ● 音量調整ホットキー(特定のキーを fn キーと一緒に押します) ● 音量キー 警告! 突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量の調節を行ってからヘッドフォン、 イヤフォン、またはヘッドセットを使用してください。※安全に関する情報について詳しくは、 『規 定、安全、および環境に関するご注意』を参照してください。 注記: 音量の調整には、オペレーティング システムおよび一部のプログラムも使用できます。 注記: ※お使いのコンピューターの音量調整機能の種類について詳しくは、『コンピューターの準 備』を参照してください。 コンピューターのオーディオ機能の確認 注記: 良好な録音結果を得るため、直接マイクに向かって話し、雑音がないように設定して録音し ます。 お使いのコンピューターのオーディオ機能を確認するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウンド]→[サウンド]の順に選択しま す。 2.
コンピューターのオーディオ設定を確認または変更するには、[スタート]→[コントロール パネル] →[オーディオ]の順に選択します。 Web カメラ(一部のモデルのみ) 一部のコンピューターには、Web カメラが内蔵されています。プリインストールされているソフト ウェアを使用すると、Web カメラで静止画像を撮影したり、動画を録画したりできます。また、写真 や録画した動画をプレビューできます。 [HP Webcam]ソフトウェアを使用すると、以下の機能を利用できます。 ● 動画の撮影および共有 ● インスタント メッセージ ソフトウェアを使用した動画のストリーミング ● 静止画像の撮影 管理者は、[HP ProtectTools Security Manager](HP ProtectTools セキュリティ マネージャー)の セットアップ ウィザードまたは HP ProtectTools 管理者コンソールで[Face Recognition]のセキュ リティ レベルを設定できます。※詳しくは、 『HP ProtectTools お使いになる前に』または[Face Recognition]ソフトウ
VGA 外付けモニター コネクタまたは VGA コネクタは、外付け VGA モニターや VGA プロジェクターなど の外付け VGA ディスプレイ デバイスをコンピューターに接続するための、アナログ ディスプレイ インターフェイスです。 ▲ VGA ディスプレイ デバイスを接続するには、デバイスのケーブルを外付けモニター コネクタ に接続します。 注記: さい。 ※製品固有の画面切り替え手順については、 『コンピューターの準備』を参照してくだ DisplayPort ※DisplayPort は、HD 対応テレビ、対応しているデジタルまたはオーディオ コンポーネントなどの 別売の動画またはオーディオ デバイスとコンピューターを接続するためのコネクタです。 DisplayPort は VGA 外付けモニター コネクタを上回るパフォーマンスを提供し、デジタル接続の質 を向上させます。 注記: ※DisplayPort を使用してビデオ信号または音声信号を伝送するには、DisplayPort ケーブル (別売)が必要です。 ※コンピューターの DisplayPort コネクタには、1 つの DisplayP
※DisplayPort にビデオまたはオーディオ デバイスを接続するには、以下の操作を行います。 1. ※DisplayPort ケーブルの一方の端をコンピューターの DisplayPort コネクタに接続します。 2.
HDMI コネクタに動画またはオーディオ デバイスを接続するには、以下の操作を行います。 1. HDMI ケーブルの一方の端をコンピューターの HDMI コネクタに接続します。 2. ケーブルのもう一方の端をビデオ デバイスに接続します。接続後の手順については、製造元の 説明書を参照してください。 注記: 製品固有の画面切り替え手順については、『コンピューターの準備』を参照してください。 HDMI 用のオーディオの設定 HDMI オーディオを設定するには、まず、お使いのコンピューターの HDMI コネクタに HD 対応テレ ビなどのオーディオまたはビデオ デバイスを接続します。次に、以下の手順でオーディオ再生の初 期デバイスを設定します。 1. タスクバーの右端の通知領域にある[スピーカー]アイコンを右クリックし、[再生デバイス]をク リックします。 2. [再生]タブで[デジタル出力]または[デジタル出力デバイス(HDMI)]をクリックします。 3. [既定値に設定]→[OK]の順にクリックします。 オーディオをコンピューターのスピーカーに戻すには、以下の操作を行います。 1.
注記: 無線ディスプレイを使用する前に、お使いのコンピューターで無線が有効になっていること を確認します。 20 第 3 章 マルチメディア
4 電源の管理 注記: コンピューターには、電源ボタンまたは電源スイッチがあります。このガイドで使用する電 源ボタンという用語は、両方の種類の電源コントロールを指します。 コンピューターのシャットダウン 注意: コンピューターをシャットダウンすると、保存されていない情報は失われます。 [シャットダウン]コマンドはオペレーティング システムを含む開いているすべてのプログラムを終 了し、ディスプレイおよびコンピューターの電源を切ります。 以下の場合は、コンピューターをシャットダウンします。 ● バッテリを交換したりコンピューター内部の部品に触れたりする必要がある場合 ● USB(Universal Serial Bus)コネクタ以外のコネクタに外付けハードウェア デバイスを接続す る場合 ● コンピューターを長期間使用せず、外部電源から切断する場合 電源ボタンでコンピューターをシャットダウンすることもできますが、Windows の[シャットダウン] コマンドを使用した以下の手順をおすすめします。 注記: コンピューターがスリープまたはハイバネーション状態の場合は、シャットダウンをする前 にスリー
電源オプションの設定 省電力設定の使用 お使いのコンピューターでは、2 つの省電力設定が出荷時に有効に設定されています。スリープおよ びハイバネーションです。 スリープを開始すると、電源ランプが点滅し、画面表示が消えます。作業中のデータがメモリに保存 されるため、スリープを終了するときはハイバネーションを終了するときよりも早く作業に戻れま す。コンピューターが長時間スリープ状態になった場合、またはスリープ状態のときにバッテリが完 全なロー バッテリ状態になった場合は、ハイバネーションを開始します。 ハイバネーションを開始すると、データがハードドライブのハイバネーション ファイルに保存され て、コンピューターの電源が切れます。 注意: オーディオおよびビデオの劣化、再生機能の損失、または情報の損失を防ぐため、ディスク や外付けメディア カードの読み取りまたは書き込み中にスリープやハイバネーションを開始しない でください。 注記: コンピューターがスリープまたはハイバネーション状態の場合は、無線接続やコンピュー ターの機能を実行することが一切できなくなります。 スリープの開始および終了 バッテリ電源を使用してい
ハイバネーションの開始および終了 バッテリ電源を使用しているときも外部電源を使用しているときも操作しない状態が一定時間続い た場合、または完全なロー バッテリ状態に達した場合に、システムがハイバネーションを開始する ように出荷時に設定されています。 電源設定およびタイムアウトは、Windows の[コントロール パネル]で変更できます。 ハイバネーションを開始するには、以下の操作を行います。 ▲ [スタート]→[シャットダウン]ボタンの横にある矢印→[休止状態]の順にクリックします。 ハイバネーションを終了するには、以下の操作を行います。 ▲ 電源ボタンを短く押します。 電源ランプが点灯し、作業を中断した時点の画面に戻ります。 注記: 復帰するときにパスワードを必要とするように設定した場合は、作業を中断した時点の画面 に戻る前に Windows パスワードを入力する必要があります。 電源メーターの使用 電源メーターはタスクバーの右端の通知領域にあります。電源メーターを使用すると、すばやく電源 設定にアクセスしたり、バッテリ充電残量を表示したりできます。 ● 充電残量率と現在の電源プランを表示するに
電源プランのカスタマイズ 1. 通知領域の[電源メーター]アイコン→[その他の電源オプション]の順にクリックします。 または [スタート]→[コントロール パネル]→[システムとセキュリティ]→[電源オプション]の順に選 択します。 2. 電源プランを選択し、[プラン設定の変更]をクリックします。 3. 必要に応じて設定を変更します。 4. その他の設定を変更するには、[詳細な電源設定の変更]をクリックし、変更を行います。 復帰時のパスワード保護の設定 スリープまたはハイバネーション状態が終了したときにパスワードの入力を求めるようにコン ピューターを設定するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[システムとセキュリティ]→[電源オプション]の順に選 択します。 2. 左側の枠内で、[スリープ解除時のパスワード保護]をクリックします。 3. [現在利用可能ではない設定を変更します]をクリックします。 4.
[HP Power Assistant]の使用(一部のモデルのみ) [HP Power Assistant]を使用すると、お使いのノートブック コンピューターの電力消費やバッテリ充 電を最適化するようにシステム設定を構成できます。[HP Power Assistant]では、情報に基づいて電 源管理に関する決定を行うために役立つツールおよび情報が提供されます。 ● 仮想的なシステム設定による電力消費の予測 ● あらかじめ定義されている電源プロファイル ● 時間の経過とともに、電力消費の傾向を示した使用状況の詳細情報およびグラフ Windows を実行しているときに[HP Power Assistant]を起動するには、以下の操作を行います。 ▲ [スタート]→[すべてのプログラム]→[Productivity and Tools](生産性向上ツール)→[HP Power Assistant]の順に選択します。 または ※fn + f6 キー(一部のモデルのみ)または fn + f8 キー(一部のモデルのみ)を押します。 ※[HP Power Assistant]の使用、設定、および管理方法につ
[バッテリ情報]にアクセスするには、以下の操作を行います。 ▲ 26 第 4 章 [スタート]→[ヘルプとサポート]→[詳細]→[電源プラン:よくある質問]の順に選択します。 電源の管理
[HP バッテリ チェック]の使用 [ヘルプとサポート]では、コンピューターに取り付けられているバッテリの状態について情報を提供 します。 [HP バッテリ チェック]を実行するには、以下の操作を行います。 1. AC アダプターをコンピューターに接続します。 注記: [HP バッテリ チェック]を正常に動作させるため、コンピューターを外部電源に接続し ておく必要があります。 2. [スタート]→[ヘルプとサポート]→[トラブルシューティング]→[電源、サーマル、および機械] の順に選択します。 3.
または ● 通知領域の[電源メーター]アイコンが、ロー バッテリ状態または完全なロー バッテリ状態に なっていることを通知します。 注記: さい。 電源メーターについて詳しくは、23 ページの「電源メーターの使用」を参照してくだ 完全なロー バッテリの状態になった場合、コンピューターでは以下の処理が行われます。 ● ハイバネーションが有効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、ハイ バネーションが開始します。 ● ハイバネーションが無効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、短い 時間スリープ状態になってから、システムが終了します。このとき、保存されていない情報は失 われます。 ロー バッテリ状態の解決 外部電源を使用できる場合のロー バッテリ状態の解決 ▲ 以下のデバイスのどれかを接続します。 ● AC アダプター ● 別売のドッキング デバイスまたは拡張製品 ● HP からオプション製品として購入した電源アダプター 電源を使用できない場合のロー バッテリ状態の解決 ● ハイバネーションを開始します。 ● 作業中のデータを保存してコン
● 画面の輝度を下げます。 ● しばらく作業を行わないときは、スリープまたはハイバネーションを開始するか、コンピュー ターの電源を切ります。 ※ユーザーが交換可能なバッテリの保管(一部のモデルのみ) 注意: 故障の原因となりますので、バッテリを温度の高い場所に長時間放置しないでください。 ※2 週間以上コンピューターを使用せず、外部電源から切り離しておく場合は、ユーザーが交換可能 なバッテリを取り出して別々に保管してください。 保管中のバッテリの放電を抑えるには、バッテリを気温や湿度の低い場所に保管してください。 注記: 保管中のバッテリは 6 か月ごとに点検する必要があります。容量が 50%未満になっている場 合は、再充電してから保管してください。 1 か月以上保管したバッテリを使用するときは、最初にバッテリ ゲージの調整を行ってください。 ※ユーザーが交換可能なバッテリの処理(一部のモデルのみ) 警告! 化学薬品による火傷や発火のおそれがありますので、分解したり、壊したり、穴をあけたり しないでください。また、接点をショートさせたり、火や水の中に捨てたりしないでください。 ※バッテリの正しい処理
外部電源の使用 警告! 航空機内でコンピューターのバッテリを充電しないでください。 警告! 安全に関する問題の発生を防ぐため、コンピューターを使用する場合は、コンピューターに 付属している AC アダプター、HP が提供する交換用 AC アダプター、または HP から購入した対応す る AC アダプターだけを使用してください。 注記: ※外部電源の接続について詳しくは、コンピューターに付属の『セットアップ手順』ポス ターを参照してください。 外部電源は、純正の AC アダプター、または別売のドッキング デバイスや拡張製品を通じてコン ピューターに供給されます。 以下のどれかの条件にあてはまる場合はコンピューターを外部電源に接続してください。 ● バッテリ充電するか、バッテリ ゲージを調整する場合 ● システム ソフトウェアをインストールまたは変更する場合 ● CD、DVD、または BD(一部のモデルのみ)に情報を書き込む場合 ● [ディスク デフラグ]を実行する場合 ● バックアップまたは復元を実行する場合 コンピューターを外部電源に接続すると、以下のようになります。 ● バッテリの充電
AC アダプターのテスト 外部電源に接続したときにコンピューターに以下の状況のどれかが見られる場合は、AC アダプター をテストします。 ● コンピューターの電源が入らない。 ● ディスプレイの電源が入らない。 ● 電源ランプが点灯しない。 AC アダプターをテストするには、以下の操作を行います。 注記: ※以下の操作は、ユーザーが交換可能なバッテリを搭載したコンピューターに当てはまりま す。 1. コンピューターをシャットダウンします。 2. コンピューターからバッテリを取り外します。 3. AC アダプターをコンピューターに接続してから、電源コンセントに接続します。 4.
スイッチャブル グラフィックス/デュアル グラフィックス (一部のモデルのみ) 一部のコンピューターには、スイッチャブル グラフィックスまたはデュアル グラフィックスが搭載 されています。 ● スイッチャブル グラフィックス:AMD™と Intel の両方でサポートされています。※お使いのコ ンピューターに AMD の動的スイッチャブル グラフィックスが搭載されている場合は、スイッ チャブル グラフィックスのみがサポートされます。 ● デュアル グラフィックス:AMD のみでサポートされています。※お使いのコンピューターに AMD Radeon デュアル グラフィックスが搭載されている場合は、デュアル グラフィックスの みがサポートされます。 注記: ※デュアル グラフィックスは、DirectX バージョン 10 または 11 を使用する全画面モー ドのアプリケーションでのみ有効にできます。 注記: ※お使いのノートブック コンピューターがスイッチャブル グラフィックスまたはデュアル グラフィックスをサポートしているかどうかを確認するには、コンピューターのグラフィックス プ ロセッサの構成を参照してく
※スイッチャブル グラフィックスでは、電源の要件に基づいて、パフォーマンス モードと省電力 モードのどちらかを個々のアプリケーションに割り当てます。※個々のアプリケーションの設定を 手動で変更することもできます。個々のアプリケーションは、[Recent Applications](♦最近使用し たアプリケーション♦)ドロップダウン メニューから、または[Other Applications](♦その他のアプ リケーション♦)の下にある[Browse](♦参照♦)をクリックして探します。※パフォーマンス モード と省電力モードを切り替えることができます。 注記: 詳しくは、スイッチャブル グラフィックス ソフトウェアのヘルプを参照してください。 デュアル グラフィックスの使用(一部のモデルのみ) ※お使いのコンピューターにデュアル グラフィックスが搭載(グラフィックス プロセッシング ユ ニット(GPU)が 2 つ以上追加)されている場合、AMD Radeon デュアル グラフィックスを有効に して、DirectX バージョン 10 または 11 を使用する全画面モードのアプリケーションの能力とパ フォーマン
5 外付けカードおよび外付けデバイス メディア カード リーダーでのカードの使用(一部のモデルの み) 別売のメディア カードは、データを安全に格納し、簡単にデータを共有できるカードです。これら のカードは、他のコンピューター以外にも、デジタル メディア対応のカメラや PDA などでよく使用 されます。 ※お使いのコンピューターでサポートされているメディア カードの形式を確認するには、 『コン ピューターの準備』を参照してください。 メディア カードの挿入 注意: メディア カード コネクタの損傷を防ぐため、メディア カードを挿入するときは無理な力 を加えないでください。 1. カードのラベルを上にし、コネクタをコンピューター側に向けて持ちます。 2.
メディア カードの取り出し 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行ってメディア カードを安全 に取り出します。 1. 情報を保存し、メディア カードに関連するすべてのプログラムを閉じます。 2. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをクリックしま す。次に、画面の説明に沿って操作します。 3.
ExpressCard の挿入 注意: お使いのコンピューターおよび外付けメディア カードの損傷を防ぐため、PC カードを ExpressCard スロットに挿入しないでください。 注意: コネクタの損傷を防ぐため、以下の点に注意してください。 ExpressCard の挿入時に無理な力を加えないでください。 ExpressCard の使用中は、コンピューターを動かしたり運んだりしないでください。 注記: 以下の図は、お使いのデバイスと多少異なる場合があります。 ExpressCard スロットには保護用カードが挿入されている場合があります。保護用カードを取り出 すには、以下の操作を行います。 1. 保護用カードを押し込んで(1) 、固定を解除します。 2. 保護用カードをスロットから引き出します(2) 。 ExpressCard を挿入するには、以下の操作を行います。 1. カードのラベルを上にし、コネクタをコンピューター側に向けて持ちます。 2.
注記: 節電するには、使用していない ExpressCard を停止するか、取り出してください。 ExpressCard の取り出し 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行って ExpressCard を安全に取 り出します。 1. 情報を保存し、ExpressCard に関連するすべてのプログラムを閉じます。 2. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをクリックし、画 面の説明に沿って操作します。 3. 以下の要領で、ExpressCard の固定を解除して取り外します。 a. ExpressCard をゆっくりと押して(1)、固定を解除します。 b.
スマート カードの挿入 1. カードのラベル側を上にし、カードがしっかり収まるまで、スマート カード リーダーに静かに スライドさせて挿入します。 2.
USB デバイスの接続 注意: USB コネクタの損傷を防ぐため、デバイスを接続するときは無理な力を加えないでください。 ▲ デバイスの USB ケーブルを USB コネクタに接続します。 注記: 以下の図は、お使いのコンピューターと多少異なる場合があります。 デバイスが検出されると音が鳴ります。 注記: 初めて USB デバイスを装着した場合は、デバイスがコンピューターによって認識されたこ とを示すメッセージが通知領域に表示されます。 USB デバイスの取り外し 注意: USB コネクタの損傷を防ぐため、USB デバイスを取り外すときはケーブルを引っ張らない でください。 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行って USB デバイスを安全に 取り外します。 1. USB デバイスを取り外すには、情報を保存し、デバイスに関連するすべてのプログラムを閉じ ます。 2. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをクリックし、画 面の説明に沿って操作します。 3.
コンピューターの 1394 コネクタは、IEEE 1394a デバイスもサポートしています。 40 第 5 章 外付けカードおよび外付けデバイス
1394 デバイスの接続 注意: 1394 コネクタの損傷を防ぐため、デバイスを接続するときは無理な力を加えないでくださ い。 ▲ 1394 デバイスをコンピューターに接続するには、デバイスの 1394 ケーブルを 1394 コネクタに 接続します。 デバイスが検出されると音が鳴ります。 1394 デバイスの取り外し 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、1394 デバイスを取り外す前にデバイスを停 止してください。 注意: 1394 コネクタの損傷を防ぐため、1394 デバイスを取り外すときはケーブルを引っ張らない でください。 1. 1394 デバイスを取り外すには、情報を保存し、デバイスに関連するすべてのプログラムを閉じ ます。 2. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをクリックし、画 面の説明に沿って操作します。 3.
eSATA デバイスの接続 注意: eSATA コネクタの損傷を防ぐため、デバイスを接続するときは無理な力を加えないでくださ い。 ▲ eSATA デバイスをコンピューターに接続するには、デバイスの USB ケーブルを eSATA コネク タに接続します。 デバイスが検出されると音が鳴ります。 eSATA デバイスの取り外し 注意: eSATA コネクタの損傷を防ぐため、eSATA デバイスを取り外すときはケーブルを引っ張ら ないでください。 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行ってデバイスを安全に取り外 します。 42 1. eSATA デバイスを取り外すには、情報を保存し、デバイスに関連するすべてのプログラムを閉 じます。 2. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをクリックし、画 面の説明に沿って操作します。 3.
シリアル デバイスの使用(一部のモデルのみ) 一部のモデルのコンピューターにはシリアル コネクタがあり、シリアル モデム、マウス、プリン ターなどの別売のデバイスを接続できます。 シリアル デバイスには、追加サポート ソフトウェアを必要とするものがありますが、通常はデバイ スに付属しています。デバイス固有のソフトウェアについて詳しくは、ソフトウェアの製造元の操作 説明書を参照してください。 ▲ シリアル デバイスを接続するには、デバイスのケーブルをコンピューターのシリアル コネクタ に接続します。 シリアル デバイスの使用(一部のモデルのみ) 43
別売の外付けデバイスの使用 注記: ※必要なソフトウェアやドライバー、および使用するコンピューターのコネクタの種類につ いて詳しくは、デバイスに付属している説明書を参照してください。 外付けデバイスをコンピューターに接続するには、以下の操作を行います。 注意: 電源付きデバイスの接続時に装置が損傷することを防ぐため、デバイスの電源が切れてい て、外部電源コードがコンピューターに接続されていないことを確認してください。 1. デバイスをコンピューターに接続します。 2. 別電源が必要なデバイスを接続した場合は、デバイスの電源コードを接地した外部電源のコンセ ントに差し込みます。 3.
ドッキング コネクタの使用(一部のモデルのみ) ドッキング コネクタを使用して、コンピューターを別売のドッキング デバイスに接続できます。別 売のドッキング デバイスには、コンピューターを装着すると使用できるポートおよびコネクタが装 備されています。 注記: 以下の図は、お使いのコンピューターまたはドッキング デバイスと多少異なる場合があり ます。 別売の外付けデバイスの使用 45
6 ドライブ ドライブの取り扱い 注意: ドライブは壊れやすいコンピューター部品ですので、取り扱いには注意が必要です。※ドラ イブの取り扱いについては、以下の注意事項を参照してください。必要に応じて、追加の注意事項お よび関連手順を示します。 以下の点に注意してください。 46 ● 外付けハードドライブに接続したコンピューターをある場所から別の場所へ移動させるような 場合は、事前にスリープを開始して画面表示が消えるまで待つか、外付けハードドライブを適切 に取り外してください。 ● ドライブを取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電してくださ い。 ● リムーバブル ドライブまたはコンピューターのコネクタ ピンに触れないでください。 ● ドライブは慎重に取り扱い、絶対に落としたり上に物を置いたりしないでください。 ● ドライブの着脱を行う前に、コンピューターの電源を切ります。コンピューターの電源が切れて いるのか、スリープ状態か、またはハイバネーション状態なのかわからない場合は、まずコン ピューターの電源を入れ、次にオペレーティング システムの通常の手順でシャ
チェックするセキュリティ装置は、磁気ではなく X 線を使用してチェックを行うので、ドライブ には影響しません。 ハードドライブの使用 ハードドライブ パフォーマンスの向上 [ディスク デフラグ]の使用 コンピューターを使用しているうちに、ハードドライブ上のファイルが断片化されてきます。[ディス ク デフラグ]を行うと、ハードドライブ上の断片化したファイルやフォルダーを集めてより効率よく 作業を実行できるようになります。 注記: SSD(Solid State Drive)では、[ディスク デフラグ]を実行する必要はありません。 いったん[ディスク デフラグ]を開始すれば、動作中に操作する必要はありません。ハードドライブの サイズと断片化したファイルの数によっては、完了まで 1 時間以上かかることがあります。そのた め、夜間やコンピューターにアクセスする必要のない時間帯に実行することをおすすめします。 少なくとも 1 か月に 1 度、ハードドライブのデフラグを行うことをおすすめします。[ディスク デフ ラグ]は 1 か月に 1 度実行するように設定できますが、手動でいつでもコンピューターのデフラグを実 行でき
[ディスク クリーンアップ]を実行するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システム ツール]→[ディスク クリーン アップ]の順に選択します。 2.
停止されたハードドライブでの電源管理 [HP 3D DriveGuard]によってドライブを停止された場合、コンピューターは以下のような状態になり ます。 ● シャットダウンができない ● 以下の注記に示す場合を除いて、スリープまたはハイバネーションを開始できない 注記: [HP 3D DriveGuard]によってドライブが停止された場合でも、コンピューターがバッ テリ電源で動作しているときに完全なロー バッテリ状態になった場合は、ハイバネーションを 開始できるようになります。 ● [電源オプション]の[アラーム]タブで設定するバッテリ アラームを有効にできない コンピューターを移動する前に、完全にシャットダウンするか、スリープまたはハイバネーションを 開始します。 [HP 3D DriveGuard]ソフトウェアの使用 [HP 3D DriveGuard]ソフトウェアを使用することで、以下の設定を変更できます。 ● [HP 3D DriveGuard]の有効/無効を設定する。 注記: [HP 3D DriveGuard]の有効または無効への切り替えが許可されているかどうかは、ユー ザーの権
お使いのコンピューターにインストールされているオプティカル ドライブを含むすべてのデバイス の一覧が表示されます。 50 第 6 章 ドライブ
オプティカル ドライブの挿入 トレイ ローディング式 1. コンピューターの電源を入れます。 2. ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン(1)を押して、ディスク トレイが少し押し 出された状態にします。 3. トレイを引き出します(2) 。 4. ディスクは平らな表面に触れないように縁を持ち、ディスクのラベル面を上にしてトレイの回転 軸の上に置きます。 注記: ディスク トレイが完全に開かない場合は、ディスクを注意深く傾けて回転軸の上に置 いてください。 5. 確実に収まるまでディスクをゆっくり押し下げます(3) 。 6.
3. ディスクをスロット ローディング式のオプティカル ドライブにゆっくりと挿入します。 オプティカル ディスクの取り出し トレイ ローディング式 ディスクを取り出す方法は 2 通りあり、ディスク トレイが通常の操作で開く場合と開かない場合に よって異なります。 ディスク トレイが正常に開く場合 1. 2. ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン(1)を押してディスク トレイを開き、トレ イをゆっくりと完全に引き出します(2)。 回転軸をそっと押さえながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3)。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: 3.
ディスク トレイが正常に開かない場合 1. ドライブのフロント パネルにある手動での取り出し用の穴にクリップ(1)の端を差し込みま す。 2. クリップをゆっくり押し込み、トレイが開いたら、トレイを完全に引き出します(2) 。 3. 回転軸をそっと押さえながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3)。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: 4. トレイが完全に開かない場合は、ディスクを注意深く傾けて取り出してください。 ディスク トレイを閉じ、取り出したディスクを保護ケースに入れます。 スロット ローディング式 1. ドライブの横にあるリリース ボタンを押します(1) 。 2. ディスクの縁を持ち、平らな表面に触れないようにして、ディスクを取り出します(2) 。 3.
オプティカル ドライブの共有 お使いのコンピューターにオプティカルドライブが内蔵されていなくても、ネットワーク内の他のコ ンピューターに接続されているオプティカル ドライブを共有することで、ソフトウェアやデータに アクセスしたり、アプリケーションをインストールしたりできます。ドライブの共有は Windows オ ペレーティング システムの機能で、あるコンピューターのドライブを同じネットワーク上にある他 のコンピューターから使用できるようになります。 注記: ※オプティカル ドライブを共有するには、ネットワークをセットアップする必要がありま す。ネットワークのセットアップについて詳しくは、2 ページの「ネットワーク接続(一部のモデル のみ) 」を参照してください。 注記: DVD ムービーやゲーム ディスクといった種類のディスクは、コピーが防止されているため に、DVD ドライブや CD ドライブを共有しても使用できない場合があります。 オプティカル ドライブを共有するには、以下の操作を行います。 1.
7 セキュリティ コンピューターの保護 コンピューターのセキュリティは、情報の機密性、整合性、および可用性を保つために重要です。※ Windows オペレーティング システム、Windows 以外のコンピューター セットアップ ユーティリ ティ(BIOS)、およびその他の他社製ソフトウェアによって提供される標準のセキュリティ機能で、 ウィルス、ワーム、およびその他の種類の悪質なコードなどのさまざまなリスクから個人設定とデー タを保護できます。 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱い や盗難を完全に防ぐものではありません。 注記: コンピューターを修理などのためにサポートあてに送付する場合は、機密性の高いファイル のバックアップと削除、およびすべてのパスワード設定の削除を事前に行ってください。 注記: この章に記載されている一部の機能は、お使いのコンピューターでは使用できない場合があ ります。 注記: お使いのコンピューターでは、オンライン セキュリティ ベースの追跡および復元サービス である[CompuTrace]がサポートされています(一部の地域のみ
コンピューターでの危険性 セキュリティ機能 [Computer Setup](f10)への不正なアクセス [Computer Setup]の BIOS administrator password* ハードドライブのデータへの不正なアクセス [Computer Setup]の DriveLock(ドライブロック)パスワー ド* オプティカル ドライブ、フロッピーディスク ドライブ、ま たは内蔵ネットワーク アダプターからの不正な起動 [Computer Setup]の[Boot options](ブート オプション)機 能* Windows ユーザー アカウントへの不正なアクセス ※Windows ユーザー パスワード データへの不正なアクセス ● ファイアウォール ソフトウェア ● Windows Update ● Drive Encryption for HP ProtectTools [Computer Setup]設定などのシステム識別情報への不正なア クセス [Computer Setup]の BIOS administrator password* コンピュー
パスワードを作成したり保存したりするときは、以下のヒントを参考にしてください。 ● パスワードを作成するときは、プログラムの要件に従う ● パスワードを書き留めておき、コンピューターから離れた他人の目にふれない安全な場所に保管 する ● パスワードをコンピューター上のファイルに保存しない 以下の表で、一般に使用されるパスワードとそれぞれの機能について説明します。 Windows でのパスワードの設定 パスワード 機能 管理者パスワード* Windows の管理者レベルのアカウントへのアクセスを保護 します 注記: このパスワードは、[Computer Setup]のデータへの アクセスには使用できません ユーザー パスワード* Windows ユーザー アカウントへのアクセスを保護します *Windows の管理者パスワードまたは Windows のユーザー パスワードの設定については、[スタート]→[ヘルプとサポー ト]の順に選択してください [Computer Setup]でのパスワードの設定 パスワード 機能 BIOS administrator password(BIO
BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)の管理 パスワードを設定、変更、および削除するには、以下の操作を行います。 新しい BIOS administrator password の設定 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu] というメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→[Setup BIOS Administrator Password](BIOS 管理者パスワードの設定)の順に選択し、enter キーを押し ます。 4. メッセージが表示されたら、パスワードを入力します。 5. メッセージが表示されたら、確認のために新しいパスワードを再度入力します。 6.
3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→[Change Password](パスワードの変更)の順に選択し、enter キーを押します。 4. メッセージが表示されたら、現在のパスワードを入力します。 5. 新しいパスワードを入力するように要求されたら、フィールドを空欄のままにして enter キーを 押します。 6. 警告メッセージが表示されます。操作を続ける場合は、[Yes](はい)を選択します。 7. 再度、新しいパスワードを入力するように要求されたら、フィールドを空欄のままにして、enter キーを押します。 8.
BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)の入力 [BIOS administrator password]の入力画面で自分のパスワードを入力し(パスワード設定と同じ キーを使用) 、enter キーを押します。3 回続けて間違えて入力した場合は、コンピューターを再起動 して入力しなおす必要があります。 ※DriveLock パスワードの管理 ※[Computer Setup]で DriveLock パスワードを設定、変更、または削除するには、以下の操作を行い ます。 1. コンピューターを起動し、画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]というメッセージ が表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ※ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→ [DriveLock Password](DriveLock パスワード)の順に選択し、画面に表示される説明に沿っ て操作します。 4.
5. 警告メッセージが表示されます。操作を続ける場合は、[Yes](はい)を選択します。 6. 変更を保存して[Computer Setup]を終了するには、画面の左下隅にある[Save](保存)アイコ ンをクリックしてから画面に表示される説明に沿って操作します。 または 矢印キーを使用して[File](ファイル)→[Save Changes and Exit](変更を保存して終了) の順に選択し、enter キーを押します。 自動 DriveLock による保護の解除 [Computer Setup]で DriveLock による保護を解除するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu] というメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
指紋認証システムの使用(一部のモデルのみ) 一部のモデルのコンピューターでは、内蔵の指紋認証システムを使用できます。※指紋認証システム を使用するには、コンピューターでユーザー アカウントおよび Windows パスワードをセットアップ する必要があります。このアカウントを使用すると、登録した指を滑らせることによってコンピュー ターにログオンできます。また、指紋認証システムを使用して、ログオンが必要な Web サイトや他 のプログラムのパスワード フィールドにパスワードを入力できます。※手順については、[HP ProtectTools]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 指紋 ID を作成すると、シングルサインオン サービスをセットアップできます。シングルサインオン サービスを利用して、ユーザー名とパスワードが必要なすべてのアプリケーション用の資格情報を指 紋認証システムで作成できます。 ※お使いのコンピューターの指紋認証システムの位置については、「コンピューターの概要」を参照 してください。 62 第 7 章 セキュリティ
インターネット セキュリティ ソフトウェアの使用 ※コンピューターで電子メールを使用するとき、またはネットワークやインターネットにアクセスす るときは、コンピューターがコンピューター ウィルス、スパイウェア、およびその他の悪意ある攻 撃の危険にさらされるおそれがあります。それらが原因となって、オペレーティング システム、プ ログラム、ユーティリティなどが使用できなくなったり、正常に動作しなくなったりすることがあり ます。 ウィルス対策ソフトウェアの使用 ウィルス対策ソフトウェアを使用すれば、ほとんどのウィルスを検出および駆除することができ、通 常はウィルスの被害にあった箇所を修復できます。新しく発見されたウィルスからコンピューター を保護するには、ウィルス対策ソフトウェアを最新の状態にしておく必要があります。 ※[Microsoft Security Essentials®]などのウィルス対策ソフトウェアがコンピューターにプリインス トールされている場合があります。※このソフトウェアは通知を表示せずバックグラウンドで効率 的に実行されるため、作業が中断されたり、ソフトウェアのアップグレード通知が表示されたり
緊急セキュリティ アップデートのインストール 注意: Microsoft®社は、緊急アップデートに関する通知を配信しています。お使いのコンピューター をセキュリティの侵害やコンピューター ウィルスから保護するため、通知があった場合はすぐに Microsoft 社からのすべてのオンライン緊急アップデートをインストールしてください。 オペレーティング システムやその他のソフトウェアに対するアップデートが、コンピューターの工 場出荷後にリリースされている可能性があります。すべての使用可能なアップデートが確実にコン ピューターにインストールされているようにするには、以下の操作を行います。 ● コンピューターのセットアップが完了したら、できる限りすぐに[Windows Update]を実行しま す。 ● [Windows Update]は毎月実行してください。 ● Windows およびその他の Microsoft 社のプログラムのアップデートがリリースされるたびに、 Microsoft 社の Web サイトおよび[ヘルプとサポート]のアップデート リンクから入手します。 [HP ProtectTools
別売のセキュリティ ロック ケーブルの接続 65
8 メンテナンス コンピューターの清掃 清掃用の製品 お使いのコンピューターを安全に清掃および消毒するには、以下の製品を使用します。 ● 濃度が 0.
ディスプレイの清掃 ディスプレイは、ノンアルコールのメガネ用洗剤で湿らせた柔らかい布でやさしく拭いてください。 ディスプレイを閉じる前に、ディスプレイが乾いていることを確認してください。 側面とカバーの清掃 側面とカバーを清掃および消毒するには、上記のどれかの洗浄液で湿らせた、柔らかいマイクロファ イバーのクロスまたはセーム皮を使用するか、条件に合った使い捨て除菌シートを使用してくださ い。 注意: タッチパッドやキーボードを清掃する場合は、キーとキーの間に洗剤などの液体が垂れない ようにしてください。これによって、内部のコンポーネントに回復できない損傷を与える可能性があ ります。 注記: コンピューターのカバーを清掃する場合は、ごみやほこりを除去するため、円を描くように 拭いてください。 ● タッチパッドとキーボードを清掃および消毒するには、上記のどれかの洗浄液で湿らせた、柔ら かいマイクロファイバーのクロスまたはセーム皮を使用するか、条件に合った使い捨て除菌シー トを使用してください。 ● キーが固まらないようにするため、また、キーボードからごみや糸くず、細かいほこりを取り除 くには、圧縮空気が入
プログラムおよびドライバーの更新 プログラムおよびドライバーを定期的に最新バージョンへ更新することをおすすめします。日本で のサポートについては、http://www8.hp.com/jp/ja/contact-hp/contact.html にアクセスしてください。 日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.com/country/us/en/ wwcontact_us.
[HP SoftPaq Download Manager](HP SoftPaq ダウン ロード マネージャー)の使用 [HP SoftPaq Download Manager](HP SDM)は、SoftPaq 番号がわからない場合でも HP 製ビジネ ス向けコンピューターの SoftPaq 情報にすばやくアクセスできるツールです。このツールを使用す ると、SoftPaq の検索、ダウンロード、および展開を簡単に実行できます。 [HP SoftPaq Download Manager]は、コンピューターのモデルや SoftPaq の情報を含む公開データ ベース ファイルを、HP の FTP サイトから読み込み、ダウンロードすることによって動作します。 [HP SoftPaq Download Manager]を使用すると、コンピューターのモデルを 1 つ以上指定し、利用可 能な SoftPaq を調べてダウンロードできます。 [HP SoftPaq Download Manager]は HP の FTP サイトをチェックし、データベースおよびソフト ウェアの更新がないかどうかを確認します。更新が見つかると、
7. SoftPaq の選択内容およびインターネットの接続速度によってはダウンロード処理に時間がか かることがあるため、ダウンロードする SoftPaq の数が多い場合は、利用可能な SoftPaq の一覧 から SoftPaq を選択して、[Download Only](ダウンロードのみ)をクリックします。 ダウンロードする SoftPaq が 1 つまたは 2 つのみで、高速のインターネット接続を使用している 場合は、[Download & Unpack](ダウンロードしてパッケージを展開)をクリックします。 8.
9 [Computer Setup](BIOS)および詳細な システム診断 [Computer Setup]の使用 BIOS(Basic Input/Output System)とも呼ばれる[Computer Setup]は、システム上のすべての入出 力デバイス(ディスク ドライブ、ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンターなど)間で行わ れる通信を制御します。[Computer Setup]を使用すると、取り付けるデバイスの種類、コンピュー ターの起動順序、およびシステム メモリと拡張メモリの容量を設定できます。 注記: [Computer Setup]で設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってください。設定を誤ると、 コンピューターが正しく動作しなくなる可能性があります。 [Computer Setup]の開始 注記: [Computer Setup]では、USB レガシー サポート機能が有効な場合にのみ、USB コネクタに 接続された外付けキーボードまたはマウスを使用できます。 [Computer Setup]を開始するには、以下の操作を行います。 1.
注記: [Computer Setup]で項目間を移動したり項目を選択したりするには、ポインティング デバイス(タッチパッド、ポイント スティック、または USB マウス)またはキーボードを使用 します。 2.
BIOS の更新 ※以下の項目では、BIOS の各種の更新方法について説明します。 ※BIOS を更新するための SoftPaq のダウンロード ※HP の Web サイトでは、多くの BIOS アップデートが「SoftPaq」という圧縮ファイル形式で提供 されています。 ※HP の Web サイトから BIOS アップデートをインストールするには、以下の操作を行います。 1. ※HP の Web サイトから SoftPaq をダウンロードします。 2. ※[Run](♦実行♦)をクリックし、画面の説明に沿って操作して BIOS を更新します。 注記: 一部のダウンロード パッケージには、そのパッケージのインストールやトラブルの解決方 法に関する情報が記載された Readme.txt ファイルが含まれます。 ※SoftPaq を使用した、ブート可能な USB フラッシュ ドライブの作成 1. HP の Web サイトから SoftPaq をダウンロードします。 2.
7. ※f2 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 8. ※メニューの[BIOS Management](♦BIOS の管理♦)をクリックして、[Update BIOS](♦BIOS の更新♦)を選択します。 ※f10 のセットアップ機能を使用した BIOS の更新 1. HP の Web サイトから SoftPaq をダウンロードします。 注記: UEFI システム診断がコンピューター(または USB フラッシュ ドライブ)にインストー ルされていることを確認します。 2. [Run](♦実行♦)をクリックし、[Update/USB bootable](♦更新/USB 起動可能♦)ダイアログ ボックスの[Cancel](キャンセル)をクリックします。 3. c:\swsetup にある、SoftPaq 番号に対応するフォルダーに移動します。 4. ROMpaq フォルダー内で.bin ファイル(68CDD.
BIOS アップデートのダウンロード 注意: コンピューターの損傷やインストールの失敗を防ぐため、BIOS アップデートのダウンロー ドおよびインストールを実行するときは必ず、AC アダプターを使用した信頼性の高い外部電源にコ ンピューターを接続してください。コンピューターがバッテリ電源で動作しているとき、別売のドッ キング デバイスに接続されているとき、または別売の電源に接続されているときは、BIOS アップ デートをダウンロードまたはインストールしないでください。ダウンロードおよびインストール時 は、以下の点に注意してください。 電源コンセントからコンピューターの電源コードを抜いて外部からの電源供給を遮断することはお やめください。 コンピューターをシャットダウンしたり、スリープやハイバネーションを開始したりしないでくださ い。 コンピューター、ケーブル、またはコードの挿入、取り外し、接続、または切断を行わないでくださ い。 1. [スタート]→[ヘルプとサポート]→[メンテナンス]の順に選択します。 2.
BIOS セットアップ メニュー このセクションの表に、BIOS セットアップのメニュー オプションの概要を示します。 [Main](メイン)メニュー 選択 設定内容 System Information(システム情報) ● システム時刻および日付を表示したり変更したりしま す ● ※コンピューターの識別情報を表示します ● プロセッサ、メモリ サイズ、およびシステム BIOS の 仕様情報を表示します [Security](セキュリティ)メニュー 選択 設定内容 Administrator password(管理者パスワード) セットアップ ユーティリティへのアクセスを制御します Power-on password(電源投入時パスワード) ※コンピューターへのアクセスを制御します TPM Status(TPM ステータス) ※無効および有効にします(一部のモデルのみ) TPM Operation(TPM 操作) ※操作を選択せず、TPM ステータスを表示します(一部のモ デルのみ) [Diagnostics](診断)メニュー 選択 設定内容 Primary Har
イブ表面、バッテリ(およびバッテリ調整) 、ビデオ メモリ、および無線 LAN モジュールの状 態をより包括的にテストします。 ● Hard disk test(ハードドライブ テスト):このテストでは、ハードドライブの物理的な状態を 分析してから、ハードドライブの全セクターにあるすべてのデータを確認します。損傷したセク ターが発見されると、データを問題のないセクターに移動しようと試みます。 ● Memory test(メモリ テスト) :このテストでは、メモリ モジュールの物理的な状態を分析しま す。エラーが報告された場合は、メモリ モジュールをすぐに交換してください。 ● Battery test(バッテリ テスト) :このテストでは、バッテリの状態を分析し、必要に応じてバッ テリ ゲージを調整します。※バッテリ テストが不合格になった場合は、サポート窓口に問題を 伝え、交換用バッテリを購入してください。 [Advanced System Diagnostics](詳細なシステム診断)ウィンドウでは、システム情報およびエラー ログを確認できます。 詳細なシステム診断を開始するには、以下の操作を
10 マルチブート ブート デバイスの順序について お使いのコンピューターを起動するとき、システムは有効なブート デバイスからブートします。マ ルチブート ユーティリティ(初期設定の状態で有効に設定されています)を使用すると、コンピュー ターの起動時にデバイスを選択する順序を制御できます。ブート デバイスには、オプティカル ドラ イブ、フロッピーディスク ドライブ、ネットワーク インターフェイス カード(NIC) 、ハードドラ イブ、USB ドライブなどを含めることができます。ブート デバイスには、コンピューターの起動や 適切な動作に必要となる、ブート可能なメディアやファイルが含まれます。 注記: 一部のブート デバイスは、ブート順序に含める前に[Computer Setup]で有効に設定してお く必要があります。 工場出荷時の設定では、コンピューターは、有効なブート デバイスおよびドライブ ベイを以下のよ うな順序で検索してブート デバイスを選択します。 注記: ブート デバイスおよびドライブ ベイの一部は、お使いのコンピューターでサポートされて いない場合があります。 ● コンピューター本体のアップグ
[Computer Setup]でのブート デバイスの有効化 USB デバイスまたは NIC デバイスからブートするには、あらかじめ[Computer Setup]でデバイスを 有効にしておく必要があります。 [Computer Setup]を開始し、USB デバイスまたは NIC デバイスをブート デバイスとして有効にする には、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu] というメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
ブート順序の変更に関する注意 ブート順序を変更する場合は、以下の点に注意してください。 ● ブート順序を変更した後でコンピューターを再起動すると、コンピューターは新しいブート順序 で起動されます。 ● 複数の種類のブート デバイスがある場合、同じ種類のブート デバイスでは、最初のデバイスか らのみブートが試みられます(オプティカル ドライブは除く) 。たとえば、ハードドライブが取 り付けられている別売のドッキング デバイス(一部のモデルのみ)がコンピューターに接続さ れている場合、このハードドライブは「USB ハードドライブ」としてブート順序に表示されま す。システムがこの USB ハードドライブのブートを試みて失敗した場合、ハードドライブ ベイ のハードドライブからのブートは試みられません。代わりに、ブート順序内で次の種類のデバイ スからのブートが試みられます。ただし、オプティカル ドライブが 2 つあり、メディアが挿入 されていないかメディアが挿入されていてもそれがブート ディスクでないために最初のオプ ティカル ドライブからブートされない場合は、2 番目のオプティカル ドライブからのブートが 試み
3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Legacy Boot Order](レガシー ブート 順序)の一覧を選択し、enter キーを押します。 4. デバイスのブート順序を上げるには、ポインティング デバイスを使用して上向き矢印をクリッ クするか、+キーを押します。 または デバイスのブート順序を下げるには、ポインティング デバイスを使用して下向き矢印をクリッ クするか、-キーを押します。 5. 変更を保存して[Computer Setup]を終了するには、画面の左下隅にある[Save](保存)アイコ ンをクリックしてから画面に表示される説明に沿って操作します。 または 矢印キーを使用して[File](ファイル)→[Save Changes and Exit](変更を保存して終了) の順に選択し、enter キーを押します。 変更した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 f9 キーの画面を使用したブート デバイスの動的な選択 現在の起動でブート デバイスを動的に選択するには、以下の操作を行います。 1.
4. [MultiBoot Express Popup Delay (Sec)](Multiboot Express ポップアップの遅延(秒)) フィールドで、現在のマルチブート設定が使用される前に起動場所メニューが表示される時間を 秒単位で入力します(0 を選択すると、Express Boot 起動場所メニューは表示されません) 。 5.
A コンピューターの持ち運び コンピューターを持ち運んだり発送したりする必要がある場合は、装置を安全に保持するために以下 の点を参考にしてください。 ● お使いのコンピューターを持ち運んだり荷物として送ったりする場合は、以下の手順で準備を行 います。 ◦ 外付けドライブに情報をバックアップします。 ◦ ※すべてのディスク、およびすべての外付けメディア カード(デジタル カードなど)をコ ンピューターから取り外します。 注意: コンピューターやドライブの破損、または情報の損失を防ぐため、ドライブを運 搬、保管、または移動する前に、ドライブからメディアを取り出してください。 ◦ すべての外付けデバイスを、電源を切ってから取り外します。 ◦ ドライブ ベイからドライブを取り外す前に、ドライブからすべてのメディアを取り出して ください。 注意: ドライブの発送、保管、持ち運びなどを行う前に、この作業を実行してください。 これにより、コンピューターやドライブの損傷、または情報の損失を防止できます。 ◦ コンピューターをシャットダウンします。 ● 情報のバックアップを携帯します。バックアップは
● コンピューターまたはドライブを荷物として送る場合は、緩衝材で適切に梱包し、梱包箱の表面 に「コワレモノ―取り扱い注意」と明記してください。 ● コンピューターを持って国外に移動する場合は、以下のことを行ってください。 ◦ 行き先の国または地域のコンピューターに関する通関手続きを確認してください。 ◦ 滞在する国または地域に適応した電源コードを、滞在する国または地域の HP 製品販売店で 購入してください。電圧、周波数、およびプラグの構成は地域によって異なります。 警告! 感電、火災、および装置の損傷などを防ぐため、コンピューターを外部電源に接続 するときに、家電製品用に販売されている電圧コンバーターは使用しないでください。 84 付録 A コンピューターの持ち運び
B トラブルシューティング情報 ● ※ [ヘルプとサポート]から、Web サイトへのリンクやコンピューターに関する追加情報にアク セスできます。アクセスするには、[スタート]→[ヘルプとサポート]の順に選択します。 注記: 検査ツールおよび修復ツールには、使用するためにインターネットへの接続が必要にな るものもあります。HP では、インターネットに接続する必要がないツールも追加で提供してい ます。 ● ※サポート窓口に問い合わせます。日本でのサポートについては、http://www8.hp.com/jp/ja/ contact-hp/contact.html にアクセスしてください。日本以外の国や地域でのサポートについて は、http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
C 静電気対策 静電気の放電は、じゅうたんの上を歩いてから金属製のドアノブに触れたときなど、2 つのものが接 触したときに発生します。 人間の指など、導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなどのデバイスが損傷したり、 耐用年数が短くなったりすることがあります。静電気に弱い部品を取り扱う前に、以下で説明する方 法のどれかで身体にたまった静電気を放電してください。 ● 取り外しまたは取り付けの手順で、コンピューターから電源コードを取り外すように指示されて いる場合は、正しくアースしてから電源コードを取り外し、その後カバーを外すなどの作業を行 います。 ● 部品は、コンピューターに取り付ける直前まで静電気防止用のケースに入れておきます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。電子部品に触れる回数をなるべく少な くします。 ● 磁気を帯びていない道具を使用します。 ● 部品を取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電します。 ● 取り外した部品は、静電気防止用のケースに入れておきます。 ※静電気についての詳しい情報、または部品の取り外し
索引 記号/数字 1394 ケーブル、接続 41 1394 デバイス 接続 41 定義 39 取り外し 41 A AC アダプターのテスト 31 B BIOS アップデートのダウンロード 75 更新 73 バージョンの確認 74 Bluetooth デバイス 2, 9 C Computer Setup BIOS administrator password (BIOS 管理者パスワード) 58 DriveLock Password (DriveLock パスワード) 60 MultiBoot Express プロンプト の設定 81 移動および選択 71 工場出荷時設定の復元 72 ブート可能デバイスの有効化 79 ブート順序の設定 80 D DriveLock Password(DriveLock パ スワード) 説明 60 E eSATA ケーブル、接続 42 eSATA デバイス 接続 42 定義 41 取り外し 42 ExpressCard 設定 35 挿入 36 定義 35 取り出し 37 保護用カードの取り出し 36 F Face Recognition 16 G GPS 9 H HDMI オ
グラフィックス モード、切り替 え 32 あ アイコン ネットワーク 2 無線 2 い インターネット接続のセットアッ プ 5 う ウィルス対策ソフトウェア 63 お オーディオ機能 確認 15 オプティカル ディスク 挿入 51 取り出し 52 オプティカル ドライブ 44 オプティカル ドライブの共有 54 オペレーティング システムの制御 機能 4 温度 29 音量 キー 15 調整 15 ボタン 15 か 外部電源、使用 30 顔認識 55 書き込み可能メディア 22 拡張ポート 44 確認、オーディオ機能 15 完全なロー バッテリ状態 22, 28 管理者パスワード 57 き キー 音量 15 メディア 14 既存の無線ネットワーク、接続 5 緊急アップデート、ソフトウェア 64 く 空港のセキュリティ装置 47 88 索引 け ケーブル 1394 41 eSATA 42 USB 39 こ コネクタ HDMI 18 Intel 無線ディスプレイ 19 VGA 17 拡張 44 外付けモニター 17 ドッキング 45 コンピューター 清掃 66 手入れ 66 電源切断 21 持ち運び 2
電源スイッチ 21 電源プラン カスタマイズ 24 現在の表示 23 選択 23 電源ボタン 21 電源メーター 23 と 動画 16 ドッキング コネクタ 45 ドライブ オプティカル 44 使用 47 外付け 44 取り扱い 46 ハード 44 ブート順序 78 ドライブ メディア 22 トラブルシューティング情報 85 トレイ ローディング式オプティカ ル ドライブ 51 ね ネットワーク アイコン 2 ネットワーク ケーブル 接続 12 ネットワーク サービス ブート 79 は ハードドライブ HP 3D DriveGuard 48 外付け 44 ハードドライブ ランプ 48 ハイバネーション 開始 23 完全なロー バッテリ状態での 開始 28 終了 23 パスワード BIOS 管理者 58 DriveLock 60 管理者 57 ユーザー 57 バッテリ 温度 29 交換 29 充電残量の表示 27 処理 29 節電 28 放電 27 保管 29 ロー バッテリ状態 27 バッテリ電源 25 バッテリに関する情報、確認 25 ハブ 38 ふ ファイアウォール ソフトウェア 6, 63 ブート順序